最新の観てきた!クチコミ一覧

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天の秤

天の秤

風雷紡

小劇場 楽園(東京都)

2024/03/29 (金) ~ 2024/03/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前回公演中止前に幸いにも観れてまして大筋の流れは分かっていたので
台詞と演技を噛み締めて味わいつくしました。
ニヤニヤポイントが多いで有名な運輸大臣橋本登美三郎ですが、
前回の霧島ロックさんがヤンチャしたポイントをどうするのか、さいけさんに注目して作品を楽しませていただきました。

ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/04/07 (日) 13:00

奇想天外なストーリーに大笑いしました。役者の動きも素晴らしい!この脚本は貴重だと思います。次の作品も楽しみです。

ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

アヴァンタイトル的な冒頭のくだらなさ(=褒め言葉)で期待が一気に高まった反動か、中盤までは少々物足りなさも感じたが、後半は怒涛の勢い。無理やり感満載のバトルが楽しい。

ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

漫画のような面白いコメディ作品でした。セリフのテンポが良かったです。俳優の方々はエネルギッシュで迫力がありました。舞台セットは豪華でした。観劇中何度も笑いました。楽しかったです。

ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
「珠玉のデュエル(決闘)コメディー!」という謳い文句は、誇張なんかではなく 本当に楽しめた。演劇初心者から見巧者まで、幅広い人たちに受け入れられるのではないか。
魅力の第一は 物語の分かり易さ、第二は テンポよく展開し飽きさせない、第三は 決闘という非合法を 敢えて合法化することで心情を炙り出す。演劇の面白(味わい深)さを しっかり表現したような公演。観応え十分。

上演時間2時間(途中休憩なし)だが、あっという間 というのが実感だ。公演中なので 詳しく記さないが、最近笑っていないな という人にはお薦め。ぜひ劇場へ。
追記予定

三人姉妹

三人姉妹

ハツビロコウ

小劇場B1(東京都)

2024/04/02 (火) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/04/06 (土) 14:00

三姉妹の鬱々とした思いが、肩こりのCMみたいにズーンとのしかかってくる。
救いのキーワードである「モスクワ」ってそんなにいいか?
そこに行けば必ず幸せになれるのか?
そんな単純な疑念などぶん投げて、彼らの”必死のウツ状態”は延々と続く。
これを喜劇と言うチェーホフ、その達観ぶりには冷静な目と愛おしさが同居している。

ネタバレBOX

開演前から劇場内は暗く、スタッフさんが足元を照らしながら案内してくれる。
目をこらすと簡素な木製のテーブルや椅子が見えた。
ここが、三人姉妹が暮らすプローゾロフ家の一室。
ハイソ感ゼロ、みじめさ100%のセットが家族の絶望感を容赦なくさらけ出している。

父が師団長としてモスクワからこの田舎町にやって来て11年が経っている。
既にその父も亡くなり、屋敷に出入りする者も少なくなって寂れた雰囲気が漂う。

長女のオーリガは、結婚もせずに教師として仕事一筋にやって来た。
次女のマーシャは18歳で結婚したが次第に夫への尊敬の念も薄れ、不倫に走る。
三女のイリーナは理想の人生を追い求めるが恋も知らず仕事も長続きしない。
三人ともモスクワへ行けば幸せになれる、いつかモスクワへ!と
呪文のように言い聞かせながら暮らしているが、一様に表情は暗い。

世間知らずの長男が選んだ結婚相手ナターシャが、次第に一家を牛耳っていくあたりが
この物語のひとつの転換期となる。
モスクワで学者になるという夢を諦め、田舎の市議会議員に甘んじながら
賭博に明け暮れ屋敷を抵当に入れてしまう長男は、いわば一家の面汚し。
生まれた赤ん坊のために日当たりのよい部屋を明け渡せと三女に迫るナターシャは
この家で、最も強い立場になったことを存分に見せつける迫力。

結局この”外部からの力”に屈した三姉妹は、この家を追われるように出て行くことになる。
だがそれこそが”解放”であり前進なのだと思う。
あの圧力無しに、彼女たちは何一つ変えることが出来なかっただろう。

第四幕で、教師として校長になった長女は多忙を極め学校に寝泊まりしている。
次女の夫は妻の浮気を責めることなくすべて受け入れ、彼女もまたそこへと戻って行く。
三女はようやく教師の仕事を得て、明日はこの町を出て行く決心をする。

頭の中で何十年夢見ても、現実に打ちのめされ続けた三姉妹。
夢を諦めなければ次へ行けない。
何かを手放して初めて、欲しい物に一歩近づく。
彼女たちはこれから厳しい現実に向き合うことになる。
家を離れて姉妹バラバラで、無力感と孤独に苛まれるだろう。
長い間頭の中で夢見ていた「モスクワ」に幸せなど転がってはいない。
それは夢を諦めて空っぽになった心の中で育てていくものだ。

