
15 Minutes Made 東京/福岡 東京公演
Mrs.fictions
テアトルBONBON(東京都)
2026/07/29 (水) ~ 2026/08/02 (日)公演終了
実演鑑賞
15分程度の短編を一挙上演する人気シリーズ、3年版ぶりの開催は、東京・福岡のツアー公演で、それぞれの地区からの団体を集めて。休憩10分を含み120分。8月2日までテアトルBONBON。福岡での公演では、スポンサーの協力により10-20代には500円のワンコインの料金設定を設定しています。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2026/08/post-2aa849.html

隔たる
JACROW
新宿シアタートップス(東京都)
2026/08/06 (木) ~ 2026/08/12 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
主人公を演じる宮越氏が入魂の熱演で圧倒される。最前列の席で観ていたが、一人の女が背負ってきた過去と今ある存在感を凄い迫力で表現している。
死刑制度と贖罪が可能かという決して答えの出ない問題が扱われているが、必ずしも特定の立場に依拠した単純な答えを提示しようとはしておらず、無責任や他責や永遠に続く苦しみを描き、演劇として深みを感じる。
でもでも、通り魔的に4人も殺したとなると、さすがに死刑しかないのかな、という気も。
ところで、死刑制を廃止している国・州は世界でも多くあるが、そういう国でも、殺人容疑者の逮捕の現場で警察官の命令に従わなかったら即射殺されるのが当たり前と聞く。そうやって犯罪者を現場で裁判抜きで殺しているから死刑制度があまり必要でないのかもしれないのかな、と思ったりする。死刑に値するよっぽどヒドイ奴はもう現場で殺しているので。

人足寄場
排気口
荻窪小劇場(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

Poppin’ Universe
どんぐり企画
扇町ミュージアムキューブ・CUBE03(大阪府)
2026/08/08 (土) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
音楽スタジオに集う男女4人の大学生バンドメンバー達の約半年間の物語を描いた作品
映像を盛り込んで時を刻む。
日常に起こるメンバーそれぞれの思いや心境の変化、将来に向けての葛藤などを描いた作品。
劇団5人が出演の会話劇。
役者さんが微妙な感情など丁寧に演じていて何気ない会話でしたが最後まで楽しめた。
平成から令和へと時代が変わった瞬間を一緒に過ごしていたメンバー達の希望に満ちていた表情が良かった。
演技は初々しさもありましたが皆さん演劇を楽しんでる姿が伝わってきた。
劇団のコンセプトである「演劇をいつもそこにある存在に」を感じたお芝居だった。

人足寄場
排気口
荻窪小劇場(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
まったく知らない劇団だったのですが、なんとなく噂を聞いて観に行ったところ……面白すぎて仰天!
お化け屋敷のような音やドッキリで怖がらせるのではなく、チグハグな会話の妙に笑わされているうち、いつの間にか奇妙な世界に引きずり込まれ、気がつけばゾッとする展開に……。
今までとくにホラーファンではなかったのに、ホラーの魅力を思い知りました。

この夏、屋根裏から異世界へ(※行けません)
猿博打
OFF・OFFシアター(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
予定がたて込んでいたので迷ったのでしたが行って良かったです。
異世界の知識に乏しいので、あちこちわからないところもありましたが、まあこんな感じ?と想像しながら見ていました。チラシの写真から中学生くらいの女の子の夏休みの話かと思っていたら違いました(笑)。そして、私はチケットの予約もTwitterもPCでしかやっていないので、8日はマチネもあって早くに家を出たので、ソワレの突然の変更も知らなかったのです。なので、3人目に女性が出てきた時には「あれ?今回ってゲストがいたんだっけ?」と思い、手に持つ黄色い本は異世界のガイドブック?くらいにしか思っていなかったのでした。しかし、いつまで経ってももう1人の男性(くらいの認識)が出てこない、どうもガイドブックを見ながらセリフを言ってるフシがある・・・。と、さすがの私も“代役、本持ち”状態なのだと気づいたのでしたが、ほんま。さん(という方だと後で知りました)がすごくて、全然違和感なく劇中に溶け込んでいてこっちの回を見られてラッキーだったかも?と思えるくらいでした。
次の日千秋楽のツイートを見たら、もう台本無しで舞台を務めたとのことで時間があったら見に行きたかったです。板橋さんの回が見られなかったのは残念なので、配信で見てみようと思います。

