最新の観てきた!クチコミ一覧

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あるいは友をつどいて

あるいは友をつどいて

演劇ユニット ハツビロコウ

SPACE 梟門(東京都)

2017/03/28 (火) ~ 2017/04/02 (日)上演中

満足度★★★★

 所謂学生運動は、1972年の沖縄闘争以降急速にその勢いを弱めていった。

ネタバレBOX

大衆の動員が減りセクトによってはヘゲモニー争いに明け暮れるものも出てきた。大衆との闘争に乖離を生じたセクトの多くはラディカリズムに走った。今作に登場する東アジア反日武装戦線”狼”もラディカルに傾いたグループの一つであった。彼らは、1974年8月30日、丸の内の三菱重工本社ビルに時限爆弾を仕掛け爆発させた。無論、人を殺傷することが彼らの目的だった訳ではないから事前に警告の電話を入れたが、三菱重工側は悪質な悪戯と取ったのだろう。警告の電話を切って対応を取らなかった。警告のタイミングから、爆発までの時間がかなり短かったということはあろうが、例えそれが充分であっても恐らく多くの死傷者を出したことに変わりはあるまい。日本国内での爆弾テロは、それだけ遠いものだったのだ。
死者8名、重軽傷者376名を出したこの事件でメディアは、実行した人々を人間と看做さないという状態であった。だが、本当に彼らはデモーニッシュな何者かで人の心のかけらも無かったのだろうか? 今作で描かれる彼らは優しく、正義感が強いうえに純粋で、非差別的である。そんな彼らが何故これだけの事件を起こしたのか? が問われていると同時に彼ら自身のオトシマエの付け方や悩み、社会的弱者救済という理想の前に立ちはだかる鵺のような普通の人間の差別意識や、変更を迫る者達に対する敵愾心や敵意或いは無視! 等の状況が淡々と紡がれ、考えさせる舞台になっている。

 今、安倍のような偽物が恰も人物であるような振りをして「日本国」首相としてその地位にふんぞり返り、日本会議のメンバーを優遇して己の地位安泰を計り、追及は悉く隠蔽と詭弁、嘘で逃げ回りながら、宗主国、アメリカの意を忖度して植民地経営に当たる愚を鵺達はどう観、これだけの高支持率になっているのか? ミサイル防衛を強化するだのとアホなことばかり言っていないで、原発即時全廃を決め、廃炉作業中にミサイルを撃ち込まれないようにするのが先決だろう。核弾頭を搭載していないミサイルでも原発に命中したら、その被害は甚大なものになるのは、どんなに想像力の乏しい者が考えても当たり前のことである。F1人災の被害を矮小化し帰還を促すプロパガンダに汲々としている推進派だが、日本人の犠牲の上に何を築こうというのか? と言った現在の問題についての疑義を投げかけるだけの問題提起を今作は孕んでいるであろう。
舞台版ドラえもん「のび太とアニマル惑星(プラネット)」

舞台版ドラえもん「のび太とアニマル惑星(プラネット)」

サードステージ

サンシャイン劇場(東京都)

2017/03/26 (日) ~ 2017/04/02 (日)上演中

満足度★★★★★

しずかちゃんの佇まいが本当にしずかちゃんらしく素敵でした。

ネタバレBOX

22世紀に地球で開発されたどこでももやで人間と動物が移住した二連惑星に、偶然繋がった21世紀のドラえもんたちが出掛けて行き、実質的に人間と同じニムゲに侵略された動物の進化系であるアニマルたちを助ける話。

宇宙の連邦軍の出動で事態が収拾されたのはあっけなく拍子抜けでしたが、しずかちゃんを始め登場人物が本物らしく、ドラえもんも片足でトントンしたり、それなりに本物っぽく見えました。

ゴリラ親子のベタなコントなども楽しかったです。

ただ、全体の舞台の中でドラえもんの目だけが光を反射していたのは不自然で、反射性の少ない素材を使ってほしいと思いました。
狂犬百景(2016)

狂犬百景(2016)

MU

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2016/10/01 (土) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2016/10/02 (日)

