ジプシー 公演情報 ジプシー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-20件 / 24件中
  • 満足度★★★★★

    強烈なブスコー
    自分の醜い心の中をエグられて、後味の悪さが帰りの電車の中でも消えず、今でも残っています。観劇という娯楽に楽しさ美しさ、そして感動ばかりを期待してしまいがちですが、今日は往復ビンタをくらった気分です。

    ネタバレBOX

    ブスコーがあそこまで強烈に醜くなく、イジメのシーンも少なく、そして、最後に救われる筋(←これを望みながら見てたんですけどねえ...)だったら、とっつき易く受けの良い(その分、印象も薄い)作品になったでしょうが、敢えてバッドトリップを体験させる「毒々しさ」のほうを選んだ劇団の実験精神・冒険心・誤解を恐れぬ勇気は、積極的に評価したいと思います。
  • 満足度★★★★★

    秀作。
    いやぁ、いいの観せてもらいました。

    正直CoRichでのみなさんの評価があまりに悪かったのでこりゃまずいな・・・と思ってたのですが、蓋を開けてみてびっくり、最高のシュウマイが蒸し上がっているぢゃないか!!と、そんな感動を味わいました。

    シュウマイに特に意味はありません・・・。

    ネタバレBOX

    まぁ、最終公演、劇団名が変わるだけでしょうけど・・・それを機会になにかに挑戦するという姿勢はすばらしかったです。

    カワイイ女性を何人も呼んで出会いのチャンスにするつもりだったんじゃないの?なんてうがった見方はぶっとびました。

    ブスコーの最後のセリフ、それまでに何回も言っていることによって引き立っていました。同じセリフで笑っていたのに、同じセリフで泣いていました。不思議です。

    劇中劇っていうんですか?それにすることで、途中途中にふわっとした雰囲気が生み出されていて良かったです。なんだかホッとする瞬間でした。やっぱり観たかったのは役者さん達の笑顔だったんだなって思いました。

    最後はもう一度ダンスでもしてくれれば良かったのに・・・と思いましたが、そういうものじゃないみたいですね。

    劇団名・・・コーヒー牛乳のままじゃダメなんですかね?すごく風呂上りにいい名前だと思うんですけど・・・。
  • 満足度★★★★★

    初見でした
    ずっと気になっていた劇団。観に行って良かった。素直に面白い、ストレートな笑いはいいね~。

  • 満足度★★★★

    ディズニーのような。
    本公演は初見。
    番外のヒューマンな様相とは打って変わって、ファンタジー。

    進行や衣装、盛り込まれたエピソードなどが
    ちょっぴりディズニーを彷彿とさせました。

    私には面白かったですー。

    ネタバレBOX

    座った席の都合上、ブスコー役のハルニ氏がたくさんサービスしてくれました。
    最初はコワかったブスコーも、オムレット王子におでこキスされた時とかかなり可愛かったです。
    でも、王子とジプシーの女の子の好感度が良かっただけに
    「どうしてブスコーは悪いことしてないのに、幸せになれなかったの?」と思ってしまいました。

    あと、糸くずがよく舞っていたのもちょっぴり気になっちゃいました(笑)だってマギーさんの帽子とかにくっついちゃってたのー。
  • 満足度★★★★

    楽しかったです!
    とても楽しませてもらいました!
    今回で劇団の名前が変わってしまうそうで・・・
    名前に引かれ興味をもった劇団さんなので少し残念に思います・・・

    しかし次回からも素晴らしいものを提供していただけると期待しております!

  • 満足度★★★★

    トリックアートの如し
    シェイクスピアが娘にせがまれて「芝居ごっこ」をするところから始まるストーリー、いろいろなものが隠されているトリックアートの如く、あちこちに有名な物語(沙翁作品に限らず)などの断片が練り込まれていて「原典探し」的な楽しみ方もできる上に劇中の口上がそのまま現実の観客に対するものになっているのも上手い。
    ただ、登場人物のほとんどが実は霊であるということで一抹のモノ哀しさが漂うのもイイのだが、中盤でそれを明かすよりも終盤での方がインパクトがあったのでは?

