僕たちの失敗~もう誰も信じない…~ 公演情報 僕たちの失敗~もう誰も信じない…~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★

    笑った!
    おバカな内容だったけど、素直に笑えた。
    郵便局に押し入る強盗の話。
    フライヤーに惹かれて観劇したのだが、
    おバカな感じがフライヤーからのイメージどおり(笑)。
    公演から結構時間が経過したが、好みの作風だったのでいまだに記憶に残っている(笑)

  • 笑ったなぁ
    あの猫の目ったらない

  • 満足度★★

    あと一つ欠ける感が払拭できない
    局員3名の小さな郵便局に2人組のマヌケな強盗が押し入り、しかし通報されて退散しようとしたところに銃を持った新たな強盗が押し入って5人を人質に立てこもる…という状況のコメディ。
    既視感はありつつ面白い題材であり、いろいろ趣向を凝らしてよく出来てはいるのに、何かあと一つ(か二つ?)欠ける感が払拭できないのが惜しい。
    野球に喩えれば長打を含む毎回安打で満塁にもなるのに決定打が出ず残塁の山、結局両チーム無得点のまま時間切れ引き分け(←「完封負け」ではない)みたいな?
    個々の場面は面白いのに全体を通しての流れで見ると平板なまま終わってしまう感じなんだな。前夜に「緩急自在に進行し終盤で盛り上がった上にさらにそこから大噴火する」というお手本のような作品を観ているだけにその感ひとしお…。
    が、終演後にメンバーであった多田岳雄(本作には出演せず)の引退セレモニーがあり、そのユルさ、ヌルさが初めて観る身にとっても愉快(しかしあの SPEED は見苦しいか(爆))だったので、それも含めてそれなりに満足。
    ただ、開演が定刻よりも10分程度押すことはよくあることでそれ自体は問題ではないものの、開演前・終演後を通じて全くそのことに触れないのは頂けない。
    器の小さい身ゆえ「10分以上遅れたのに詫びどころか申し開きの一言すらナシかい」という気分を引きずりつつ観たのも前述の「不発感」の一因かも。

  • 満足度★★★★★

    大爆笑の連続!
    安心して見れる空気感。
    安定した笑いは力量を感じました。
    テレビで「コメディ」観るより楽しめたし、
    これぞ「舞台の笑い」と言う感じで良かったです!

  • 満足度★★★★

    笑えました思いっきり
    チラシ絵そのままのような懐かしいギャグ漫画を、
    リアルに演じきったところが素晴らしかった。
    まったくの、おふざけながらも。
    ちゃんと話に起承転結ついて、飽きることなく。
    一気に最後まで見せきった力強さありました。

    ネタバレBOX

    局長の突き抜けた、お馬鹿ぶりと。
    トオルさんのマイペースぶりが、際立っていましたね。
    インパクトありました。

    ただ席の手配は、しっかりしてほしかったかな。
  • 満足度★★★★

    おもしろかった
    フライヤーで目を惹かれて興味を持ったのが切っ掛けで、観に行きました。
    おもしろかった!
    ドタバタコメディではあるけれど、演出が凝っていて真面目に馬鹿らしくておもしろい。
    公演時間が1時間と短めで、あっさりと終わってしまいますが、そのあっさり感もいいのかなと思える内容でした。
    オレノグラフティさんの声が気になりました。
    喉を大切になさって下さい。
    メンバーが少なくなって今後どのように活動するのか気になりますが、豆本も面白かったし、次回公演も観に行きたいと思いました。

  • 満足度★★★★

    真剣におバカする律義さと誠実さ。
    ひとくせもふたくせもある非現実的で常識を逸脱している妙ちきりんな人びとのドタバタ強盗珍喜劇。
    フライヤーには本格お茶の間サスペンス!とありますが、実際には難しいことなど何も考えずに楽しめる単純明快なコメディ色の強いお話で、テレビドラマの2時間モノのサスペンステレビドラマにあるような凄惨な流血シーンなどもないので、どなたでも安心して楽しめます。
    笑いのツボってどうしても人それぞれなのですが、こちらの方々は笑いをとることに対して戸惑いがないように思えたので観ていて非常に清々しかったです。奇をてらったキャラクターが登場するだけでなく、それぞれの思惑が錯綜するエピソードが連なって、精神的にも肉体的にも追いつめられた極限状態にうっかり出ちゃう人間の業も妙でいざという時助けてくれなさそうな知人の顔が脳裏を掠めました。
    次回は是非、イヤホン解説にトライしてアナザーワールドに触れてみたいです。

