楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき〜
Prayers Studio
Prayers Studio(東京都)
2019/05/03 (金) ~ 2019/05/04 (土)公演終了
7人の壊れた女と男がひとり
マニンゲンプロジェクト
「劇」小劇場(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい舞台でした。開演前に配布された町田さんの挨拶文にあったように、女の我儘の意味が分かったような気がします。女性だけで構成される社会って、いずれ「女の我儘」でお互いが傷付けあっていくようで、それでも支え合っていくようで。。。それに比べて、男って単純で馬鹿なのかも知れませんね。そんなことを考えさせてくれる舞台でした。ラストは、こんな中途半端なままで終わるの??ってちょっと心配だったんですが、絶妙な暗転の時間。そして明展するちょっと前に、ああ、そうなるか。って繋がる芝居の構成で良かったです。それにしても、堤萌さんの芯の通った発声と台詞調子。これから素晴らしい役者さんになりそうな予感です。
キレナイ
青春事情
OFF OFFシアター(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/21 (木) 19:30
座席1階1列
青春事情『キレナイ』OFF OFFシアター
凄く面白かった。たくさん笑えてほっこりなれる優しいお話。
こういう職場の雰囲気っていいなぁって思いました。
続編を期待したくなります。
どの登場人物もキャラが立っていて面白かったのですが、中でも遥がすごく印象に残りました。
おどおどワタワタしている姿に「がんばれー」と応援したくなる感じ。
ラストの少し成長した姿も良かった。
あととあるシーンで読んでいる本がツボでした(前の方の席じゃないと見えないかも)
あちゃらか2〜ねずみの唄は花火と共に〜
ホチキス
博品館劇場(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
初日行きました。安定のエンタメクオリティを供給し続けるホチキス、流石でした。 江戸の町に自分がタイムスリップして楽しんだ、そんな夜でした。 一作目同様オープニング全員集合場面は見ごたえありですね。これで「さーどうなるんだ」という期待が一気に高まります。 ホチキスは例によってあちこちに導線があって、物語がリズムよく進み、最後はXXXという展開ですが、どの作品もやっぱりベースは「家族愛」。このエッセンスがあるのでこちらも安心して楽しめるのかな、と思っています。新メンバーの2人も頑張ってましたね。 週末もう一度行く予定してます。 そうそう、初ホチキス観劇の友人を連れて行きましたが大変喜んでくれました。 よかったー。
二代目なっちゃんの愛人。
なかないで、毒きのこちゃん
OFF OFFシアター(東京都)
2018/08/21 (火) ~ 2018/08/30 (木)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/08/21 (火) 20:00
価格2,800円
さすがにほとぼりも冷めたので なかないで、毒きのこちゃん が秋に行った「犯行」について記録を残す。ただし作品の性質上、ハナシを盛ったり虚偽を記したりするオソレは拭い去れない。(爆)
ある意味で開演前から芝居は始まっているという用意周到な「劇場型犯罪」。この団体をよく知っていると「読み易い」かも。が、あれだけヒントがあるのにσ(^-^)も途中まで半信半疑だったし、「事件」は起こらなかったのだろうか?
(念のため詳細はネタバレBOXへ)
なかないで、毒きのこちゃんの芝居は何が起こっても不思議はないと言うか、何かが起こってもしばらくは静観した方が良いかも。(笑)
vol.3「関ヶ原の見物人」vol.4「お局ちゃん御用心!」
片岡自動車工業
HEP HALL(大阪府)
2018/06/15 (金) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
「関ヶ原の見物人」観劇!
もう最高ーー!に楽しかった!
テンポが良くて!台詞も良くて!
笑いも盛り込んでいて!
衣装も良くてキャストも凄く良くて
皆さん弾けた演技に熱さが伝わってくる
中でも飯嶋松之助さん(KING&HEAVY)が印象的!
ポップな世界観がいいですね^ ^
それにしても片岡さんは
みんなを楽しませるお芝居を創るなぁ♪
片岡さんの気遣いのコメントからはじまって
お洒落なオープニングから惹きこまれ
最後は群集劇の様な怒涛の展開!
色々なメッセージが込められていて
観る人によって想いや捉え方は変わってくる
全編、イケてるポップなエンターテイメント!
全てに魅了されてしまった^ ^
キレナイ
青春事情
OFF OFFシアター(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
個性豊かなキャラたちが、ふわっとした日常を生きていました。
役者さんも上手でしたし、ストーリーの展開もとても好きな感じでした。
暗転からのタイミングが少し合ってなかったかな?と言うことが少し気になったくらいです。
とても楽しめました。
蛙の結婚
IL COLORI.
