ジョセフ少年の告発(ご来場ありがとうございました!) 公演情報 ジョセフ少年の告発(ご来場ありがとうございました!)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.0
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  • 満足度★★

    「苦手かも」という予感が的中
    冒頭部分での「苦手かも」という予感が的中してしまい、相性が良くないというか感性が異なるというかで不覚にも時折意識を失う(爆)。
    物故ミュージシャンたちのシーンとか「M」の使い方(ミラーボールまで使うとは)など、個々のシーンに面白いものはあったのだけれども…

  • 満足度★★

    確かに恋と青春とロックンロール!の話ではあった。
    目がチカチカするほどカラフルな衣装や、突拍子もなくはじまるギャグに寸劇、生マイクを使って柱書きをナレーションするスタイルなどは何処となく昭和臭を漂わせ、おまけに往年のロックスター(に扮した)たちも登場するものだから、とっても賑やかな雰囲気で、概ねつかみはOK!なのだけれども、単発的な自己完結型のエピソードが多く、物語がうねり出さぬまま終息していったこと、単純に登場人物が多すぎたのか、上手いことさばき切れていない側面があり、全体的につかみどころのない作品になってしまったように思われるのが本当に惜しい。

    ネタバレBOX

    とある国の15歳の王子、ジョセフ少年は、尾崎豊『15の夜』に感化され夏休みのある日、幼馴染を誘ってバンドを結成する。メンバーは幼馴染のモンテスキュー少年とユキちゃん。モンテスキュー少年はギターを、ユキちゃんは鍵盤を担当するのが決まった。

    ジョセフ少年の「やっぱバイクは中免でしょ。」という鶴の一声で、盗んだバイクで走りだすべく(?)一同は自動車学校の門を叩くことになるのだが、3人はお金を持っていないため、自動車学校に通うお金を貸してもらえるよう、そこら中の自動車学校を尋ね歩く。

    ようやく、お金を貸してくれる自動車学校が見つかって、無事入校出来ることになった3人だったが、この自動車学校には脱税をしているらしるらしい校長先生や、人類のやさしさを発見したら博士、エスパー少女まみ、女優志望のビバリなどがおり、これらの珍妙な人々に3人は巻き込まれていくのがはなしの主。

    その中で往年のロックスターらが劇中劇として登場したり、モンテスキュー少年がユキちゃんを、ずっと好きだったとカミングアウトする話、自動車学校の先生のもとに届く脱税の通知書だと思われた面々は、実は郵便局員が国税局と恋文を交していたという話、エスパーまみが14歳の時にビートルズとセッションした話など、とりとめのないエピソードが挿入されるのだが、バンドをやりたい3人にしても、自動車学校の人々にしても、あまり他者に関心がないのだろうか自由奔放に振舞っていることがどうも気になってしまった。ましてやジョセフ少年の結成したバンド、結成しただけで活動してないし、持ち歌ゼロでやる気なさすぎだし。笑

    作品タイトルは、集団のなかで自分勝手に振舞う人間たちの傲慢さ、その本性を告発するものかと思ったのだが、ジョセフ少年はモンテスキュー少年が好きということをみんなの前で告白しただけで終了…。(それ、告発じゃないじゃん、みたいな。)

    私には正直言ってこの物語が何を求めていたのか、何を伝えたかったのか、イマイチよく理解できなかった。けれど好きなシーンはあった。それは、緊急招集されたロックの神さま、シド・ヴィシャス、フレディー・マーキュリー、カレン・カーペンター、ジョン・レノン、尾崎豊ら(に扮した)が登場し、we will rock youをうたう場面。
    そういえばあの時、神の子が見つかった!なんてセリフをフレディーが言っていたけど、ロックの神からのお告げによってロックに目覚めたジョセフ少年をもう少し丁寧に、描いて貰えたらよかったかな、とおもいました。たとえば、ロックに目覚めた少年は、たった一瞬にしてバンドを結成。尾崎ばりにバイクをふかすべく、まずは皮ジャン&皮パンのオーダーメイドを実母に要請。バイクに跨るに相応しい姿が整ったところで自動車教習所の門を叩く。だがそこは自動車教習所とは名ばかりの、ROCKの教習所(ロック=ギターの速弾き=速度=車。的な)であり、ジョセフ少年らはエスパーを駆使した珍妙な人々にROCKのイロハを伝授され、ロックの殿堂入りをめざすべく地獄の逃避行(修行)を敢行する・・・などの方法で。
    それからロックやりたいって動機を、モテたいとかスターになりたいとかそういうベタで不純な動機がプラスαあってもよかった気がしたのと、モンテスキュー少年は、名前からして哲学的な響きがあるのだから、それを生かして会話の端々にやたらと偉人の名言や格言を言うクセを作るのも手だったようにおもいます。たとえば、バントやろうぜってジョセフから誘われた時には「ロックはトモダチがいないヤツのための音楽なんだ。(←by甲本ヒロト)自分はビリーブマイセルフで行く。」と抗うなどして。

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