    ネタバレBOX

    ATM、カウンター、保険&貯金のプレートなど本物と見間違えるほど現実感たっぷりにつくられたどこか、地方の郵便局内が舞台。導入部や暗転時の度に用いられるカントリーロック調の曲がやたらノスタルジックで・・・。

    10日前、トオル先輩に銀行強盗しようぜ、と誘われたひろしは犯行当日、開店10分前の郵便局内で待ち合わせる。お互い顔がバレないように工夫しよう。って話していたにも関わらずトオル先輩は何を思ったかキャッツ・アイ風の黒いレオタードに劇団四季ミュージカル、CATS風メイクで登場。ひろしは覆面マスクを用意しているのはいいものの家にある一番怖いモノを持ってきた、との事から鎖鎌をチョイス。これにはトオル先輩も驚きを隠せず「ドラクエ以外ではじめて見た。」と言われる始末。更にトオル先輩は郵便局に来るっていうので「一万円当たりますように!」なんてポストに懸賞はがきを出して願掛けし、ついでに携帯電話からTwitterに「はがき出したなう。」「ひろしと一緒なう。」なんてつぶやいちゃう。(ココ、後ろのプロジェクターにTwitterの画面出してやってもよかったんじゃないかな、なんて思った。)

    そうこうしているうちに郵便局は昨日と変わらない今日をはじめ、今日と変わらない明日が続いていく・・・。そんな風にコピ&ぺーストされた日々の素晴らしさを噛みしめながら仕事は至ってテキトーにこなすのがモットー。しかし今日は月末。この世に月末なんかなけりゃいいのに。チッなんて舌打ちする飯田局長は新人・宮田に自分の仕事を押しつけるけどアイドル的存在のゆかにはちゃん付けで呼び猫なで声を使う編愛上司。今日はアフター5に宮田の歓迎会を行う予定があるが、宮田は飯田局長を心底嫌っているため、テキトーな理由を作って断り、宮田抜きで宮田の歓迎会を飯田局長の家で行うことに。田所局長は宮田のことなんか本当はドーでもよくて、とにかくゆかと一緒に居られることが嬉しくてたまらない。というこのシチュエーション。車、出そうか?と普通に言えばいいものを車という単語を必ずや”俺のシルビア”と変換する飯田局長のウザさなんか特に。コレあるある、としみじみしていたところでひろしとトオル先輩の出番。
    トオル先輩は持参したスーパーマーケットのレジ袋にありったけ金を詰めるよう要求。トオル先輩の身なりにドン引きする郵便局員に
    「自由って怖いだろ!」との神発言も飛び出し、ここまではよかった。が、次の瞬間ピストルを持った金髪男が登場し、ひろしとトオル先輩はあっけなく被害者に降格。郵便局員同様、囚われ人となってしまったひろしとトオル先輩らは一致団結して郵便局内からの脱出を試みる。
    ここでごにょごにょとしたヒソヒソ話から、マイクを持ったライヴに変わり、トオル先輩はその長い爪先を空に振りかざした背後には満月が浮かびあがり、ゆかは金髪男の気を惹くために縄跳びをする演出が最高!

    しかし、程なくして宮田が警察に連絡したことがバレてしまい、全員携帯電話をぶっ壊される羽目に。

    そんな折、奇跡は起きる。腹を空かせた犯人は、「好物スペース犯人でググれ!」と警察に出前を要求したのだった。ひょっとして、出前を装った警察官が現場へやってきて助けてくれるのでは?と一同は踏み、喜びもしたがやってきたのはラーメン屋のジジイ、小川さん。この小川さんがいい味出してて、ラーメン持ってきたのはいいけど、汁を空で切るわ、長ネギ、大根は切らずにありのままの姿で持ってくるわ、5センチづつしか前進出来ないときてる愛すべきジジイ。で、田所局長は「汁だけでも大丈夫な子だから!」なんて言って床に零れた汁の恩恵を受けようと這いずりまわる…笑。

