エゴ・サーチ 公演情報 エゴ・サーチ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★★

    初 虚構の劇団
    そういえば、これも観たな。書き忘れ。

    久しぶりの鴻上尚史作品。
    1つ前はもしかしたら10年以上前かも。

    エゴ・サーチって言葉知らなかった。
    まさか自分を検索することとは。

    さすが鴻上さんの脚本はすばらしかった!
    見応えありました!

  • 満足度★★★★★

    お気に入り「虚構の劇団」の第5回公演。ITと、幽霊と、妖精を合わせた話は本劇団の十八番。
    「エゴ・サーチ」とはネットで自分をググることらしい。
    私は同姓同名が3,4人おられました。
    以上。
    …なんかさびしい。

    今は、就職のとき人事担当者は、まず採用者の名前でネットで検索するという。
    劇中にあるように、もしかしたら自分の名を騙ったブログやプロフィールがアップされているかもしれない。
    そうならないように、自分から情報を積極的にリーク、いや公開してコントロールする時代だという。

    物語は、自分と同じプロフィールを持つもう一人の自分のブログを発見した、書けない新人小説家の話。
    そして、彼の書く、沖縄の離島を訪れた若い女性と、木の妖精キジムナーの小説、
    売れない街頭ミュージシャンと、その売り込みを請け負ったIT企業「エゴ・サーチ」の戦略、
    事故現場に新しい花束を片っぱしから供えてまわっている謎の若い男などの話が並行して描かれ、
    終盤で一気に収束する展開。

    お気に入り「虚構の劇団」の第5回公演。
    より安定し、全員が活躍した、楽しい作品でした。
    鴻上さんは、IT、ネット系の新ネタに詳しくて、
    ITと、幽霊と、妖精を合わせた話は本劇団の十八番。
    とにかく話が面白く、役者と各キャラクターが明確に立っているのが魅力です。
    過去の作品「グローブジャングル」とかとのリンクもあったりするのがファンには嬉しい。

    インターネット、IT最先端を題材に、しかし、語られる
    テーマは、魂だ。
    「魂は永遠ではない。
    すべての人の記憶から消えたとき、魂もなくなる。
    逆に誰かが思い続ければ魂は不滅だ。」

  • 満足度★★★★★

    吸い込まれるような
    舞台上のエネルギーにあふれていました。
    笑って泣いて。
    この作品を創って頂いて、ありがとうと言いたいです。

    ネタバレBOX

    大久保綾乃さんがますます素敵。
  • 満足度★★★★★

    今回もよかった
    この劇団を見るのが2回目であったが、やはりよかった。これは鴻上尚史さんの脚本、演出がいいのは無論であるが、役者一人ひとりが力があり実力を全快しているせいもあると思う。大久保綾乃さんは特に光って見えた。

  • 満足度★★★★★

    圧倒的でした。
    鴻上さんの演出力、役者さん全員の演劇力。この輝かしい生命力に目を見開いて凝視しているうちにあっという間に幕が下りてしまう。あまりに凄い舞台なので初日千秋楽含めて6回観てしまいました。私が今までに観た中で最高の演劇です。沢山の幸せをいただけて、感謝。

  • 満足度★★★★

    鴻上
    夜の部観賞

    フライヤーで観た時にはシリアスなのかと
    思ってましたが
    ところがどっこいですね。

    バランス取れてて面白いです。
    このレベルをもっと観ていたいですね。

  • 満足度★★★★

    活気にあふれた好作品
    とにかく役者が騒ぐ、動く、そして笑わせる!!!!!
    ホントは事前のチラシとか見てて、もっと深刻な話なのかな?と
    思っていたけど、結構アッパーで若々しくて楽しかった!!!!
    それでいて、最後はしんみりさせられる良く出来たお話でした。

    しかし、 小野川晶の笑いのとりにいきっぷりは凄かったね。
    相当舞台の雰囲気を明るくすることに貢献してたと感じます。

    ネタバレBOX

    話は面白かったけど、タイトルの「エゴ・サーチ」、あんま本筋に
    関係なかったかも。。 二つの話を強引につなげた感があって
    序盤~中盤までごちゃごちゃしてて理解がちょい大変でした。
    ギジムナーの登場も少し無理あったし。。。 複雑過ぎ?
    そこまで入り組んだ構造にする理由がよく分かんなかった。

    これだったら、最初から舞台沖縄方面にして、「男女○人夏物語」
    みたいにした方が合ってると思うけど、そんな単純なのは
    やりたくなかったのかな?

    ↑で色々言っちゃったけどそれを遥かに上回って舞台の雰囲気が面白い!!!
    稽古の場で出たアドリブやアイデアがそのまま本番に
    採用されたのでは? と思えるような動きや台詞もふんだんにあって
    かなり良い意味で「勢い」がありました。

    つーか、あの、路上で一杯いそうなバンド「骨なしチキン」の、

    フル・オブ・フラワー(後半「レインボー」に変わる)~♪

    の歌が頭から離れない(笑) というか、あの歌、何気に結構良曲だと
    思うんだけど、他の人はどうなんだろう?