  • 満足度★★★★

    別れの部分が強くても・・・
    劇中劇の手法を取っていましたが、面白く楽しませてもらいました。
    少しイロイロなものを詰め込みすぎ(というか持って来すぎ?)な感があり、劇中劇の比率がちょっと多すぎて、登場人物のほとんどが幽霊という設定少し生きてこなかったかなと感じたかな。もう少し別れの部分は部分は描いてもよかったかも。
    でもまあ、よくまとめたなとも思いましたね。
    ただ、もう少しダンスは見たかったかも。

    しかし、ブスコーは強烈過ぎだ(笑)(ちょっと持っていき感があるが)

  • 満足度★★★

    楽しかったですが。
    初見でした。
    楽しかったのですが。

    ネタバレBOX

    舞台そのものは、
    それなりに楽しめたのですが、
    受付の方の応対がかなり悪印象だったので、
    開演前の楽しみな気分がそがれてしまい、
    100%楽しめなかった感がありました。
  • 満足度★★★

    悪くはないんですが・・・
    決して悪くはないんですよ。コーヒー牛乳らしい躍動感あふれる楽しい舞台ではあるのです。でも,詰め込みすぎちゃったんですかね。思いがストレートに伝わり難い芝居になっちゃったですね。ところで,コーヒー牛乳という劇団名を変えるとのこと。このふざけたような劇団名が気に入ってしまいましたので,ちょっと寂しい気もしますが,次はどんな劇団名になるんでしょう。アンケートにも候補を募集していましたが,コーヒー牛乳の持ち味があらわれるような素敵な劇団名を期待して待っています。

  • 満足度★★★

    うーん・・・好みの問題かなぁ・・・。
    役者は熱演、踊りもダイナミック、物語の構成も、演出も手際はいいんだけれど・・・。

    ネタバレBOX

    そもそも、笑いのためだけに「醜い」という(容姿だけで笑わせようとする)設定で物語が進んでいくのは好きじゃない上に(今回は笑いのためだけじゃないんだけど)、今回のメイクは酷すぎ。ブスコーは、かなりの熱演なのにちょっと冷める。

    しかも、「醜い」というだけでいじめられ、虐げられて最後は火あぶりなんて・・・。
    「どんなきれいごとを言っていても、実際はみんなそんなことをやっているんだよ」ということがテーマならば話は違うのだが、どうもそういう文脈は見えてこない。
    ブスコーは鐘つきであるけれども、カジモドと重ね合わせたストーリーとも思えないし。

    もっと、納得できる、うまいおとしどころがあったのではないだろうか。

    しかもタイトルは『ジプシー』である。ジプシーはジプシーであるということだけで迫害されてきた民だ。そして、ジプシーという名称自体が、差別的ではないかということで、最近ではあまり使われなくなっている。
    それを承知でタイトルとしてあえて使ったということであり、さらに醜いということだけで迫害を受けたブスコーにかかっているのであれば、また印象は違うかもしれない。ただし、そうならば、それは観客には伝わったのだろうか。かなり疑問だ。
    意識的に使用したとすると、ラストに「ジプシーのように・・・」の台詞があるのだが、それとの関係がわからなくなる。

    どうも感動的風なラストを、単に無理矢理くっつけたようにしか思えない。私はそんな感じは好みではない。また、ラストの「ジプシーのように・・」の台詞も、劇中ではジプシーたちはひとつの役割であるだけで、その生き様や姿にスポットが特別当たるのでもなく、それほど目立つわけでもないので、残念ながらこれもタイトルに無理矢理合わせてように思えてしまった。

    周囲のお客さんは、ブスコーのメイクだけで笑っていたように、意外と受けていたようにも思えるので、この舞台もいいと思う人はいるのだう。とはいえ、私にはまったく合わなかったし、あまり楽しめなかった。
  • 満足度★★★

    初日に比べてよくなった
    初日、15日、16日と三回観ました。
    初日を観た感じではどうなることかと思いましたが、ここへきてかなりよくなったと思います。
    ココで皆さんが書いてるように「主軸」が3つあってどれが本題なのかが、ちょっとわかりにくいかも知れません。
    ブスコーに的を絞ればもっとわかりやすくなったかも。
    「わかりやすさ」が売りの劇団なのでちょっぴり残念。
    エンディングもくどいかも。
    感動どころを詰めすぎて返ってぼやけた感じです。
    2+2+2=1みたいな感じ。
    いろんなトコがちょこちょこ「おしい!」けど、作品としては結構好きです。