    呆れた金髪男は、ひとりづつ解放すると宣言。そこで真っ先に立候補したのは田所局長。理由は明日までにエロDVDを返却しないといけないから。部下の安否などものともせずに自分のことばかりを考える、どこまでもゲスな上司である。

    一方、ひろしは宮田に立候補するように促す。それは、ひろしと宮田は実は中学校の同級生で、しかもひろしの初恋は宮田。東京で夢破れて郵便局に就職した宮田は実は男で、ひろしは自分の思い出のなかで宮田は女でいて欲しい。との想いからだったのだが、この宮田が実は男というエピソードはちょっと蛇足に思えてしまった。初恋のひと、もいいけれどひろしの兄弟が東京の郵便局に勤めていたが左遷されてこの郵便局に転勤してきて偶然鉢合わせしまった、などという風にしてもよかった気がします。

    やがて金髪男は宣言通り、最初は宮田、その次に田所局長、トオル先輩&ひろしを解放し、ゆかだけ残るが、車に乗ってどこまでも走り去れ、と金髪男から指示された通りにする。・・・というエンディングまでは全て、大学を出たクレバーなゆかの考えた茶番劇で金髪男はゆかの言うとおりに動いてただけ。
    ゆかは不要になった金髪男の頭を拳銃で撃ち抜いて、自殺に見せかける。

    翌日。田所局長は昨日の強盗事件で誰ひとりとして負傷しなかったことを本部で褒められたことを自慢気に宮田に話す。ほんとは自分の命が助かることしか頭になかったくせに!と誰もが思ったところで涼しい顔してゆかが出社。
    昨日あんな事件があったために集配所まで持っていけなかったゆうパックを集配所まで持っていこうとした矢先、やたら重い荷物が。その差出人はゆかで、宛先は実家だった。なかに入ってるのは郵便局の金。ゆかは田所局長に「明日、お母さんが誕生日なんですぅ」なんて言い、そのままスルーで荷物は運ばれ、ゆかのうすら笑いで幕を閉じる。

    現実的にはこんなことは絶対にあり得ないし何せ、盗んだ金って使っても番号でバレてしまうし足がつくのも時間の問題でしょうが、「正義が勝つのではなく勝った者が正義」と詠うフライヤーのマンガでのセリフがゆかの行いとリンクしていてお見事でした。
    又、終演後に行われた多田岳雄さんの引退セレモニーは、過去12年間の多田さんのステージに立っている姿のスライドショーに多田さんからのご挨拶、メンバー3人がそれぞれ長淵剛、SPEED、金八先生に扮して旅立ちをテーマにした歌をうたったのですが、なんだかもうそれだけでドラマがあってそのなかに全ての想いが込められているような気がして、じーんときました。
  • 満足度★★★

    2月はラブヨの月
    相撲狂の唄から見始めたラブヨ。
    短い時間の舞台でしたが、今回も田中聡元さんらしい馬鹿物語
    馬鹿な奴らが織りなす下らないグダグダ感が好きです。
    演劇ってかまえてしまう初心者とかに見て欲しいですね、
    チャント物語はあるのですが、関係ありません!
    加藤さんのバルログは直ぐには気が付きませんでした(笑)
    オレノさんが一人だけ真面目に悪なのもいいギャップな気がします。
    また2月にあるのかなぁ。
    定番の会場直後から流れるラジオ放送、親の話で当人らしき人が
    笑っていたりしてます、次回興味が出た方は開演直後から行くべし!
    それにしても・・・あの携帯電話達は本物でしょうか?後はTBにて

  • 満足度★★

    僕たちの失敗~もう誰も信じない…~
    「緻密なストーリー」でなく
    かといって「あえて大胆に破綻したストーリー」でもなく。
    ストーリーとか意味無いタイプの芝居・劇団だとわかりつつも、
    小さな矛盾が気になって気になって。

    話の筋があれば客はそれを追ってしまうし、
    追えば粗さが目立つ。

    何も考えずに見れるメンバーの3人でのコントオムニバスとかが観たいです。

  • 満足度★★★

    笑らせてもらいました
    70分弱の内容ながらも、笑いのとシリアスのオンパレードでまるで二時間ものと間違えるほどの熱演でしたね。

  • おお
    大人な事情を乗り越えて
    ばかばかしくも
    えーー
    とおもったり
    こうきたかあと
    思わせたり

    開場時間に
    ラジオながれてるので
    好きな方は おはやめに

  • 満足度★★★★★

    おバカの極致
    チラシからして絶対にシリアスなお話ではないという雰囲気がプンプン。受付で名前を言ったらクスッと笑われたんで、ズボンのチャックでも開いてたのかと心配になりましたが、どうやら出演者のひとりと同姓同名だったからみたい。配布された豆本を見て気づきました。このくらいおバカな内容だと、クスッとされたのは大変光栄なことです。開演前のラジオ番組&カラオケ大会も楽しかった。