近くにある太宰治&森鴎外のお墓詣りも兼ねて、星のホールに足を伸ばしてみました。

ネタバレBOX

4話オムニバスの本作、主演の黒岩三佳さん、青木友哉さんを初め、総勢22名もの役者さんたちを、実に贅沢に使っています。そして、どなたも変に肩肘張らず、抑制の効いた好演でした。
とりわけ、製菓会社のオフィスを舞台にした第2話にご出演の、詩森ろば作品の常連・佐野功さん、ワタシには初見の古市みみさんに、第3話・第4話で同一人物として出られた、古屋敷悠さん、のお三方の演ずる人物像、大変印象深いものがありました。

舞台美術も、4話共通の背景に、各話ごとに入れ替わるセット。特に第1話のコンビニ店内のセットが、作品のシュールなテイストを、より一層、引き立たせていたように映りました。

脚本も実に巧みです。上述の通り、22名もの役者さんたちの役柄を明確に描き分け、さらには、第1~3話の登場人物の中から何名かを第4話にも再登板させることで、作品全体にスケールというか、奥行きが出たように思われました。

にも拘らずなんですけど、実は最後まで作品世界に没入することが出来ませんでした。あくまでも個人的な受け止めなんですが、どの役柄も「生身の人間」というよりも、狂言回しや・伏線張りや・話を盛るための「駒」にしか感じられなかったんです。『狂犬百景』と題された将棋の棋譜をなぞっている…ゴメンナサイ! 舞台上の役者さんたちにオーバーラップした、盤上を眺める脚本家のイメージが脳裏に浮かんで離れない2時間10分でした、とさ。
怒りの旅団-アングリー・ブリゲード-

怒りの旅団-アングリー・ブリゲード-

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/03/16 (木) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ワンツーからのDMで演出のことなど読んでいたので、そうか、ここの演出もグラハムさんが細かく指定してると言うことなのねと興味深く見ていました。
世の中の事件とか差別のことを考える時にいつも思うのは、同じ時代に同じ(ような)教育を受けているはずなのに、どうしてこうも違った考えを持つようになるのだろうかと言うことなのですが、当日パンフを読んだら古城さんも同じようなことを書いていらっしゃいました。なぜ同じ時代に生きている同じくらいの年頃の若者がこうも違った考えを持つに至るのか。しかし、犯人が分かった時の若い警察官たちの乱痴気騒ぎは、真面目で一途な彼らにもこういう一面もあるのだよと言うことなのでしょうか。

得て(再演)

得て(再演)

ほりぶん

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2017/03/28 (火) ~ 2017/04/02 (日)上演中

満足度★★★★

兎に角下らなくて楽しい舞台。
役者の本気のバカさ加減が最高!

ネタバレBOX

タイトルのセンスとエンディングは好みではないけど、沢山笑わせてもらいました。
舞台版ドラえもん「のび太とアニマル惑星(プラネット)」

舞台版ドラえもん「のび太とアニマル惑星(プラネット)」

サードステージ

サンシャイン劇場(東京都)

2017/03/26 (日) ~ 2017/04/02 (日)上演中

満足度★★★★

ドラえもんがちゃんと登場するんですね!楽しかったですがストーリーに納得できないんでした。でも原作通りだとしたらしかたないですね。

居酒屋「夢の郷」殺人事件2017春 ~阿藤快は死なず〜

居酒屋「夢の郷」殺人事件2017春 ~阿藤快は死なず〜

居酒屋「夢の郷」☆製作委員会

居酒屋「活鮮旬菜 夢の郷」(東京都)

2017/03/18 (土) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/20 (月) 13:00

価格4,000円

演者との交流会も楽しめて、今年も大盛り上がりでした。次回もぐぐっと!

さらば、ブラックローズ

さらば、ブラックローズ

ライオン・パーマ

萬劇場(東京都)

2017/02/01 (水) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/05 (日)

価格3,300円

前にも見たような感じ満載のごった煮感でしたが、やっぱり笑ってしまいました
ね。美人さんの扱い方が相変わらず良い意味で雑なのも良かったですし、
男性陣も容姿も言動も格好悪いのに、何故かカッコイイと思わせてしまう力業は
素敵すぎです。

オセロ王

オセロ王

劇団鋼鉄村松

花まる学習会王子小劇場(東京都)

2017/02/01 (水) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/02/02 (木)