朗読劇「たもつん」
朗読劇「たもつん」製作委員会
IMM THEATER(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/11 (火)公演終了

あきらめて明日
青春事情
新宿眼科画廊(東京都)
2026/07/17 (金) ~ 2026/07/21 (火)公演終了
実演鑑賞
劇団単独公演としては初めて拝見します。80分。7月21日まで新宿眼科画廊(スペース地下)。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2026/08/post-df6abd.html

朗読劇『風が吹くとき』
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2026/08/08 (土) ~ 2026/08/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
核攻撃に対する備えとして英国政府が国民に配布したパンフレット「 Protect and Survive」=「防護と生存」=「身を守り、生き延びよう」。その無茶苦茶な内容を信じた田舎の老夫婦の話。マジで核爆弾が投下され、家の中の手作り簡易シェルターでパンフを頼りに生き延びようとするブラック・コメディ。政府believerのジムといつ何時も自分の生活ペースを揺るがされないヒルダの夫婦。ヒルダのキャラが典型的英国婆さんあるあるの笑い。日本なら核戦争の非常時に全く動じず生活を一切変えようとしない田舎の頑固な婆ちゃんネタなんだろう。
20期生が女性6名、男性3名の為、男性OB3名(立川義幸氏、斎藤大雅氏、菊川斗希氏)が参加している。
6組のジム&ヒルダ夫妻。今野貴也氏と後藤綾沙子(あさこ)さんからスタート。この二人はラストも演るのだがその時は台本を手にしていない。
鈴木桜子さん、増満尚子さん、土川葉菜さん、藤本桃子さん、藤井直美さん、音田優輔氏、園部優心氏。

特別な情熱
ラッパ屋
紀伊國屋ホール(東京都)
2026/07/22 (水) ~ 2026/07/28 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
1975年に高校の「実験部」に所属していた3学年14人の部員たちがその後半世紀にわたりたどるそれぞれの人生。その部員たち(ならびに作・演出の鈴木主宰)と同世代だけに第一場の1975年以降、各場(の時期)に出てくる出来事/事件や流行などの世相がそれぞれ懐かしく、当時の自分を思い出したり。
またそれを背景とした各自の半生もあるあるだったり奇遇だったりで面白おかしくまさに「ベテランの味わい」、これぞラッパ屋、感服!

プライマ・フェイシィ
シス・カンパニー
近鉄アート館(大阪府)
2026/08/09 (日) ~ 2026/08/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/08/09 (日) 17:00
前半性加害者の弁護人として己の勝利を早口で得意げに語る弁護士テッサ(三浦透子)、後半被害者の立場になり真実を訴えかける姿の対比が浮かび上がる。被害者の気持ちがわかり切実に観客に語る姿が感動を呼ぶ。110分の一人芝居、一気に駆けぬけた。心に残る演劇だった。

パール食堂のマリア
青☆組
吉祥寺シアター(東京都)
2026/07/17 (金) ~ 2026/07/20 (月)公演終了
実演鑑賞
青☆組の10周年(2011年)や、 劇団化5周年(2016年, 未見)など節目で上演されてきた三演め。劇団化15周年記念の一本としての上演。7月20日まで吉祥寺シアター。 120分。ワタシは15年ぶりに拝見します。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2026/08/post-cc32fc.html