  • 満足度★★★★

    ハチャメチャで笑えた!
    ストーリーだけを一言で表現すると、すごい単純なのに、まー!色々と盛り込みまくって、ハチャメチャで楽しい1時間でした。

    そもそも、ごく最近観たタニマチ金魚の「三日月に揺られて笑う」のオレノグラフィティさんが良くって、並行して稽古していたというこの公演も観に行ったのですが、オレノグラフィティさん、声が・・・かれてる?!
    ちょっと大変そうでしたが、数少ないシリアス担当(笑)、頑張って熱演してました。

    イヤホン解説付きも観てみたいなぁ。

  • 満足度★★★★

    短くてさらによし。。
    ずっと気になりつつようやく拝見しました。一人退団されたんですね。ちょっと残念。
    セットとタイトルでなんとなくあらすじ等は予想できてしまったものの、それぞれクセのある人々で、楽しめました。
    人格的に問題のある最低キャラが最高でした。
    暗転やたら多かったのが気になりましたけども。。1時間ちょいのお話だったのでもうちょっと観たい感じはしましたが、仕事帰りの観劇にはやさしい短さでした。

    ネタバレBOX

    キャッツメイクだったんですね~わからなかった・・・
    はじめ、完全に京劇メイクだと思ってました。

    宮田さんが男ってのはちょっと筋的になくてもよかったかなぁと思いましたが、
    タイトルの僕たちの失敗って、
    ユカちゃん以外がみんな失敗したからってことなんでしょうか??

    人が一人死んでるにも関わらず、
    最後のニヤリが怖くなかったのが後味わるくなく良かったです。

    ケータイへし折っていたのが毎回再利用していたのか気になりました。
  • 満足度★★★★★

    とんでもなくアホ!(笑)
    もう前作より遥かにレベルアップしちゃってる緩さ!なんだ、こいつら・・。笑
    今、思いだしても可笑しいしオカシイ・・。
    第一、キャッツかと思ったし!笑

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    とある田舎の郵便局に強盗が押し入る。しかし、この強盗というのがいかんせん恐くない。一人はキャッツ。一人は何がしたいんだかよくわからない。見たからにアニメキャラ的なこいつらに強盗は出来まい・・。と踏んだのもつかの間、オレノグラフィティ扮するまことが本物っぽく強盗に押し入る。

    つまりアニメキャラ二人の強盗だった輩は、この時点で局長と職員らと同様、人質になってしまう。笑)  しかもキャッツはさっきまでの元気いっぱいな気力から一気に脱力したカエルみたいなさま!まるで得体の知れない重力で押しつぶされちゃったようなナリ。

    恐怖のあまり、おしっこをちびる局長や失神するキャッツ。そうして恐怖という言葉自体を知らないラーメン屋の翁!登場人物のキャラクターがいちいち可笑しいねんて!笑)  更に更に強盗まことだってそんなに怖くはない。そんなだから観客は「局に押し入った強盗」を観てる感覚ではない。「春日和に団子でも食べてる」ような感覚だ。

    物語の序盤、局員のゆかが含み笑い(二ヤリ・・と)するシーンがあったが、終盤になって彼女がまことを動かし仕組んでいた強盗だったことが解る。結局薬局、用無しになったまことはゆかに殺され、世間からは犯人と汚名を着せられたまま、自害したという設定になってしまうが、ゆかは現金を段ボール箱に入れて実家に郵パックで送付する。というとんでもないサスペンスコメディ。

    出演者全員のキャラ立てが絶妙!特にキャッツは良かった!それにしても・・・オレノグラフィティは前回「三日月に揺られて笑う」をザ・スズナリ で観たばかり。まだ10日しか経ってない。どんだけ出てんだっ。って話だよね。すんばらしい!

    バカバカしくて緩い最高のコメディでした。

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