価格3,000円

鋼鉄村松お得意の中学生男子並みのくだらなさと所謂「社会派」テーマが、巧く
混成されていなかった印象を受けました。
勿論笑うところもありましたが、笑いの総量がいつものより少な目だなと感じましたし、自分は乗り切りませんでした。理由はネタバレにて。

ネタバレBOX

はくにんとこくにんとの文化的対立と言うより肌の色の違いの方が差別の原因の
様に語られてしまっており、どうしても観ている方としては顔を塗らなければ結
局両方とも黄色人種だし、憎しみの連鎖も差別もなくなるんじゃねえと冷めてし
まいました。
ホチキスミュージアム

ホチキスミュージアム

ホチキス

劇場MOMO(東京都)

2017/01/14 (土) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/01/19 (木)

価格3,800円

確かに面白かったのですが、全体的に間延びしている感じがしました。出落ちで
終わらせても良いものやそんなに繰り返さなくてもクドイだけかなと言うものも
あったように思います。
結果的に、他と毛色の違かった日替わりゲスト(テーブルトークコンビ)もの、
小玉女史の日替わり一人芝居が印象に残りました。

ネタバレBOX

もう少し短めのものを連発すればテンポも良かったし、一本一本の質が多少あれ
でも誤魔化せるし、小玉女史の一人芝居ラストの「長いわ!!」ももっと跳ねたの
ではと思いましたね
萩咲く頃に

萩咲く頃に

トム・プロジェクト

全労済ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2017/03/21 (火) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

父親の期待に応えられず引きこもりになった息子と、常に見守り続ける母親、そしてそんな不甲斐ない兄に強く当たる妹。出演者は5名と少数ながらも一人一人の存在感が非常に大きく、全てにおいてクオリティーの高い素晴らしい作品で2時間があっという間に感じました。東日本大震災を境にバラバラになった家族が再び絆を取り戻して全員集まるという心温まるストーリー。家族全員が集合し、引きこもりから立ち直った兄が将来に向けて明るい話を展開したクライマックスのシーンは特に感動的でした。やはり家族は特別な存在、大切な存在であることを改めて感じさせてくれた素敵な作品。終演後もしばらく余韻に浸りなくなる心から観て良かったと思えた作品でした。大満足です。

R・プロジェクトの学園天国!

R・プロジェクトの学園天国!

喜劇団R・プロジェクト

遊空間がざびぃ(東京都)

2017/03/23 (木) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★

初見の劇団さん。遊空間がざびぃという会場も初めて行きました。ほぼ定刻通りに幕が上がり、いきなりセーラー服を着た役者さんが「学園天国」を歌い出すというド派手なオープニングからスタート。シュールコメディーということで期待が膨らみましたが、全体的にテンポが悪いためか、せっかくの笑いどころもイマイチ笑うことが出来ず。また、ストーリーも中途半端感は否めず、やや消化不良の印象を受けました。とはいえ、ブルマー姿で登場する役者さんがいるなどなかなか身体を張った作品で一生懸命さは伝わりました。

時をかける稽古場2.0

時をかける稽古場2.0

Aga-risk Entertainment

駅前劇場(東京都)

2017/03/22 (水) ~ 2017/03/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

東京公演、計4回観劇しました。アホみたいなリピート数ですが何回観てても舞台上のあっちこっちで動き回る/何気なく転がる人や仕掛けが拾いきれない。
劇場に惜しみなく溢れかえるおもちゃみたいに大量の仕掛けや大小のネタ、魅力的な俳優陣がつとめる「難アリだけど好きになっちゃう彼ら」を観たいがための4回戦でした。

公演2週間前に台本がほぼ無い座組が、窮鼠にも程があるよ「未来に行って台本ゲット」…タイムマシンはあるし、出来るでしょうけど、「できることイコールやって良いこと」か否かは誰も知らない―
2014年初演と大筋で通る物語の結びは変わらないけれど、登場人物の邪悪さが大幅アップな上に邪悪なアレコレを無邪気にやってくれるから、潔いにも程が有り過ぎて笑ってしまう。
単なる再演ではなく「2.0」の証。
宇宙へぼろぼろのチャリで急発進するような無謀ドライブ感覚、ひたすらアガる楽しさが全編に盛り込まれているアトラクションみたいだ。
観劇が趣味として根付いてない人と一緒に観るともっと楽しいっすよ、京都方面のかた!!