魔法老女ポストキュア
東京演劇アンサンブル
吉祥寺シアター(東京都)
2026/07/24 (金) ~ 2026/07/27 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
アンサンブル舞台の初見からかれこれ20年近くなるが、その時とて劇団主宰で精神的な支柱であった(事は外部の者にさえ明白であった)広渡氏晩年の、そして所謂新劇の良質な部分・・集団の社会的な位置と理想の希求、精神性の追求といった・・に殉ずる集団の空気を(元劇団員の解説もあり)受け取ったのが自分のベースである。従って近年の大胆な演劇的試行も全てそのベースの上に積み上げられている、という目で見ている。今回は西尾佳織作、との事で意表を突かれたが、アンサンブル的には小森氏演出の回は実験的かつ女性に比重を置く作品、そう見れば成程そのカテゴリーではあった。お芝居的には劇団の重鎮?女優らがある種跳躍した演技で(吉本新喜劇なら全員倒れる的な)含み笑いを湛えたニュアンスは(いやそう狙ったのかは定かでないが)「白い輪」によって発芽したものだろうか。。演出的には鄭義信氏に手合せ願いたい所があった。
私的には残念な事ながらポップな舞台にも関わらず不眠状態のため途中一度寝落ち。作劇全体について評価出来ないが、いつしか舞台は現代のシビアな家庭問題の渦中に入り、そこに立ち会わされる。ファンタジーの世界内法則を厳格に踏まえたものであったか否か、自分はそこを問題にする人であるがこの点をしっかり見極めるには至らず。
今少し後刻追記予定。

飛び出せ、アクアリウム。
中部大学演劇部 劇団「とらの穴」
中部大学(愛知県)
2026/08/08 (土) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2026/08/09 (日)
「水槽と言うな、夢のあるアクアリウムと言え!」と
劇中でもわざわざ言ってたわりには、魚は一匹も泳いでいない
最初から最後まで丸太にただ座りっぱなしだけの人魚。
だいたい水族館側は、助けた人魚をどうしたかったのでしょうか?
きれいごとばかり並べ立ててはいるけれど
結局、一方は、人魚を公開して金儲けがしたかっただけで
一方は、大海は危ないから死ぬまでここで飼い殺しにしようと言ってただけ。
暗くて狭い一室にひとり閉じ込められ続けた人魚に果たして自由はあったのでしょうか?
これって、ある意味ホラーですよね?
人魚がずっと居続けたいと思えるような、
皆が望むそんな夢ある水族館が描けたかどうか
今一度問い直してほしいです。
そして、もっとプロジェクターや影絵等で水の流れ、波、
泳ぐ魚、星空を表現するなどのビジュアルにもこだわってほしかった。

真夏のサンタクロース
劇団芝居屋樂屋
たましんRISURUホール(立川市市民会館)(東京都)
2026/08/08 (土) ~ 2026/08/09 (日)公演終了

誰々
劇団5454
すみだパークシアター倉(東京都)
2026/07/31 (金) ~ 2026/08/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
劇団 5454 初観劇でした。
「役割」をテーマとして、とある家族を主役に、少し怖さのある不思議な雰囲気のSFでした。
感想を自分の言葉で表現するのがとても難しい。
自分の言葉で表現しようとすると、この「役割」に関する自分自身の体験や感情を、そのまましゃべるはめになりそうで。
観終わってすぐは、ただ不思議な余韻のある作品で、怖さを感じるところも含めておもしろかったな、と思っただけだったのだけど。
感想をまとめようと考えれば考えるほどいろいろなものがわいてきて、時間が経つほどにまとまらなくなっていって。
結果、なんだか不安な気持ちが今手元にあって、大変もてあましています。
姉によって「役割」を着せられていた弟に、いつかの自分が重なるところがあり。
けど、同時に、自分も姉のように誰かに「役割」を着せてしまっているという現実に、いたたまれなくなったり。
登場人物がみんなそれぞれ、どこかにいそう、身近にいそうな親近感のあるキャラクターなせいか、彼らのその後が気になってそわそわしてしまう。
劇中、彼女が語る「線と点」の話がとても印象的。
思い返して、演劇って点だなぁと思うし、この作品は、演劇でやってこそ、演劇ならではの作品なのだな、と感じました。
自分は「観客」という役割を着て、決められた席に座り、それぞれの役を着た「役者」たちが動き、語るのを観ている。
「家」「会社」「公園」という役割のセットを、何の疑問を持つこともなく認めて……。
うーん、やっぱり考えれば考えるほどドツボにはまってしまいそうでちょっと怖い。
物語が進んでいくたびに組み上げられていくセットが、とても斬新に感じました。
特に、弟の一人暮らしの部屋がよかったなあ。
ビニールテープに囲われた中にしゃがむと、弟の顔が見えなくなる。
今、囲いの中でしゃべっているのは、ついさっきまで自分が見ていた弟なのか。
それとも、もしかしたら別人にすり替わっているのか。
そういう想像をさせる意図があったのだったらおもしろいな。