アトリエ第Q藝術(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
たった今、初日観劇です。素敵なお芝居だった!素敵な三姉妹と愉快な仲間たち、さすがILCOLORIと思うお芝居に、楽しい時間があっという間に過ぎてしまいました。蛙の結婚ってそういうことかーと納得です。ずっと気になって気になって。
藤さんのいつもとは違う羊の皮をかぶった感のお芝居と突然放り込んできたウルマン感全開のホッコリシーンに魅了されて⁉︎毎回アレンジする?らしいから、千秋楽の観劇を楽しみにしてます!
それにしても流石のメレちゃんのユーモアたっぷり貫禄の演技とみっちょりさんの今回は渋い演技に見入ってどんどん引き込まれてしまいましたね。楽しかったなー
今回は全体を見たくて二列目にしましたが、次は最前列で皆さんの迫力の表情の一つ一つを味わいたいと思います。
これから観劇される方へ。開演前にみっちょりさんの小芝居が続きます。物語の伏線ともなるので早めに着席したら、より楽しめると思います。
海越えの花たち
てがみ座
紀伊國屋ホール(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/26 (火)公演終了
ゲゲゲの先生へ
東京芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2018/10/08 (月) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/10/08 (月) 14:00
座席1階
作演出の前川知大は、徹底的に水木作品を読み込んだという。舞台はタイトル通り、全編が水木作品へのオマージュであり、とても人間的な妖怪が、いや、とても妖怪的な人間が舞台を駆け回る。
妖怪を恐れるのは、人間の心に自分たちにないものへの怖さとか、後ろめたさがあるからなのだろう。
水木作品がそうであるように、前川の舞台でも妖怪への怖さが笑いで彩られている。それは金にあざといところだったり、いかにも人間らしい浅はかさが笑いの種になっている。出てくる妖怪も現代社会への風刺を存分にまとっていて、このあたりは水木ワールドそのもの。詳しい人なら、この舞台は数倍楽しめる。
豪華な出演者たちも、きっちり期待に応えている。主演の佐々木蔵之介のおとぼけ詐欺師ぶりはさすがだし、白石加代子は妖怪そのものというかぴったりはまっている。松雪泰子はあまり動きがないようにみえて、存在感抜群だ。
とにかく楽しめる。
キレナイ
青春事情
OFF OFFシアター(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
めちゃくちゃ笑わせていただきました。とても楽しかったです。今年一番笑わせていただきました。感謝感謝です。
よくもあんなストーリーにセリフを考えられますね。
店長役おねえ、入店2年目の美容師役の演技、すばらしいです。いたについていますね。
役者それぞれに際立っていてよかったです。
「明日見た笑顔」「ココロノカタチ」
しみくれ
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2018/06/13 (水) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
念願のしみくれ!観てきました!「だまし」のあるストーリーであることは知っていましたが、それでもだまされ、大興奮。笑
終演後も1人で、待って!待って!と頭を整理することが楽しかったです(´˘`*) そんなストーリーももちろん、書ききれませんが役者さんの演技にも惹き付けられ、とても素敵な時間となりました。北海道から駆け付けて良かった!有難うございました。
やまいだれにやまいだれ
久保と人間
サンモールスタジオ(東京都)
2019/05/14 (火) ~ 2019/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/05/18 (土)
観てきました! やっぱり青木さんの作るお芝居はカッコいい! ビンビンくる重低音! クロムの復活を願います☆
宇宙人はクラゲが嫌い
劇団かもめんたる
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/05/11 (土) ~ 2019/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
■約115分+カーテンコール■
八嶋智人演じる陽気な店主が快活にギャグを飛ばすも誰にも響かずクールに自分で回収する様、ファンタジーのバカバカしい用い方、今あえての執拗な下ネタ押しなど、全部好きでした♪
八嶋さんは志願の出演とはいえあくまでゲストキャスト、劇団員ではないのにもかかわらずカーテンコールを率先して盛り上げたうえ物販のPRまでして、その点にも感心。いくらなのかは知りませんが、ギャラ以上に働こうとする姿勢にシビれました。サービス精神の塊、天性のエンターテイナーですね。芸能人とはそういう存在であってほしい。ますおかの岡田は“ファンあっての我々、ファンあっての芸能人”という意識が人一倍強いらしく、街で声をかけると「ワーオ!」から「パー!」、「閉店ガラガラ」まで持ちギャグをフルコース、フルスロットルでやってくれるそうだが、岡田にも通じるおもてなしの精神を八嶋さんには感じました。
裏の泪と表の雨
BuzzFestTheater
ウッディシアター中目黒(東京都)
2016/12/08 (木) ~ 2016/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白い!【表の雨】
劇団uzzFestTheaterの公演は、”てっぱん”のような面白さがある。当日パンフのご挨拶文_代表・藤馬ゆうや氏は「2016年は3回の公演を実現する事ができました」と記している。本公演以外は、「ユーカリ園の桜」「アイバノ☆シナリオ」であるが、どれも面白かった。
本公演、舞台は大阪の西成区あいりん という地区というところ。自分はそこに住んだことがないので、その地区・地域の事情は分からない。しかし、パンフレットによるとションベン臭い街だとか。その街にあるお好み焼き屋で働く人、その周りの人々が生き活きと描かれていた。日常起こりそうな出来事、家族の絆といった人情世界に浸れる。街の情景は見えないが、その雰囲気は十分察することが出来る。
(上演時間2時間)
かんむり
円盤ライダー
山野美容学院マイタワー27(東京都)
2019/05/23 (木) ~ 2019/06/05 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/05/23 (木) 19:00
初日に見てきました!