    劇中、日本語の歌詞の歌が流れますが、BGMにしては主張しすぎる割には、聞こうとしても歌詞は聞き取れず、逆にモヤモヤして演技に集中できません。意味のある歌詞なら聞かせて欲しいし、意味がないなら歌無しにして欲しいです。(ブスコーがルシアを救うシーンの脱力感たっぷりの歌はよかったです)

    ネタバレBOX

    最後の王子の「火あぶり」のくだりは、慎重に慎重に演じなければそれまでの全てを壊してしまう危険なセリフです。
    葛藤が演じきれてません。というかあのセリフの必要性が感じられないので、王子には全く感情移入ができません。
    それまでの「正義」とか「平等」とかは何だったのか…。。。
    個人的にはブスコーの「こんな人達知らない」のセリフ後、民衆の勝手な暴走で火あぶりの方がしっくりいきます。

  • 満足度★★★

    楽しめました
    初めての劇団でしたが、皆さんパワーある演技でひきこまれました。
    お話もテンポ良く、2時間楽しめました。
    ただちょっといろんなことを詰め込みすぎだったかも?

  • 満足度★★★

    うん!
    面白かったと思います!


  • 満足度★★★

    ふざけ過ぎ
    今回の芝居は多くの物語から抽出したような盛りだくさんな物語だったけれど、観ていて痛々しい場面が多く、乗れなかった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    物語の軸はシェイクスピアが死んでしまった娘を主人公に物語を作っていくというもの。
    彼の家には夜な夜なゴーストが集まってきて彼の物語の役を演じる。
    裸の王様、東の国の魔法使い、キリストの誕生、ジーザス、醜いアヒルの子などを題材に、東の国と西の国の戦いを表現する。
    とにかく頂けないのは馬小屋でマリアから生まれたブスコーを苛め抜く。苛めていびって、いじり倒す。ブスコーの頭に蝋燭を垂らしたり缶で殴ったりの、虐待が続いて、あまりにも腹が立った。
    たぶん、脚本家は「ここで笑いを・・。」なんて思ったのだろうけれど、やり過ぎ。あの場面で観客は一人も笑っていなかった。
    むしろ、笑っていない観客にホッとした。そしてそんな観客を好きになった訳だけれど、最終的にブスコーが幸せになるならこの物語に対するワタクシの評価も変わってきてた。
    ところがどっこい、オムレット王子は最後の場面で保身の為にブスコーを裏切り、ブスコーを火あぶりの刑に処する。ブスコーは「この世界に愛を!」と叫びながら焼かれて、灰になる。
    不条理劇といえば聞こえはいいが、その悲劇はあまりにも残酷で悲惨な最期だった。
    確かに初版、笑いどころはあったけれど、これまでのコーヒー牛乳とは違った世界観で好きになれなかった。

    ブスコーを苛め抜くシーンがなかったらまた違った評価だったが、ひじょうに残念です。。
  • 満足度★★★

    非日常の楽しさがある
    「コーヒー牛乳」の評判は以前から聞いていたが、今回初体験。
    「ジプシー」のチラシのイメージから想像していたのとは違う
    内容だったが、非日常の芝居の世界をじゅうぶん楽しめ、役者もパワー全開でがんばっている様子。次回から劇団名を改名するそうだが、新生スタートにも
    期待したい。以下、ネタばれで。

    ネタバレBOX

    劇中劇をはさむなどシェークスピアの世界らしさが出ており、自分の好みの題材だった。この劇団初見のため、従来の作品がどんなものか知らず、自分としてはこういう中世を主にした芝居もなかなかよいなあと思って観ていた。
    後半、魔女裁判とシンデレラをミックスしたような話が出てくるが、このあたり賛否評価が分かれるところか。呪われた運命の娘、ブスコーの鈴木ハルニのメークがあまりにどぎつく本当にビックリした。醜悪グロテスクな容貌の娘をさんざんにいたぶるシーンがやりすぎの感がある。しかもお笑いを意識したようないじめ方なので正視するのが辛いほど。もう少し、普通の容貌にしてもよかったのでは。これでは、醜い異形の者はいじめられて当然というような解釈に見えて不快さが残る。
    しかも王子に見捨てられ、火刑に処せられてしまうのだ。シェークスピアの娘が焼死したというエピソードとしっかりつながるわけでもない点に疑問も残る。
    作劇能力はある作家のようなので、今後、改作してぜひ、また再演してほしいと思う。
  • 満足度★★★