ゴールデン・エイジ
劇団俳小
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2026/08/06 (木) ~ 2026/08/12 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/08/06 (木) 18:30
価格3,500円
タスマニアを探検していた地質学者ピーターと技術者フランシス。
奥地の原生林で、謎の人々と出会う。
彼らは数百年間、文明社会から遮断された人々であった。
もはや言葉も通じない。
独特の文化を持つ彼らを目の当たりにして、
ピーターとフランシスは途方に暮れる…。
論文で彼らを発表することで、自分の功績にしようと企む学者。
ナチスが掲げる「優生思想」を裏付けることになるからと、
彼らの存在をひた隠しにする政治家。
さまざまな思惑が絡み合っていきます。
近親交配を繰り返したせいか、彼らの中には障害を持つ人も居て、
障害者に対する姿勢もまた、テーマのひとつです。
さらに、第2次世界大戦。
ドイツとの戦争が、物語にも暗い影を落とします。
とてつもなく壮大な物語。
途中休憩ありの3時間弱。
複雑なストーリーを分かりやすく、テンポ良く展開していきます。
フライヤーの絵がとても素敵です。
いろいろ考え、いろいろ感じた、大満足の劇でした。

想い出の香里ヶ丘に夢が咲く
劇団ふぁんハウス
板橋区立文化会館・小ホール(東京都)
2026/08/07 (金) ~ 2026/08/08 (土)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2026/08/08 (土) 14:00
価格3,000円
千穐楽を観劇
かつて自分が生きていた世界が失われていく哀しさ

頭痛肩こり樋口一葉
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2026/07/29 (水) ~ 2026/08/30 (日)上演中
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/08/09 (日) 13:00
座席1階
井上ひさしがこまつ座旗揚げで上演した演目の再演。160回記念公演にふさわしい、素晴らしい出来だった。
前回とほぼ同じ座組が、グレードアップの期待に応えたと思う。
樋口一葉(夏子)を演じた貫地谷しほりの冷静な舞台での動き、八重を演じた岡本玲のはじける演技、年を重ねてすごみを増した多喜役の増子倭文江、しっとりとした歌声で魅了した香寿たつき、もはや怪演と言っていい幽霊・花螢の若村麻由美、こまつ座で経験を積んできた邦子役の瀬戸さおり。この6人がそれぞれの役割を超えて美しい舞台を作り上げた。
舞台は武家社会から転換したばかりの明治時代。男尊女卑の世間で貧困の中をもがいて生きた樋口一葉の人生だ。亡くなった家族・仲間が帰ってくるお盆の場面が、年を追って描かれる。花螢の舞台回しを軸に、現世とあの世を行き来するような人間関係がこの物語の最大の魅力。最初にこの世を離れた花螢が怨みを晴らそうとする複雑な関係が、謎解きのようで面白い。
吉原の女郎の受け皿となる居場所を作ろうとしていたという一葉の構想は、現代の福祉につながる取り組みだ。自らが病に倒れて早逝したが、一葉の人生への井上ひさしのリスペクトと愛情がたっぷりと伝わってきた。今回も秀作だ。

桃燕飯店〜煥発〜
ドリル饅頭
あかいくつ劇場(神奈川県)
2026/08/06 (木) ~ 2026/08/09 (日)公演終了