小鳥のさえずり 公演情報 小鳥のさえずり」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★

    シナトラ・ナンバーもイイ感じ
    2009年の大晦日、留守中の燐家に届いたために預かっていたマロングラッセをちょっとした事情から三女が食べてしまい…という状況から始まる「お馬鹿サスペンスコメディ」。
    まずは舞台となる家で飼われているセキセイインコを狂言回し(あるいはストーリーテラー)に使うアイデアが面白い。
    カゴの中に実物大の模型があり、その台詞や動作はそのそばにいる役者が担当するというのが独特で、カゴを揺すられると役者も揺れたり、セリフのない時には小鳥っぽく頭を小刻みに動かしていたりするのが愉快。
    また、内容的には前述のような出だしから、怪しげ(と言っても犯罪などとはまったくもって無縁)な人物が何人か登場し、家族側にも(マロングラッセを食べたこと以外(笑)に)隠し事をしているような者がいたりして「それって何?」と興味をつないで、実は薄れていた母と娘たちの絆を取り戻させようとする伯母(母にとっては義姉)の策略(←σ(^-^) の弱点パターンだ(笑))だったというのが巧い。
    さらに亡くなった父(夫)の見せ方やかすかに交流する部分に堤泰之の『煙が目にしみる』(これがまた大好きなもんで)に似た薫りを感じたりもする。
    あと、暗転時(開演直前も含む)に流れるシナトラ・ナンバーもイイ感じ。

  • 満足度★★★★★

    サスペンスではなかったような気がします
    どちらかというと、ドタバタコメディだったような気がしましたが。
    とにかく面白く笑わしていただきました。
    年明けに相応しい演劇でした。きちんと細かいところが繋がっていて、
    後々の伏線になっていたりするところが、作りが丁寧で楽しめました。

    ネタバレBOX

    インコのピピちゃん、擬人化して加わってくるところが合ってましたねぇ。
    燕尾服がピッタリです。籠揺らされてガクガクされる所とか笑えました。

    始まりの携帯のパネルライトによる顔の浮き出しの演出は、
    ホラー物の劇かと思わせる、面白い演出でした。

    キャラクターがしっかり立っていて、きちんと矛盾無く絡んでいき。
    話に撓み、無理が無く納得できるところが良かったです。

    過剰に反応する「ドタコン」の笑いネタが、
    のちのち繰り返されて生きてくるところとか、笑えました。

    玄関の引き戸の開け閉めの音とか、ケータイの着信音とかも。
    きちんと合わせていく丁寧な仕事が見ていて心地よく感じました。

    いつものオヒネリシステム、なかなか芝居していて好きです。

    3姉妹の登場も、あいまって。
    往年の「やっぱり猫が好き」を思い出しました。

    個人的には、昨年末寝正月だったので。
    きちんとした年越しの擬似的追体験をさせていただいたので、
    大変嬉しく思いました。ありがとうございます(^^)

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