    緩急付いた、明るい雰囲気の劇が好きな人にはお勧めですね。

    小野川晶も超楽しかったけど、大久保綾乃の、「スターウオーズ6本
    ぶっ通しで観て~」の件は、なんかツボにはまって笑ってしまった。
    そういうことありますねー。

    というわけで、次回作は近未来ドタバタSFコメディ(歌踊りあり)を希望!!
  • 満足度★★★★

    ストーリーの収束が巧み
    笑いをまぶしつつ、観客を飽きさせない演出は、やはりうまい。

    役者たちは若々しく、その勢いに溢れていた。

    ネタバレBOX

    いくつかのストーリーが並列し、それが1本に収束していくのだろう、ということは、観客の誰もが予測しているはずだが、それを「気持ち上回る展開」にしていく様は「さすがっ!」と声が出るほど。

    特に、小説の主人公だったはずの女性が、その著者の前に現れるところにそれを感じた。
    女性が現れる、その前提に、ガシュマルの木の妖精が出てくるという「作り話」的な部分があるので、女性の登場は、小説からキャラクターが現実に染み出してきたのだと、観客は受け取るのだが、実はそうではなく、それを逆手にとるあたりは巧みだ。そして、その女性が結局何であったのか、のあたりまでの展開もうまい。

    全編、各エピソードにそんな仕掛けがあり、そこに細かい伏線が張ってありつつ、それを細かく拾っていくのは見事。

    インターネットについては、特別、新しい視点はないものの、物語への取り入れ方や、twitter、mixi、2ch、youtube、 Ustreamなどにも軽く触れていくセンスもいい。

    役者は、全体的に若々しく、元気が溢れていた、というより、溢れすぎていて、一本調子になりがちだったような気もする。
    ただ、その初々しさはとてもいい。

    演出は、観客を飽きさせない術をよく知っているだけに、折り返しのところで、無理矢理のダンスを入れたり、客席の通路を役者が通ったり、客いじりがあったりと、まったく飽きさせることはなかった(少々ベタな感じもあるが・笑)。

    そして、いいタイミングで笑いも入る。


    当パンに挟み込まれていた鴻上さん手書きのコピーのようなプリントの内容は、センチメンタリズムに溢れていて、舞台でのイメージをちょっとだけ、さらにプラスした。
  • 満足度★★★

    さすが!
    初の鴻上作品。面白かった~!
    作品、演出の力を感じた。
    関連の無いいくつかのテーマを上手く纏め上げているなと思った。
    「そっち~?」的に意表を突くところや、
    クライマックス、緊張感でギリギリまで張り詰めたところで
    ストンと脱力させるところなどお見事。

    ネタバレBOX

    ミステリーと思えばファンタジー。
    沖縄と東京と。
    ネットの怖さと三角関係の行方。
    緊張と思えば脱力。
    それぞれの決着のつけかた。

    広瀬の真意と田中実のエピソードが
    少々消化不良な気がするが
    後は伏線が綺麗に拾われていたと思う。
    「骨なしチキン」の脱力感は秀逸(笑)
  • 満足度★★★★

    予想外
    ずっと気になっておりようやく見ることができました、虚構の劇団。。
    はじめてみる役者さんたちの演技がフレッシュでした。

    ちょっとうっとおしいキャラがたくさん出てきて、ゴチャゴチャしており、それらがどうからんでくるのか。人の名前が覚えられなくて若干混乱しつつ、終盤のまさかの展開には久々に笑ってしまいました。
    鴻上さんの芝居でこういうのははじめてなので新鮮。まだキャラ立ちしていない?!役者さんたちの今後も楽しみなお話でした。

    ネタバレBOX

    いきなり踊りだしたりしてが微妙でしたが、終始暗い感じにならなかったのでその日の気分的にはよかったです(笑)

    屋上のシーンでいきなりガラッと空気が変わるのが予想外でびっくりして面白かったです。
    ふだんにも活かせそう。脱力系って悪くないなと思いました。
  • 満足度★★★

    初見
    作・演出の巧みさと、若さへのコントロールが目立った。
    結果、サスペンス性へのよろこびより、はつらつさへの親心が勝った。
    なんかそんな感じでした。
    次回もたぶん見る。

  • 満足度★★★★★

    油に乗ってきた虚構の劇団!
     鴻上尚史お得意の一見サスペンスドラマのように展開する素敵なファンタジー。 例によって会場は笑いに包まれながら、同時に大きく感動するというさすがの作り。初日から安心して公演を観ることが出来る。今回ヒロインの小野川晶がまるでコメディエンヌのように、ここまでやるのかというくらい笑わせてくれる。それでもしっかりとヒロインなのだから凄い。小野川晶フアンには見逃せない公演だ。

     今回、いつものメンバーがそれぞれ少しずついつもと違う役どころを演じている。それぞれの新しい面ば見れてそれも楽しみ。ともかく面白かった。

     虚構の劇団の役者陣がどんどん上手くなっていき、どんどん魅力的になっているところがとてもうれしい。

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