ネロとパトラッシュと貧乏神 公演情報 ネロとパトラッシュと貧乏神」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    いつものキャプチンワールド
    今回は時間も短く子供向けの内容かなと思っていました。
    でもあの短い時間の中に、いつものキャプチンワールドが凝縮されていて、
    とっても満足でした。
    円形という舞台を巧く使っていたと思います。
    今回も勇気と感動をどうもありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    楽しめたのですが・・・
    こどもの城の中の青山円形劇場だけに子供連れが多かったですね。中には公演中に明かりのでるおもちゃ?で遊んで係員の方に注意されてたガキもいたけど,ほとんどは良い子で観劇していたのには感心感心^^ストーリはやはり子供向けにわかりやすく構成しており,かといって大人でも十分楽しめる内容で良かったと思います。時間も60分,子供が飽きない時間設定なのでしょうね。大人をターゲットにするなら時間をあと30分増やして,ふた捻りくらいするのでしょうか。今度はこの劇団のそういう芝居を見てみたいと思います。

  • 満足度★★★★

    劇場の場所が場所だけに・・。
    GWということも重なって、当日は子供連れのファミリーが多かった。今回の芝居は子供が観ても楽しい。って趣旨だったと思っていたから、当然、子供がおしゃべりするんだろうなー。と覚悟していたが、な・なんと?!子供は静かに観てるのに大人が・・・夫婦で芝居の間中、おしゃべりしてる。内容を聞いてると、ってか、聞こえてしまうのだけれど、観劇した事がないようなレベルのお話。
    ワタクシ、言いましたともさ、「静かにしてください!」
    まったく・・・、子供に注意するならともかく・・、大人に注意するって・・。
    今度から、開演前の注意事項に、「私語は謹んでください。」と加えて欲しい。
    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    一枚の絵を観て感動していた心優しいネロにとり付いていた貧乏神は、ネロがどんどん不幸になって貧乏になっていくのを心痛んで、神様の神様に「死なせて!」と願う。
    しかし、貧乏神も神なので死ぬ事は出来ないが、その代わり一番愛する者からこのナイフで殺されると死ぬ事が出来る。と神様の神様から教わる。
    貧乏神は一番、愛してるネロに殺してもらおうと思い、そのように仕向ける。
    やがて、ネロは貧乏神をナイフで刺してしまうが、同時に人格が変わったようになってしまう。
    大人になったネロは悪徳商人のごとく働き、企業を起こすが、そんな人道非道なネロにパトラッシュもかつての友人も離れてしまう。
    孤独になったネロは一枚の絵によって本来の自分を取り戻す。
    あの頃の夢と希望に満ち溢れていた日々。見た人の心を優しくして元気付けるような絵。自分もあのような絵描きになりたいと、少年の心を甦らせて、一枚の絵を書き上げる。そして、同時に今まで沢山の人を傷つけてきてしまった事への償いもする。

    舞台は貧乏な少年が一枚の画を見ているシーンに回想し伏線は繋がるという仕組み。
    ひじょうに解り易く楽しく、素敵な舞台でした。笑う、感動、泣くシーンも盛り込み、良い舞台でした。大人も十分に楽しめる舞台。

  • 満足度★★★

    親心的なモノを感じて納得
    子供が対象だし、当日パンフに「ネロ(青年期)」という役名があることから、少なくとも原作のような悲劇的な結末ではないと予想していたら、「ビンちゃん刺しちゃうのかよ!」な中盤以降意外にもビターテイストになり、ちょっとビックリするも、そこにせよ、コドモにはやや難しいであろう幸福論的な部分にせよ、「こういうのもわかって欲しい」という親心的なモノを感じて納得。

    ネタバレBOX

    また、このビンちゃんを刺すシーン、躊躇するネロに何かが憑依したかのように表現し、刺した直後から別人格にしてしまうのが巧い逃げ方(笑)で、豹変するのもやむなし…みたいな?(しかも終盤で憑きものが落ちたように我に返るし)
    あと、教会焼失シーンの照明や焼け落ちる鐘楼とその後の骨組みを見せた装置もナイス。

このページのQRコードです。

拡大