劇場 雲南市木次経済文化会館 チェリヴァホール

JR 木次駅周辺整備事業の一環として平成四年に建設されたこの施設は｢木次経済文化会館」といい、地域の経済や文化振興などを図る事を目的としています。
また、木次町の花木である「桜」と八俣大蛇伝説の舞台となった悠久の「斐伊川」の清らかな流れから、愛称を「チェリヴァ（cherry-river）ホール」と名付けられました。

コンサート、映画等多目的に使用できるホールをはじめ、会議、研修会などに利用できる大小の会議室を備えています。
この施設の中心は 500 人が収容できる大ホールです。コンサートなどのイベントや講演会などの開催により、町の文化活動の振興を図ります。
この他にも各種会議室やパーティーが開ける多用途な会議室があります。

この「木次経済文化会館」は、地域経済、文化のシンボルとして健康感にあふれた雰囲気に設計されており、外部正面ひさしとおおきなガラス壁面は大胆に曲面を取り入れ、斐伊川の豊かさを示しています。
正面 2 本の柱は、先人の築いた鉄路の精神を永遠に記念するものです。
建物内部は木次町のシンボルである桜をデザインしています。
また、音響には特に考慮し、素晴らしい演奏が楽しめます。

この施設の建設は、二十一世紀をむかえ、｢都市化｣、｢情報化」、｢国際化｣、｢高齢化｣、等の対策において重要な事柄であり、
雲南地域文化親交の拠点、また核としてのリーダーシップにより、周辺市町村との交流をはかり親しみやすい環境を備えた
「定住促進」、そして活気ある「まち」としての活性化のためにも必要とされる施設です。
文化の香りあふれる木次町・商都木次町として人々の交流、心豊かな人づくりを目指します。