あの家を訪れて恋したり不倫したりした男たちは
ひととき心を揺さぶりはしたものの、誰一人として姉妹を幸せに出来なかった。
不倫した次女に”元の暮らしに戻ろう”と、変わらない気持ちを伝える夫だけが
彼女の心を変えることが出来るかもしれない。

結局劇的に一家を変えたのは、長男の悪妻ナターシャだった。
それまで誰にもできなかった”家を仕切って実権を握る”ことを強引にやってのけた
このヨメだけが、窓の外を観ながら「この木を切ってここを花壇にするの!」
と嬉々として未来を語る。
この傍若無人な破壊力こそが夢見がちな三姉妹を、よくも悪くも前へ押し出した。

だがそのナターシャでさえ、何かを諦めているはず。
例えば夫の愛情や町の人々の信頼といった大切な何か・・・。

三姉妹の”鬱を持続させる”エネルギーがすごい。
時折爆発させる台詞があるが、あれ無しには持たないのではないかと思うほど。
嫌味な将校はホント憎らしいし、人の好い長男も観ている私がストレス溜まりそう。
希望の無い生活という、つかみどころのない背景を
くっきりしたキャラの存在が色濃く炙り出していく様が素晴らしい。

いいトシのお嬢様方がこの先どうやって荒波を乗り越えていくのか、
いや乗り越えられるのか、ナターシャへの復讐なんかあるのか無いのか、
ドラマなら続編が見たいところだ。
三姉妹が世間を知った分、これまでよりもドラマチックになるに違いない。
がんばれ三姉妹、そして不甲斐ない男たちよ!



新ハムレット

新ハムレット

早坂彩 トレモロ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2024/03/22 (金) ~ 2024/03/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

実は太宰をしっかりと読んだことはないですが、シェイクスピアの中ではハムレットが一番好きなので、楽しみにしていました。
原作を知っていたからこそ楽しめる部分が沢山あり、満足な観劇でした。
舞台装置は抽象的だったが、俳優たちがしっかり馴染んでいて、観づらさは全くなくよく作用していたように思います。
アゴラ劇場最後だと思って観に行ったこともありましたが、アゴラ劇場以外でも今後も観てみたいと思いました。

ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/04/06 (土) 13:00

意表をついた設定の楽しいステージでした。笑えるアイデア満載。人間の本能の部分もゆる〜く描いた奥の深い部分もあり。

ネタバレBOX

しりとりであんなに激しいバトルを見たのは初めてでした。
永遠アイドル

永遠アイドル

lovepunk

劇場MOMO(東京都)

2024/04/02 (火) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/04/04 (木) 14:00

いろんなアイドルが登場する楽しいステージでした。21世紀に入ってアイドルのボーダーレス化がかなり加速。楽しいながらも、心にじ〜んとくる部分もある作品。

カラカラ天気と五人の紳士

カラカラ天気と五人の紳士

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2024/04/06 (土) ~ 2024/04/26 (金)上演中

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/04/06 (土) 18:00

笑う不条理。もともとが笑わせる戯曲だと思うが、かなり笑った。63分。
 別役1992年の作品で、いろいろなところで上演されているが、初めて観る。棺桶を担いだ5人の男、という絵がまず面白いのだが、会話が噛み合わない展開から、大いに笑う。展開は不条理なので筋が通っていないのだが、ちょっと筋が通っているかも、と思わせる見事さは別役ならではのもの。演出の加藤が新たな演出をしているらしく(比較できないので分からないが)、それによるものかも知れない。本作のキャスティングが見事過ぎる。

ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

話がシンプルで分かり易くしたぶん
当時人物達が曲者ぞろいで
しょっぱなからの掴みはOK
なんだがーそのぶん中ごろに
ゆる~くタルミを感じたかしらねぇ

だが後半への展開で
決闘をして盛り上げるトコは
さすがに上手に思えた二時間強の作品
全席指定

ネタバレBOX

小玉さん等
決闘二課の方々がウェスタンスタイルなんだが
久仁子女史のガンベルトが空だったのが
なぜか残念に感じてしまった
コルトでもさしておいて
一度くらいは空砲でも撃って欲しかったかなぁと

後半の主軸は
市役所の決闘一課と二課の対決で
設定はパトレイバーの一課と二課の感じでしょうか(^-^)
決闘は何か漫画「炎の転校生」の
弱肉学園の校則みたいでしたわねぇ
あ映画「火山高」とか思い出すわー

お役所コメディと称される感じかな
一課の課長さんが
キャラが立ってて好みでした
最初のバスの再現シーンが
なんとも良い掴みで
自分の好みでありました~♪
白鳥先生と過ごした2日間

白鳥先生と過ごした2日間

enji

調布市せんがわ劇場(東京都)

