最新の観てきた!クチコミ一覧

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GARAZY

GARAZY

The Four of Mats

シアター風姿花伝(東京都)

2018/07/25 (水) ~ 2018/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

日本だし野郎たちだし修理工場なんだけど
90年台のアメリカドラマ、青春グラフィティのような要素がギュッと詰まってる印象を受けた
キャラとか設定に粗はあるんだけど、それを上回る楽しさで好きだった
役者さんが魅力的に見えるのは良い作品の証だと思う
それぞれの場面の振幅がもっと大きければ、さらに観客側の感情を揺らせるのになぁと
一方でそれぞれの役者さんの登場人物へのハマり具合は特筆するべきレベル
森谷さんの表情のデパートっぷりとか、従業員4人のポジションまんまの感じとか
良さが難点を覆い隠して埋め立てる

草苅事件

草苅事件

しむじゃっく

高田馬場ラビネスト(東京都)

2018/07/21 (土) ~ 2018/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑えるけどミステリーっぽいし、頭使いながらも馬鹿騒ぎな感じだし
役者さんそれぞれの見せ場を楽しみつつ、物語の解釈を頭ぐるぐる考えるような感じ
本作は小劇場にありがちな
「無内容でしぬほど退屈な作品」を関係者側や観客が無理やり意味を付け
面白いとする事への痛烈な皮肉を含んでいる
きっと作者自身も自分の作品に対し同じ懐疑を抱いたうえで
我々観客をもう一度信じて本作の結末を書いてくれたのだと思う

平成三十年のシェイクスピア

平成三十年のシェイクスピア

コンプソンズ

花まる学習会王子小劇場(東京都)

2018/07/18 (水) ~ 2018/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかくネタをばんばんすごい数投げてくる作品
政治芸能ネット演劇2chツイッターまとめサイトWiki・TikTok
見ている側のGeek度合いによってだいぶ打率が変わり
大半のネタを理解出来してしまった後に残るのは平成を無駄に費やしてしまったなぁって気持ち
役者さんたちがとにかく芸達者、わかりやすく役者が構成する作品
梁瀬さんの歌とか普通にそれだけ聞いてたかったし
本田晴子さんのキャラ作りだったり、舞台上での表情含めた存在が凄く良かった
hocotenさんも見た目や存在そのものを活かされまくってった

城

劇団普通

新宿眼科画廊(東京都)

2018/07/13 (金) ~ 2018/07/17 (火)公演終了

満足度★★★★

誰かと聞かれたら、私だと答える
どこかと聞かれたら、ここだと答える
何時かと聞かれたら、今だと答える
それは全て事実となり、今ここに私がいることになる
私という者の思考は真実であって座標の0である
それが小説であり演劇である
観客は主観という城を明け渡したことに気付く

僕の好きな小説、筒井康隆の夢の木坂分岐点を思い出した
偏在する存在と浮遊する主観
そういうものだと言ってしまえばそういうものになる演劇の特性を活かした表現
個性的な役者さんが多く、根をはらない世界観に負けず自分の周りに自分の世界を作ってそれぞれの存在を守ってたイメージ

『コントロール・アン・ア・アン・アン・コントロール』『ギャル』『猫の呪い』『朝子さんと夕子さん』

『コントロール・アン・ア・アン・アン・コントロール』『ギャル』『猫の呪い』『朝子さんと夕子さん』

遠吠え

SCOOL(東京都)

2018/07/13 (金) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

本公演候補の4作品の冒頭15分を観て投票する企画
1本目「コントロール、、、」は本当に木村さんの脚本?と思うような空気
男性メインにするとこういう風な話を書くのかとあらたな驚き。日本のラジオみたいだった
会話のバランスの綱渡り感は好みだった

「ギャル」
バンギャルとかマンバとか見た目のインパクト強いけど
実際はかなりハイテンポでワードが凝縮された秀逸な会話劇
さんなぎさんの哲学を感じさせるマンバがキーとなるキャラで司令塔
あえて今マンバとかのギャルをやる意味を越えていけると思う

