転転転校(千秋楽・当日券ございます) 公演情報 転転転校(千秋楽・当日券ございます)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.6
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★

    転校の感覚がしっかり
    説明などに記載されているのとはちょっと違った感じでしたが、とてもビビッドな感覚が伝わってきました。

    ネタバレBOX

    そりゃ、子供にとって
    転校ってストレスだし、新しい環境になじむのも
    大人より大変なのだと思う。

    でも、同時に、
    子供なりに何とかしようと思ったり、
    さらには
    転校先の学校に馴染んでいく感覚もあって・・・。

    作品として、
    構成が若干ランダムすぎる印象はあるのです。
    コラージュされていく個々のシーンに
    重なりのムラやつながりのなさを感じる刹那もある。

    でも、ひとつずつのシーンがとても豊かでビビッド。
    親が前面に出て子供を導く感覚がまず強烈だし、
    動作を追いあい、
    戸惑いながらも次第に攻守を変えて追いかけていく表現に
    すっと心が通い合う感覚が生まれ、
    生活のルーティンを表現する時の座る方向に
    集団と個の感覚が鮮やかに浮かび上がる。

    ダイアログに縫い込められた
    いじめの肌触り、
    エチュード風の場面のそれぞれの表現が
    そのまま、まとまりと個性が混在する
    クラスの雰囲気を醸し出して・・・。

    笛の会話のどこかコミカルな感じもよい。
    おんぶから次第に連なっていくニュアンスも
    しっかりと伝わってくる・・・。

    それぞれのシーンの完成度が
    やがて、転校先の日々に溶け込んで・・・。
    だから、再びの転校に
    「慣れた」という言葉が
    すっと実感として観る側にも置かれるのです。

    身体表現がきちんとできる役者や
    演技に創意と精度をもって広がりを生み出す役者・・・、
    いろんな役者の個性が頑張っている感じも
    作品の品質をしっかりと支えて。

    挑むように観る作品ではないのに
    終わってみると、なにか残る。

    シャンル分けするのは難しいし
    好き嫌いは分かれるのでしょうけれど、
    個人的にはとても面白く感じたし
    作品に向かい合う側の想像力をかきたてるというか
    観る側でも膨らむものをがっつり持った
    表現たちであったと思います。

    ☆☆□★★★◎







  • 満足度★★★★

    コサキン的
    深く考えずに済む、あまり意味を追求しない作風で、楽しかったです。

  • 満足度★★★

    衣装が逆に映えて
    なつかしくもおもいだすあのころ

  • 満足度★★★

    けっこう楽しむ
    転校に関するスケッチ集と言おうかエチュード集と言おうか。
    「観てきた!」での異例の☆の少なさに戦きつつ観たが、表現の面白いものや元ネタを知っていたものなどを筆頭にけっこう楽しむ。
    が、変更や追加などあったそうで、逆に不評だった版を恐いもの見たさで観てみたいような気も…(爆)

  • 満足度★★★

    ネット評は演劇作品を殺す。
    ここでの皆さんの感想を読んで、どんなにヒドイのだろうかと恐る恐る観に行ったのですが...。
    ん???そこまではヒドくないぞと。

    ネタバレBOX

    導入部が東京デスロックの「LOVE」っぽ過ぎて、
    逆にそっちの方が気になった感はあり。
    転校にまつわるそれぞれのシーンの演出は、
    アイデアに溢れていてとても面白いのだけれど、
    全体的な構成の甘さ&ラストのカタルシスの欠如が
    酷評が続いた要因だったのかなと。
    ま、最近ココの劇評は、裏読みがマストになっているので、
    なんじゃないですが。
  • 満足度★★★

    ジャンルが難しい
    予想外の内容でした。芝居ともダンス的なとも取れず、ジャンルが難しいです(笑)
    まあ、実験的な舞台かな。
    オイラは面白かったです。ただ、この内容だと今回の上演時間の60分が限界かな。

  • 満足度★★★

    ちょっと…
    期待し過ぎたかな。

  • 満足度★★★

    退屈はしなかった
    もっと観客を突き放した芝居を想像していたが、全くそんな事はなかった。
    開演前に照明である事をアピールする山岡さんからすでにネタフリだったんだよね?
    って誰に聞いてるんだろう。
    その気になれば観客に受け入れられるものはたやすく創れるんじゃないかな、
    田川啓介という人は。
    そして、黒木絵美花さんはやはりいい。

  • 満足度★★

    で、何?!
    転校にまつわる事柄が淡々と演じられました。

    ネタバレBOX

    お父さんの転勤で子供は転校する。転校は辛い。でもすぐ慣れる、忘れる。
    新しいところではまず挨拶、そして身体的ものまねや音楽によるコミュニケーションによって親しくなる。
    学級委員は嫌われたりいじめに遭っている人に転校を勧める(こともある)。嫌われたと思っていない人は転校せず、心配してもらって感動する。学級委員はそんな態度にいらつく。嫌われたと思っていない人は相手をいらつかせたことに反省する。学級委員はさらにいらつく。
    友達付き合いもあまりにべたべたされると疲れる。
    転校してきた子供はまた父親の転勤で転校する。残った子は悲しむがすぐ慣れる。