    これまでのファンはとまどうかも
    これまで「痛快体力コメディ」色が強かっただけに、劇中劇の
    不条理なエンディングにとまどう人は多かったのではないかと
    思います。(特に「コーヒー牛乳」なら応援するファンにとっては)

    シェイクスピアを選べば、悲劇的な要素は織り込みずみでしょうし
    ハッピーエンドな「コーヒー色」にしなかったところを評価してます。
    ブスコーの配役も、容姿を売りにしていない女優さんにやらせず
    鈴木さんが演じたのがせめてもの観客への思いやりかと。

    観劇後に疑問だったのは、劇中劇である必要があったかというとこ。
    舞台表と裏に強い引き合いもなかったので、劇中劇をそのまま
    公演してもよかったのに、とか考えてました。

    一皮むけたコーヒー牛乳の一片を覗かせて貰ったような気持ち。
    改名後、名前だけではなくあらゆる試みを楽しみにしています。

  • 満足度★★★

    違和感

    この劇団の特徴の1つはアンケートにある。他のところではちょっと見られないくらい質問が細かい。観客のニーズを探ることに懸命で貪欲で、それに応えようとする姿勢が好きだ。

    ただ今作は、色々と詰め込まれ過ぎていて、もしかしたらこれまでのアンケートが、逆に作り手を惑わせたのかも知れないと感じた。
    大勢の人間を乗せて離陸し、それぞれの場所に降ろそうと寄港を繰り返すうち、最終的な目的地へ着く前に燃料切れで不時着、のような。

    また、過去作を映像含めいくつか見たが、今回はいつもより悪ふざけの度合いが強かった気がした。
    応援したいからこそ言うが、今回は失敗作に思う。
    冒頭の踊りは素晴らしかった。血が騒いだ。

    12月に期待する。
    こんなものではないはずだ。

  • 満足度★★★

    初見
    初見でした。
    いつもチラシで気になっていましたが
    今回見る機会が出来まして行ってきました

    トータル感想は面白かったです。

    しかし、チラシと題名と芝居が合ってないのかな?
    チラシから想像出来ない芝居でした。
    二時間を長く感じはしませんでしたが、若干蛇足的な物語のくどさは不要かと思いました。

  • 満足度★★

    コーヒー牛乳の有終の美とは
    劇団員だけのクオリティ高い公演後の一発目。胸躍るようなタイトルに期待を込めて観劇。

    ネタバレBOX

    芝居と言うのは、もちろん作演のインスピレーションで配役が決まるのだろうケド、もうコーヒーは客演もきちんとついてこれる人を選んだほうが良いと思う。もしそれでレギュラー化してしまったとしても、それで作品の質が変わるくらいなら、と思ってしまうのは観客のエゴだろうか。肝心なときに、胸の真ん中にズドンとくる俳優を招いて欲しい。もしくはそれが叶わないなら、自分達でそれができるのだからいっそのことそのほうがいい、と思ってしまえた公演でした。それにしてもあのラスト、いつものコーヒーと違う不条理は、いまでこそ「まあ、ありなのか」と落とし込むことが出来るけど、見た直後は「えーないわー」の方向だったなあ。
  • 満足度

    やっちゃった。
    期待が大きかっただけにちょっと評価は厳しめです。ほんとどうしちゃったの?というくらいに私には合いませんでした。前回の劇団員だけの男芝居が好みだっただけに、すごく辛かったです。

    ダンスシーンの切れはすばらしかったです。

    ネタバレBOX

    芝居を書こうとしているシェイクスピアが自分の娘やその友達のために、っていうストーリー自体や、そのファンタジックな雰囲気はいいのですが、どこか既視感のある部分部分が不満です。変に客席に絡んでくるのも、これをやれば笑うだろう、って言う押し付け感があり、どうにも笑えませんでした。

    せっかく劇団員の方々が十分おもしろくて魅力的なのだから、もっと生かしたお話が観たかったです。

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