代表の渡部さんの言葉を借りると
これをみなきゃ、おかんむり
だそうですが
まさにその通り本当に面白い劇でした!!!
これは必見と言うのも頷けます。
「メグ The Monster」/「あっちの部屋では」
アナログスイッチ
旧平櫛田中邸アトリエ(東京都)
2018/10/16 (火) ~ 2018/10/25 (木)公演終了
満足度★★★★★
私が拝見したのは「メグ The Monster」の初日です。
不明にして初見でしたが、人気の劇団さん。30代の主宰さんが書かれた脚本は、リアルなコメディにして濃密で、ストーリーの仕掛けも効果的。岩田博之さんのダメ男っぷりが、とってもステキで共感します。
実際の民家を使っての公演は完売・満席でした。なかなか得難いスタイルの観劇体験で、大満足❤
【大阪公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
初演のものをDVDで観てたので、同じものを観に行く気分で行ったのですが、別物と言っていいくらいの劇的な進化を遂げていました。まるで絵画の中にいるかのような美しい舞台美術、5か月連続五彩の神楽で格段に磨きがかかった集団殺陣、そして何よりWordlessで伝える非日常的で、それでいて自分の境遇におきかえて身近に感じることもできる感涙不可避のストーリー、私の想像を遥かに超えた出来栄えでした。大阪でもっと多くの回数公演して欲しかったです(^-^)
ボクとママと発達障がい/ヘルプマークのトリセツ
NOS(Natural one style)
新宿シアターモリエール(東京都)
2018/10/17 (水) ~ 2018/10/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
たった今、初日観劇!本当に難しい題材でひとつまちがえば重苦しい展開になる舞台…じゃあなかったんです。とても清々しい気持ちで見終わりました。ウルマンの安藤さんならではの演出がいたるところで感じられて、しっかりと私達に伝えたいメッセージとホンワカした笑いと涙が随所に散りばめられた素敵な舞台でした。いつものウルマンでは絶対やらないだろう(?)貴重な時間を過ごせた気がしました。とは言えちょっとしたBGMやギャグ・呼吸の間がウルマンの香りを撒き散らしてはいましたが。時間が許せば小谷さんが演出する他の公演も観たい!
ウルマンスタンプラリー1つ目ゲットしました。残りの3公演、制覇します!
The Dark City
温泉ドラゴン
ブレヒトの芝居小屋(東京都)
2018/10/15 (月) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/10/16 (火) 14:00
座席1階
価格4,000円
終戦直後の埼玉県本庄町(現・本庄市)。銘仙の闇取引で暴力団が牛耳り、警察も検察もその仲間という小さな町。そんな暴力の街はおかしいと書いた朝日新聞本庄通信部の記者に対する元暴力団組員の町議による殴打事件をきっかけに、新聞がキャンペーンを張り、市民が立ち上がる。本庄事件と呼ばれるこの経緯を題材に、社会派劇作家シライケイタが今に暮らす市民に訴える。「本当に、生きているか。立ち上がっているか」と。
唐組で暮らした怪優・大久保鷹がひときわ、光を放つ。舞台が現代と70年前を行き来する構成で、出演俳優は一人何役もこなすのだが、70年後の今に生きる老人を演じる大久保が、この70年前の事件の意味をストレートに客席に問い掛けるさまは、圧巻だ。まさにぴったりの配役であると言える。
フェイクニュースなどが横行し、ジャーナリズムに背を向ける人が目立つ今。しかし、ジャーナリズムとは民主主義を支える基盤であり、書く自由はすなわち、私たちが生きる自由だ。これが政権や暴力団で切り取られていくとすれば、それは、生きる自由を制限された戦前・戦中に戻ることになる。
新聞は書いているのか。市民はそれを手に立ち上がっているのか。
民主主義であるはずのわが国で、独裁政権のようなやりたい放題が通る今。声を上げることの重要性を、見た人たちに強く訴えかける。70年前の市民の力を今、思い起こしたい。