「猫の呪い」
短編として完成しているようにも見える作品
それぞれの関係性とか続きが見たくなる要素たくさんあった
「朝子さんと夕子さん」
これが一番遠吠えぽかった
誰が演じるかでだいぶ印象が変わるんだろうなと

ギャルに2票と猫の呪いに1票入れてきた

【東京公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

【東京公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/07/12 (木) ~ 2018/07/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

小劇場でこのクオリティ!
凄いんだろうなと思って観てやっぱり凄かった
殺陣の場面はどれも凄かったけど刺客二との殺陣の場面が特にお気に入り
キチッと装填している細かさが好き
敵側の戦法も色々有って飽きなくて、そう思うと異形の存在に対する人側の対抗策も見ものなんだよね
Wordlessということで様々な表現方法で情報を観客に与えるんだけど
人間とは違う時間の流れで生きている事を表すところとか
夢の中の出来事を表すところとかどれも秀逸だった
適役がみんな格好良いのもポイント高い
関西の劇団ってのが悔しい(観に行きづらい)

死にたい夜の外伝

死にたい夜の外伝

劇団献身

OFF OFFシアター(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

シチューションコメディ的な構造でカラオケの1ルームという閉塞性を見事に活用しきった作品。痛みながら笑った。
そしてこれだけ残酷で苦しい場面が続く作品もそうそうないなと
この世界は僕のための物語じゃないけど、誰かのドラマのために生きてるわけでもねえ
あれは面白いあれは面白くないとか
センスとか空気とか流れとか
お笑い芸人が考えてやるようなことに受け手側が勝手に縛られて窮屈になって
笑いってものが手元から離れていって
削り取っていった成れの果て、尖って痩せ細った主人公たち
好きなものが自分を苦しめる矛盾

トイレの花子さんの帰宅

トイレの花子さんの帰宅

やまだのむら

イズモギャラリー(東京都)

2018/07/07 (土) ~ 2018/07/11 (水)公演終了

満足度★★★★

あの3人は他者とのコミュニケーション手段がそれぞれ違って、それぞれ不器用で
特にマルヤマの手段はとても哀しくて
傷だらけの掌で相手を叩いている様な感じで
そして僕もまた見えない触れない事を言い訳にしてコミュニケーションを諦めてるのかもと

第十七夜『銀河鉄道の夜 -露-』

第十七夜『銀河鉄道の夜 -露-』

有末剛 緊縛夜話

ザムザ阿佐谷(東京都)

2018/07/07 (土) ~ 2018/07/09 (月)公演終了

満足度★★★★

精神的断面と肉体的断面に深い崖を感じる瞬間が訪れた時
肉体に触れることで解消してしまう事も有れば
その断絶の大きさに絶望することもある
心を固定しなければいけない、縛らなければいけない
音にして絵画にして吊し上げてそこに残して救おうとする物語

テキストの精神性を肉体表現で固定するという意味では
演劇も心と身体の間に感じる軋みに折り合いを付ける手段の一つと言えるのかもしれない
賢治の身勝手なロマンチックが生んだテキストも空に貼り付けばあんなにも美しい
エゴは身体から取り出して眺めると美しい

ホテル・ミラクル6

ホテル・ミラクル6

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

満足度★★★★★

今回も4本とも全部好き
あといつも通り好きな作品の役者さんを猛烈に好きになった
ホテミラって毎回、その役者さんの魅力の一番わかりやすい部分を感じられる気がする
役者さんの自己紹介と言うかPVというかショーウィンドウ的公演かも

ネタバレBOX

・ビッチの品格
演劇作品を通して自分は「好き」の正体を知りたいのだけど
この作品ではアナログ的かデジタル的か
自分の中にだけ有る物なのか、外に置いておくことに価値があるのかなどが俎上に並べられる
女子会の話題の様に答えは出ないのだけど過程を体験できる作品

「ホテル・リトル・ミラクル」
窪寺さんが引き潮で田邉さんが満ち潮
激しく揺らめく展開の波を絶妙にサーフする永橋さん
三人の声が役柄の波長とシンクロし、観ている側の心の振幅を大きく大きくしていく
優しさが溢れた作品でそれは消費され温かく消えるけど嫌じゃない