憂世彼方 -霧の花街宵乃籠釣瓶-

憂世彼方 -霧の花街宵乃籠釣瓶-

劇団アニマル王子

ブディストホール(東京都)

2017/03/15 (水) ~ 2017/03/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

一言だけ こんなすごい時代劇を見たことがない( Д ) ゜ ゜とんでもない物を見てしまった

馬琴の手蹟 (ばきんのて)

馬琴の手蹟 (ばきんのて)

真紅組

近鉄アート館(大阪府)

2017/03/24 (金) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/25 (土) 14:00

本気で笑って泣いた!
全てが本物!凄い作品だと思いました!

あれだけ楽しそうでカッコいい八犬士はなかなか見られないだろうなぁ(笑)

舞台版ドラえもん「のび太とアニマル惑星(プラネット)」

舞台版ドラえもん「のび太とアニマル惑星(プラネット)」

サードステージ

サンシャイン劇場(東京都)

2017/03/26 (日) ~ 2017/04/02 (日)上演中

満足度★★★★★

子供ミュージカルというには、もったいなさ過ぎる!大人も子供も楽しめるエンターティメント!さすが鴻上さんと唸るばかり。歌にダンスにフライング、映像使いも魅せれば、アナログな演出もそつがない。観る側を飽きさせない演出の数々。楽しい中に隠れているメッセージを子供達もいつかわかってくれるといいなぁと思います。

まわれ!無敵のマーダーケース

まわれ!無敵のマーダーケース

演劇集団イヌッコロ

ザ・ポケット(東京都)

2017/03/21 (火) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★★

よく有りと言えばよく有りのストーリーではあるが、会話の面白さ、しっかりした役者
で展開も楽しい。ただどうもセットの作りが引っかかってならない。人の動きで考えると、この造りは不自然かな!?

BANRYU<蟠龍>

BANRYU<蟠龍>

世仁下乃一座フェアアート/岡安伸治ユニット

d-倉庫(東京都)

2017/03/22 (水) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★

白装束の7人が飛び跳ね転げるので芝居というよりまるで組体操のよう。3人一役なのも意味がわかりました。エネルギー量が半端ないですものね。そして白装束だからこそ小物をちょっと足して色々な役にかわるアイディアも良かったです。

未亡人の一年

未亡人の一年

シンクロ少女

ザ・スズナリ(東京都)

2017/03/08 (水) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

打ちのめされた。心をぐちゃぐちゃにされた。花粉症の鼻水が最後は涙混じりの鼻水だらだら。なんというかもう凄い素晴らしかった。凄い好き。
舞台上にはどうにもならない人や他人の気持ちを思う余裕の無い人、生き返れない人と自分勝手な人ばかりなんだけど、COCO'Sとか絶妙なワード選びの台詞やキャラクターで凄い笑えて、バランスが取られつつも感情も揺さぶられて軽妙な世界観に言葉の重さが浮き立つ
上段、下段左、下段右と3つに分かれた舞台や登場人物の呼び名、年齢とか、中盤でつながった時にまさに目に飛び込んできていた情報がリンクして、一気に心だけがトリップする感じで、「あぁ、あぁぁ」としか言えないやや哀しい寄りの感情が押し寄せてきた

ラクエンノミチ/ボディ

ラクエンノミチ/ボディ

日本のラジオ

シアターシャイン(東京都)

2017/03/16 (木) ~ 2017/03/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

初見の劇団だったんだけど、非常に面白かった。人物造形というか登場人物の見せ方が上手くて、必要以上に説明しないんだけど、いつのまにかスルッとそいつがどういうやつか頭にインプットされていて、それが効果的にストーリに使われている感じ
ラクエンノミチは、何もかもどうしようもなくても好きな誰かのためなら道を歩けるという話。北野映画的な淡々なのに容赦のない、救いがない日常とそれでも笑える日常。役者さんたちの上手さもあって、観た後に耳がツーンとなるような感覚
ボディはこれまた凄いもの観た感。得体の知れない気持ちが共有したくないのに入り込んでくるようで、恐ろしさと拒絶感とムズムズとくるエロティックを感じさせられた。

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