    これをダンスパフォーマンスという程でもなく、淡々と演じていました。60分で良かったと思います。

    最初、転校する子供の上着のファスナーとネックレスが床に擦れて少し嫌な音がしました。気を付けてほしいですね。ところで、子供がネックレス…も何だろね?!
  • 満足度

    意図が分かりませんでした。
    事前情報がほとんどなく、謎が多かったのですが、観ても謎のまま終わってしまいました…。
    タイトルの通り、転校生の話でしたが、物語としての一貫性はなく、身体表現(いわゆるダンスではないです)の比重が高い作品でした。

    椅子などの小道具もない完全な素舞台の中、音楽もなく話の展開もないストイックな時間が淡々と続き、ちゃんと見聞きしているのに意識が朦朧とした状態になってしまいました。

    ソクーロフ監督の映画『静かなる一頁』を思わせる、絶えず微かに聞こえる水の流れる音(建物の配管を流れる音でしょうか?)が、幻想的な雰囲気を醸し出していて、皮肉にもこの舞台の中の要素で一番良かったです。

    客に媚びない姿勢には好感を持ちましたが、それならばもっと唖然とさせてくれる突き放した表現を見せて欲しかったです。

  • 満足度

    個人的に・・・
    個人的にはまったく好まない作品だった。

    ネタバレBOX

    10分遅刻して入ってしまい、申し訳なかったです。

    期待して見に行っただけあって、なんだろう・・・
    このかたすかし・・・
    わけがわからなかった。
    私が遅刻したせいかと思いきや、他の見ましたさんも同様の感想のようですので遅刻のせいではなかったようです。

    私はリコーダー吹いてるあたりから入りました。

    なによりも、芝居を見せられている気がしない。
    全く、引き込まれない。
    途中、自分の次やる芝居のこととか、就活のこととか余計なこと考えちゃうくらい。
    集中していなかったわけではないんだけど、にしても客に見せているという感じが全くしない。

    それは客席と舞台の遠さ、(せっかく広いのに後ろばっかり使ってるし、)
    役者の顔が見えな過ぎる。(これは演出なのかもしれないけど)

    のが原因かと。

    あと、本当に個人的に女の子ばかり出る劇はつまらないね。
    女の子が主役だったり、多数女の子がいるのは良いんだけど、(私も女だしね)
    やっぱり私は男の子特有の男らしさ・力強さ・パワーみたいなんが一人や二人いて欲しい。(一人男の子いたんだけどさ)女の子ばっかりの「キャーキャー」女子高みたいなのはつまらない。

    田川さんの作品2回目で、前回は脚本に惚れこんだだけあって、ざんねんです。
    どっかの演劇のまねごとみたいでした。

    次回に期待!!
  • 満足度

    残念
    いわゆる実験作なのでしょうか、入り込めませんでした。1シーンを除いて、楽しむこともできませんでした。残念。

  • セリフがわからない
    セリフを聞きたいのに、それが伝わってこなかったのがとても残念でした。

  • 同調しすぎるティーンエイジャー。
    個人的な意見や感情がひとつの巨大な『わたしたちの気持ち』として集約された日常によって浸食されていく私という固体。集団における絶対的な歪みや不穏さに対して疑問を持たず、馴染み、正当化し、またスルーできるか?みたいな賭け事は、学校という場所が外的要因の多くを占め、まるでこの世のすべてであるかのように認識せざるを得ないある特定の時期を通過した大人ならば少なからず当時と重ねて観ることができるような類の光景が断片的に提示されるが、それによって胸に熱いものがこみ上げてきたり感傷的になったりするようなことはなく、ひたすら行動原理を追っていくミニマルな状態が続いた。
    それに反して登場人物たちのあっけらかーんとした妙にファンキーな振る舞いだったり、残酷なまでにポップな台詞だったりに時折クスリとすることはあったのだけれど、それが作品のバランスを若干崩してしまったような気もした。
    とはいえ、事あるごとに集団と個を使い分け、更に共感、傍観、客観的立ち位置までをも活用することは、大人の階段を上るためのトレーニングであると同時に、人間の本質は悪だ!という認識を擦り込んでいるようでなんだかおかしかった。
    ティーン特有繊細な心の揺れやエモーショナルな何かを期待していくと肩透かしを喰らう恐れがあるが、私を含め感情移入をすることに疑問を感じているようなひとには何となく腑に落ちる点が見つかるかもしれない。

  • 20101028
    。・`ω´・)ノ しゅーるでしたっ

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