15 Minutes Made Volume12 公演情報 Mrs.fictions「15 Minutes Made Volume12」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    佳作ぞろいで面白い
    15分だからネタ勝負になってて、どれも面白かったです。

    ネタバレBOX

    Mrs.fictions《ミセスフィクションズの祭りの準備》
    話としてはいま一つで、岡野さんの演技力でもってる感じでしたが、ラストにキレがありました。
    「煙草の火がどうやってダイナマイトに着火すんのかなあ、もしかするとスルーで着火しないのかなあ」と思って観てたんですが、忌村が意識的に着火させるとは思いませんでした。
    「忌村はどうして火を投げたんだろう?」と考える間もなく暗転で、余韻が残りました。
    冒頭のタイトルバックまでに持ってくシーケンスと、オバQ音頭で「窓しめてくんない」も良かったです。

    20歳の国《消えないで、ミラーボール》
    斉藤マッチュうまい。斉藤マッチュと絡んでるときの湯口光穂さんは、他の三人と絡んでるときよりうまく見えます。あと兎洞大さんはカッコイイ。強豪チームのキャプテンという見た目と、それを裏切らない声がいい。
    シチュエーションが、結婚式と思わせて実は葬式なんじゃないか、それだと一気に辛い話じゃないかとドキドキしてたけど、普通に結婚式だったのでほっとしました。
    《花園Z》でも思ったけど、竜史さんは青春のノスタルジーを描くのがうまい。全部語るわけではなくて「わかる、わかる」と観るほうが埋める部分を残してます。この劇もglobeの熱唱で、なぜか納得して終わります。
    「シュート決めたら言うよ」が入ってくるタイミングが良かったです。

    MU《HNG》
    コントだね。面白かったです。
    途中の「お兄ちゃん!」で、シナリオに煮詰まったかのようなやっつけ設定がキター!と思って、それでも面白く観てて、ラストの「HNG!」で「ここまでヤッツケにやるんだ!」と思っておかしかったです。
    観たあとに余韻を感じて考えるというタイプの劇ではないけど、単純に面白さを求めてくならいい劇だなあと思いました。
    井上沙英さんの「わたしはして欲しいんだけど」あたりの演技すきでした。実生活で、井上さんみたいな人から言われたい。

    第27班《夏の灯り》
    最後の最後に、サヤカの眼が見えないことが解る工夫だけど、「で?」と思いました。
    深い部分で通じあっているトモキとサヤカ。でもサヤカはカズマとデートがしたくてとうシチュエーションで押し切って良かったのではと思いました。
    三つ子のギミックは面白かったです。特に途中、せっかく屋台を替えたのにただ一瞬走り過ぎちゃうところとか。

    ジエン社《私たちの考えた墓に入る日の前日のこと》
    何だか訳が解らない。観てる方の理解力に問題があるのではなくて、作ってる方もやりたいことをやり切れてないんだろうなと思いました。頭でっかちな感じがしました。
    でも面白かったです。同時多発を使いながら違う時系列の台詞を一回で済ませたり、あの世とこの世が複雑に絡んでたり。東京と地方の話とか、3.11の話とかも入ってるんだろうなあと思いました。
    ジエン社は次回公演の予定がまだないということでしたが、是非やってください。観に行きます。

    シンクロ少女《性的人間 あるいは (鞭がもたらす予期せぬ奇跡)》
    耽美の話になると役者さんも大変だなと思いました。耽美な世界の経験なんてまずないだろうし。ラストの作家が一心不乱にキーボードを叩くあたりは好きでした。
    この劇の作者は、寝取られた経験を劇にしたことがあるのかなと観てて思いました。思い出すのも辛いんだけど、書くしかない。そういうデーモンに囚われたことがある人が書いてるのかなと思いました。

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    2015/07/12 12:39

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