・かっこ悪いオトコ(悪)
小劇場的作品なんだけど尖りをあまり感じないのは丁寧で破綻していないから
中村つぐみさんのコブシを効かせた演技はこういった作品での正解を出してしまった気がする
ロックになりうる作品
そして声を大にして、こういうの好きだって言いたい

最後の奇蹟
ホテルの1室なのに外に広がる世界と物語がいくらでも胸の中に浮かび入ってきて
溺れるでもなく歌うでもなく、ああそうだ一緒に月を見たいんだってなって
綺麗に夢見る事を許さないくせにこの物語は
堕ちてゆく時に何よりも綺麗に月のスポットライトを当てる
Mad Journey

Mad Journey

@emotion

ブディストホール(東京都)

2018/07/01 (日) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

殺陣とダンスと音と光で、ハイライトとクライマックスがとめどなく溢れる様子はバレエのようで
跳ねっ返りの主人公と随所に含まれる笑いと憎めない敵役の配置は
小学校の頃に体育館で観た演劇のような懐かしさと憧憬とエンタメの原点を見せられたようだった

ビュッフェ

ビュッフェ

順風男女

しもきた空間リバティ(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

コント系の劇団では一番脂が乗っていて最高に楽しい空間
順風男女の作品は緻密さとかひねりがあるとかそういったタイプじゃないんだけど
楽しさの共有とか楽しい空気を楽しむと言った、笑うってことの一番根本的なものをしっかりと与えてくれる気がする
今回は電夏の道井さんも出演してて、ん?電夏、いや順風だ!って感じに一瞬頭が混乱したけど
流石の道井さんのキャラと味でめちゃめちゃ面白かった
「最高のゲーム」のノリとか「度胸の塊」とか好きだったけど
「ハッピーターンが止まらない」が白眉。もう最高of最高だった

THE BIG ESCAPE-大脱獄-

THE BIG ESCAPE-大脱獄-

カカフカカ企画

シアターKASSAI(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

物語性がいつもより高く感じられもしたが要所要所をバカバカしさでしっかりとしめて
物語からの振り幅もしっかり効いていて、本当にくだらなくて最高だった
しかもかなり細かい部分ぎっしり小ネタが詰まっていて、ハズしてるやつも含めて満腹感で幸福感
たすいちメンバーやたすいち常連メンバーもたくさん出てて、目崎さんがとち狂ったたすいち作品のようだった
THE小太刀賢って感じのキャラクターとか、笑いながら人を殺せそうな中田さん、デ・ニーロ・アプローチの目崎さんと美味しい役どころばっかり

《東京公演》新宿コントレックスVol.20

《東京公演》新宿コントレックスVol.20

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/06/29 (金) ~ 2018/06/30 (土)公演終了

満足度★★★★

アガリスクの「切ない恋」が凄い好み
いうなれば凄いベタなんだけど、ジャンプさんという装置がいることで許容される世界
てかジャンプさん以外の人が凄い気持ちよさそう。自分もカラオケとかでやってみたいもんなぁアレ
あと鹿島さんのああいう使われ方大好き
東京にこにこちゃんのやつは観たことあったんだけど「笑to希望」でやってたやつかな?
相変わらず汗かくコント。帽子とった時に笑いが起きたのが可哀想ながらも面白かった
ピーチはいくつかセンスを感じるコントがあって好み
劇団んいいは溜めた分だけオチがめちゃ効いた
淺越さんの「ゾンビの伝来と戦国時代」でゾンビの話してる時に中野坂上デーモンズのゾンビくんが目の前を通ったのが個人的にヤバかった
淺越さんのネタは本当に授業受けてる感。背景の知識がしっかりしているんで
笑うと言うより知的な刺激を受ける場にいられた喜び

コーラボトルベイビーズ

コーラボトルベイビーズ

第27班

駅前劇場(東京都)

