加賀見山旧錦絵 公演情報 加賀見山旧錦絵」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    ス・テ・キ
    初めて、歌舞伎ルネサンスの公演を拝見しましたが、なかなか見ごたえがありました。
    色鮮やかなセットや衣装に、見とれました。
    そして、竜小太郎さんの、あまりの色っぽさにも、見とれちゃいました。

    それにしても、女同士って、恐ろしい・・・。

  • 満足度★★★

    初めて見た歌舞伎
    12/18銀座ブロツサムで観劇。初めて歌舞伎を見ましたが、やや商業演劇寄りでしたね。とくに、クライマックスの朝丘さんの大立ち回りはすばらしかったです。

  • 満足度★★★

    物足りなさが残る
    もともと人形浄瑠璃から来ているからか、もっと悲しみの奥行きが表現されないと心に訴えるものが上滑り。毎月歌舞伎座に通っているので、相違点を楽しみたかったのだが、どちらつかずの感じで大変残念。せっかくの役者揃いが生かされなかったのは何故だろう?豊島区公会堂という舞台設定にも原因はあるかもしれないが・・・娯楽としてこの芝居をもっと楽しめるものになってもよかったのではないだろうか。

  • 満足度★★★

    暑かったです!!
    正直に言うと、歌舞伎はやっぱり歌舞伎として観たいと思いました。

    豊島公会堂は、客席床がコンクリートで固く、暖房は効きすぎて暑く、あまりいい環境ではありませんでした!!

  • 満足度★★★

    さまざまな感想が錯綜して・・・
    豊島公会堂に来たのは子供のころ以来、数十年ぶりで「みらい座いけぶくろ」というから新しくなったのかと思ったら、建物は古色蒼然としたまま。公会堂前に着くと、何人もから「チケット余ってますが買ってください」と声をかけられました。
    会場も「タダの切符ありがとうね」「いえいえ」と言葉を交わすおばさんグループでごったがえしていた。
    この公演の実情がかいまみえるような。
    舞台創造研究所のこれまでの活動も見てきましたし、NPO法人立ち上げへ向けての署名活動にも参加した1人なので、「伝統芸能としての歌舞伎普及の草の根活動を大切にする」主催意図は理解していますが、観客動員には苦戦しているようだ。
    もともと、舞台創造研究所の企画は、昔盛んだった小芝居の上演に力を入れていて、松竹のやっている大歌舞伎とは違う面白さをアピールしていたのですが、興行採算面で苦労が大きかったと聞く。
    近年は、「歌舞伎ルネサンス」と題して、古典歌舞伎に現代的味付けをし、
    有名俳優をゲストに迎えて上演しているようだ。
    それが歌舞伎紹介の草の根活動として功を奏しているかといえば、
    今回の内容を見た限り、疑問を感じる。
    「本来の歌舞伎とは似て非なるもの」だからで、新作歌舞伎とも違うし、どっちつかずの印象だった。

    ネタバレBOX

    4幕7場で3時間近い上演時間。終盤はきっちり義太夫、歌舞伎で言うところのチョボを入れるので、かなり長い。
    普通の俳優が、歌舞伎俳優でもなかなか褒めてもらえない「ノリ地」の芝居をするのは至難の業。
    「歌舞伎」と謳っている関係上、なるべく本編の雰囲気に近づける努力をしているのだろうが、演出上、接木のようで違和感がある。
    「割りぜりふ」を言う奥女中も女性ばかりなので、声がそろわず、聞き苦しいところがあった。うまく行っている箇所もあったのだが。
    歌舞伎の言葉だが、現代語も一部入れている。
    奥女中たちのおふざけ場面は軽演劇調。
    本家の「鏡山」のように単純に勧善懲悪で描かず、悪のほうにも一分の利を与えている。岩藤(浅利香津代)の「これまでの利権と新興勢力台頭への口惜しさ」を表現する台詞が、なんとなく現自民党の本音を聞いているみたいで唯一面白かった。
    岩藤は歌舞伎では通常立ち役が演じるだけに位の大きい難役だが、浅利は前進座の若手女優時代に歌舞伎の世話物を演じて絶賛された人だけに、天性の勘が働くのか、立ち回りなどの動きはさすが見劣りしない。
    台詞が出てこず、2度ほど間があいたのは残念だったが。
    尾上(朝丘雪路)は気品も位どりもあり、女優の女形芸としては最高の演技だと思う。女優に年はないというが、この人はいくつになっても実年齢がわからないほど若々しく魅力がある。
    お初の竜小太郎は女形で台詞を言う芝居はほとんど経験がないそうだが、歌舞伎の台詞回しは初めてにしては上手。ただ、肩がごつく見えると、かいがいしい動きの邪魔になる。これは歌舞伎の女形としての体の生け殺しが身についていないためで、女形の舞踊ショーとは勝手が違うし、年季がいるので難しいと思う。
    お初はまさに歌舞伎の女形としての「肉体」を晒す役どころとも言えるので、ちょっと荷が重かったのでは。
    かと言って、普通の若手女優では手が出ない役だ。
    「本日はまずこれぎり」という口上による幕引きは歌舞伎仕立てだった。
    洋食器でナンチャッテ懐石料理を食べた気分。ナイフとフォークでは気分が出ませんね。
    芝居の内容が年配の団体客向けの感じがするが、客席からは「言葉が歌舞伎みたいで難しいねぇ」との声が。
    だったら、本物の歌舞伎を観せたほうが歌舞伎の普及にはなるだろう。
    この種の企画公演の難しさを感じた。
    公会堂のようなところで、巡業の大歌舞伎をたまに観ることもあるが、
    その場合は当方、目が悪いので、あらかじめ1階席を確保している。
    今回、招待席は2階席の1列があてがわれたようで、ほとんど空席。
    この場合、小劇場芝居ではないのであらかじめ、「2階席になります」と
    知らせていただければ、オペラグラスを持って行ったのに残念です。
    ハコの大きいところで上演する歌舞伎の場合は、配慮がほしい。
    暖房が暑く、ケータイのバイブ音と婦人客の私語がうるさく、
    タダ観するだけならまだしも、レビューを書くのが前提の招待者には環境が最悪。
    近くの席の招待客らしい青年は興味がないのか退屈したのか、ほとんど最後まで眠っていた。
    プログラムを買おうとしたら、「600円です」と言ったきり、係員が席をはずして戻ってこないので、急いでいたこともあり、買うのをやめて帰りました。
    運営がボランティアなので対応が悪くてもしかたないのか。
    後の予定があるため、できればあらかじめ上演時間はHP等で知らせてほしかった。(松竹歌舞伎の公会堂公演の場合は、終演予定時刻がチラシに書いてある)。
  • 満足度★★

    中途半端
    先月ホントの歌舞伎を観てきたせいか,立ち回り,立ち振る舞い,そしてミエのきり方,すべてにおいて中途半端な感は否めない。芝居の内容はわかり易くなっているけど,歌舞伎の素晴らしさを伝え,歌舞伎を広めることになっているんだろうか。ちょっとガッカリ。

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