SHIT AND LOBSTER 【ご来場ありがとうございました】 公演情報 MILE STONE「SHIT AND LOBSTER 【ご来場ありがとうございました】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/01/11 (木) 19:00

    未見の劇団だが、昨年12月も下旬近くに水野奈月のSNSに“急遽出演が決まりヒロインをやることになった”との告知があったので、すぐにS席を予約した公演。
    が、まずは劇場に足を踏み入れてすぐに軽い後悔が…。客席入口のある2階への階段の手前には物販のコーナー。さらに階段を上がって突き当りには、ここにもブロマイドを大量に掲示して販売している。2枚500円だ。こういう出演者のブロマイドを高価に販売している公演にはロクなものがないのダ。
    全席指定で、私の席は最前列のほぼセンター。
    ほぼ定刻にM0が始まるが、これがヤケに長い。結局客電が落とされて開演したのは5分遅れ。上演時間2時間。 

    (以下、ネタバレBOXにて…)

    ネタバレBOX

    冒頭のダンスが終わると、この物語が四十八手に含まれない幻の体位“シット・アンド・ロブスター”にまつわるものであることが説明される。“シット”は嫉妬ではなくSHIT、つまり“糞”であり、それとロブスターが組み合わさるとどんな体位になるのか…。最初の達人(爆)として登場するカオリ役の水野奈月を思い浮かべながら頭の中でアレコレ動かしてみるが(あ、奈月さん、嘘です。ウソ…)、どうにもよくわからない。
    なんてことやってると、舞台の上では黒いブリーフだけの2人の男優(しっかし、“男優”という語感は何となくエロっぽいなぁ。AV男優という言葉が刷り込まれているからだろうか)をモデルにして四十八手の解説が始まっている。オイオイこんなのを吉祥寺シアターでやっていいんかい…。 

    映画「輪舞」スタイルで展開される艶笑譚かと思って観ていると、途中から飲酒運転による事故死を装った殺人事件が起こり、被害者が残したメモを辿っていくと不可解な事件が…。これはサスペンスものだったかと思い直せば、説明台詞が多くなって、それでも中途半端。
    要するに、戦国時代にやってきた宣教師たちが日本人がシットアンドロブスターで交わっているのを盗み見て驚愕し、それを途絶えさせようとした陰謀が今も続いている…という顛末が語られるのだが、その展開があまりに薄っぺらく、ドラマとしてのエクスタシー、いや間違った、カタルシスがない。
    これだから私は御笠ノ忠次の作品が嫌いなのだ。コメディにしろ尻アヌス、いやまた間違った、シリアスなものにしろ、深みがまるでなくてペラッペラなのだ。 

    キレイな女優を揃えているのだが(ブロマイドを販売するという必要上もあったのだろうが…)、中でも女教師役の伴真緒が実に印象的。そういう女性陣がエロチックなセリフを口にしたり、悩ましく身体をくねらせたり…まぁ、その点ではサービス満点の舞台ではあった(笑)。
    男では居酒屋ベースボール(イザベル)の宮下貴浩がとぼけた味わいを出していた。えのもとぐりむが主宰するイザベルも一昨年までは必ず観ていたものだが、最近は劇団としての活動を休止している…。それだけに懐かしくもあった。 

    昨年も何回か書いたが、桟敷童子やチョコレートケーキ、青☆組といったいずれも満足度が著しく高い劇団の公演が4千円以下での上演なのだ。この程度の内容で5千円とはあまりにもコスト・パフォーマンスが悪すぎる。

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    2018/01/13 09:59

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