2018/06/22 (金) ~ 2018/06/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

間違いなく今一番のセンスと物語がそこにあって、言葉も哲学も笑いもカッコ良さも全部くれる
叙情的に引き付けてポップに弾け飛ばす、痛みで縛り付けて優しい光で狂わせる
もし2018年現在の小劇場作品とはどんなものか知りたい人がいればこの作品を見れば良いと思う
登場人物たちが持つ愛は全部自傷行為で
特に長女の望む愛や家族への思いが辛くて
望んで得られないならと実際は自分自身を縛り付けて痛みを自分に与えていて
そうして実はすでに自分の手の中にあったと気付いた時の姿に涙した

ワタナベの自伝

ワタナベの自伝

あひるなんちゃら関村個人企画

live space anima(東京都)

2018/06/23 (土) ~ 2018/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

実はあひるなんちゃらよりも関村さん個人企画の方が自分には作品的相性が良かったりするんで
今回も台詞とか展開とか観ていて全部フィットし続けて、50分笑いっぱなしだった
団長さんの2回づつ否定するやつが表情とか含めてずるい程面白かった

ガラ版シェイクスピア 李氏アドン三世

ガラ版シェイクスピア 李氏アドン三世

ガラ劇

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

現実社会の極東情勢を借景にシェークスピアや歌舞伎などの古典的スタイルや語り口
はたまた唐十郎から派生したような表現をぶち混ぜたステージ上のドラマ
様式それ自体を楽しめる作品であったし、混ぜっ返された要素を見立てて遊べる箱庭のようでもあった
昨年の事件を模した場面で全部繋がって笑ってしまった
あと、過去の作品や様式というのは結局その時代に生きた人間の論理・感情に基づくものなので
共有できる部分はあっても、それこそ自然の一部を模した庭園を見た時の感情のように
受け取れるものの意味が変わってくるなと

ダイアナ

ダイアナ

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/06/21 (木) ~ 2018/06/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

とにかくブラジリィー・アン・山田さんの脚本が素晴らしい
序盤は関係性や言葉の意味などを観客側に委ねて想像を膨らまさせておいて
護身術のようにヒラリとかわしつつ最終的に無駄なく拾っていく展開にキリキリ舞い
演出や演技によって味も解釈も変わってくる良いテキスト
坂本七秋さんの味付けがこの公演の味付けになっていて、なんか仕草とかに面白みを感じる雰囲気を作品全体に付けていた
王里さんの雰囲気も智子さんの設定もまさに配役の妙だなと
~リピート観劇~
全部わかったうえで再度観たら、また全然違った種類の面白さを味わえた
開始5秒で重要な伏線のネタバレしてたり、七秋さんのミスリードとも言える言動もちゃんと辻褄があってたりと本当に良くできた作品
七秋さんの表情がめちゃめちゃ良くて楽しいしやるせなかった

ネタバレBOX

役者さん3人とも味があって好きだったんだけど特に坂本七秋さんは秀逸
「浮かれねえ恋なんてあんのかよ!」って文字だけじゃきっと心が動かない台詞も、積み重ねた空気と七秋さんの演技とあの表情で爆発させられたらめちゃめちゃ心に直撃して死にそうになった。ラストも完璧
冷たくてブラック・コーヒー

冷たくてブラック・コーヒー

埋れ木

スタジオ空洞(東京都)

2018/06/13 (水) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

ヒーローと責任の物語
前作もそうだったが大きな嘘が背景や存在に混ざっていることで逆に細かい会話などにリアリティを持たせている
物語がだいぶしっかり作り上げられており、無駄を含んだ会話など独特の面白さ
会話劇でありながらエンタメ系の感覚
持つ者と持たざる者の立場を軸に責任の扱い方を上手く掘り進めていた
どちらかというと理論的な会話劇だが超能力を使った場面は逆に感情あふれる見せ方ばっかりで良いバランス
議論の整理をちょっと観客に預けすぎてる気がするけど全体としては好きな作品だった

ゆとりアルバイター山田くん

ゆとりアルバイター山田くん

劇団おおたけ産業

RAFT(東京都)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

ゆとり世代をストーリーテラーに団塊Jrと社会復帰な物語
ゆとりの言い分も十分にわかるが考え甘いし、苦労人の言い分も普通人にはダルくて垂れ流し
結局浮かび上がるのは同じ時代に価値観をぶつけて、全力使い感覚の差や後悔しないやり方をくっつけてく事

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