2024/04/03 (水) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

基軸は説明通りの
疎遠にしていた息子と母の再開なのだが
閑散とした商店街を舞台に
様々な再生を見せてくれた
良き舞台でありました
二時間強で全席自由

ネタバレBOX

舞台セットが
なかなかに凝っていて
古くてデカイ蓄音器とか
いい感じで雰囲気を出していました

受験を念頭に成績UPを目指した授業をしていた主人公
=舞台の元魚屋の次男坊教師
卒業した生徒が自殺してしまい
消沈して久しぶりに実家に帰ってくると
魚屋であった家は日本に住んでる外国人の
生活支援NPO団体の拠点となりて
二階の住居には外人さんが母と住んでたりして
次男坊とまどいます・・・(父は他界している)
ブラジリアン商店街としての再生を目指して
近くの大型商店さんに対抗しようとしているのですが
それを担う外人さんらも
いろいろと問題を抱えていて
それらの話を展開していき
ラストは無事に商店街主催の
ブラジリアンマーケットを開催して
大団円での〆となります

親子の問題やら
引き籠りに不登校にと
いろいと出てくる難問に
無理しなくてもいいんだよ
出来ることからチョットずつ
行動していこうっていう
優しい目線の話の作りが良かった

まぁ問題出そうとすれば
不法滞在や薬物とかまで広げられる
だろうがバランスよく話は纏めていました

タイトルは主人公教諭の亡くなった父親が
次男坊の授業を録音したテープを聞いていた日数でした
因みに兄は失踪していて
姉は亡くなっている設定で・・・・・
その姉の死亡は交通事故で
次男坊が駆け出したのを追っての事故で
轢いてしまったドライバーは
主人公宅に関わって
いろいろと尽くしてくれる有能な人で
なんともな雰囲気を出していました
善良な方で好感のもてる設定でしたわ(^-^)
ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです!
肩肘張らず笑って楽しめるストーリーでしたが、何だかほっこりと心温まりました。
そして、役者さん達が全力で演じるキャラクターが面白すぎて、その熱量に感動でした。
皆、愛すべきキャラクターでしたが、個人的には、課長役の山崎さんがツボでした。
面白くて、あっという間の時間でした。大満足でした!

レンタルディレクター

レンタルディレクター

演劇企画アクタージュ

studio ZAP!(東京都)

2024/04/04 (木) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 ベシミル! 華5つ☆ 追記後送

ネタバレBOX

 脚本は設定が良ければ半ば成功したも同然、という鉄則にピタリ嵌った見事な設定。アクタージュの目指してきた人の優しさを頗る付の自然体で表現する舞台としても、レンタルビデオショップ、<カリチャイナ>での店長、店員たちと常連客たちとのあれやこれやの日常会話にさりげなく埋め込まあちれた伏線が、或いは思い出話の断片が後に大きな効果を齎す展開は見事という他無い。かてて加えて店長役でアクタージュ代表を務める大関雄一氏を始め劇団員皆が持つ優しさが作品全体に滲み出て今作の主眼テーマと見做して良いと考えられる他者への思いやり優しさが観客の心にそのまま届く。
ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ホチキスらしい笑って笑ってジーンと泣かす大満足の舞台でした♪

退廃的幸福論

退廃的幸福論

ヘヤノスミ

小劇場 楽園(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

素晴らしい

白鳥先生と過ごした2日間

白鳥先生と過ごした2日間

enji

調布市せんがわ劇場(東京都)

2024/04/03 (水) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

母親が精力的に生活しているのはとても喜ばしい事なのだけれど、久しぶりに帰ってきた息子の目線で観ると妙な距離間を感じてしまい気になってしょうがない
主演の親子以外にも二組の親子が描かれ こちらも凄く気になるし、気になる人物は他にも
様々な問題や悩みが渦巻き、実は重い空気に包まれても全くおかしくないところ、明るい外国人たちの存在もあって笑いまで生まれるという、こういう描き方もあるのだなぁと
痛みは痛みとして、それでも生きていかなきゃならないのなら・・・
いろんな人達の“これから先を生きていく”その姿を見届けることが出来て良かった!

先月自分も帰省し、親の相変わらずな部分に安心したり、老いが進んでいる部分に心配したりと様々な思いと対策を持って東京に戻って来たので、とても心惹かれるシチュエーションであり、思いのほかバリエーション豊かな作品であったと思いました

ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

舞台として安定感は感じるし完成度は高いと思う。
…が、自分には何か物足りない。
話がシンプルで結末が見えるあたりかなぁ。後、笑いも泣きももっと深層抉るくらいのパワーが欲しかったかも。
次回作、ワンシチュエーションコメディとの事で、そちらに期待。

「溢れる」

「溢れる」

プロデュースユニット・カムパネルラ

劇場HOPE(東京都)

2024/04/03 (水) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

最初は5454版「溢れる」の登場人物との微妙なギャップに違和感を感じるも、いつの間にかカムパネルラ版に引き込まれていた。
丁寧に作っているのが感じられる心に沁み入る作品だった。
途中のニュアンス異なる2つ演出、意味を自分なりに解釈し、めちゃお気に入りに。

劇団菜の花座"明るい未来"の夕焼け小焼け

劇団菜の花座"明るい未来"の夕焼け小焼け

劇団菜の花座

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2024/03/30 (土) ~ 2024/03/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

素晴らしい!生と死に向かい合うお話をコミカルに演じられていて、めっちゃ良かったです。また都内に来てください!

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