〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』 公演情報 Aga-risk Entertainment「〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    メインが1本か2本か、ブレが気になる

    ネタバレBOX

    「メモを取りながら伏線が回収されたかを確認しながらの観劇」という試みは面白そうだったが、
    会話劇にメモ取りすると仕事モードに入ってしまうのでそれはしませんでした。
    さびれた町内会あるあるな会話劇の二転三転する状況と各役の挙動には
    爆笑こそしないものの常時笑いが溢れました。
    ただ、本劇の本題となる「伏線」とその「回収」、これを無理にネタに盛り込もうとしだした後半に
    無理が来たかと。
    1.町内会会話劇
    2.会話劇を神(?)の視点(?)から見直して、「全ての伏線は回収されなければならない!」という
      無理やり設定劇
    の二段階になってしまったかと(それ自体悪い事ではないのでしょうが、1.で十分楽しかった自分に
    とっては2.は1.を壊す行為になると感じられました)。

    あと、劇中出てきた全ての「モノ」を伏線化する、という本激の主題は、
    本来物語にある、「あ、あそこで出た内容って実はここにつながるんだ!」という
    「伏線の発見」という楽しみ方を奪う行為である、というのも本劇を100%楽しめなかった理由かな、と。
    出たものなんでも「伏線とする」というのは強引すぎるかな、
    せめて「そういう世界観なりルールなり」をもうけて、
    物語自体の道理を引っ込ませてくれていたら( ´ー`)

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    2017/09/16 21:43

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