錆色の瞳、黄金の海 2016 公演情報 錆色の瞳、黄金の海 2016」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-20件 / 34件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/01/21 (木)

    『錆色の瞳、黄金の海』(1時間45分)、21日の回を拝見。

    ネタバレBOX

    錬金術師によって生み出された、人造人間・ゴーレム。
    自らの意思は持たず、人間の命令のみで動く、身長5mの木の人形は、人々の暮らしを守るようにと、王国全土の町村に配備された。
    北方の辺境、豪雪地帯にあるジェミの村に送られた…村人から「イハナ」と名付けられた、そのゴーレムも、自然の猛威や盗賊たちから90年間、村を守り、やがて、いずことなく姿を消して、長い眠りについた…
    30年後。イハナの活躍を知る者が殆どいなくなったジェミの村で、ただ一人、イハナの伝説を目を輝かせながら聞いている少年がいた。
    大きなカラダを活かして、ただ黙々と村の人たちのために尽す…ミルキ少年は自分でも気づかないうちに、イハナのイメージにまだ見ぬ父親の姿を重ねていた…

    この後、お話は30年ぶりに目覚めたイハナが意味不明な行動を始め、壊れた?!と考えたオトナたちがイハナを破壊しようとするのを、ミルキ少年等が必死になって守ろうとする…といった展開になります。

    関西の劇団ショウダウンさんの東京公演を観るのも、これで4作品目。過去作は、大ホームランもあれば・ゲッツーもあり、だったんですが、では、今回の作品はといえば、イハナ少年の夢と冒険を通しての失敗と成長のものがたり…まさに「良質のファンタジー」♪ といった印象です。

    まあ、さすがに4作品も観ていると、背景等の説明セリフの多用・舞台上でのヒトの動かし方・劇伴の傾向…などなど、まさに「馴染みの洋食屋さんの、いつものランチの味」といった印象はぬぐえないのですが、幸いなことに、この「ショウダウン」というお店、あと味の良い料理を出してくれるようです。
    自分の狭い観劇経験で、なんですけど、関東では見かけないテイストの芝居、未見の方も・体験済みの方にも、どうやら今回はお勧めしても、いいかなっと♪
  • 満足度★★★★★

    この劇団の熱量は凄まじい。
    一気に舞台に取り込まれる魔力がある。

    ネタバレBOX

    とにかく面白い。
    主人公の少年を演じる林遊眠さんの台詞と動きのキレが美しい。
    彼女が物語を力強く引っ張る。
    他の俳優さんたちも入り替われ立ち替わりさまざまな役を丁寧にこなす。
    予算の都合もあるのだろうが、もう少し衣装な道具類にお金をかけられたら、もっとビジュアル的にもいい作品になるのだろうと思わせた。

    物語は、ぐいぐい進む。ただ、ラストはなるほどと思わせる反面、後日談的な印象で、もっとすっきり終わってほしかった。

    作品とは関係ないのだが、仕事の都合で開演10分後に劇場へ。制作の方が、入る直前に、尋ねたわけででもないのに、そこまで内容を簡単に説明してくれた。「ここだけ押さえれば、あとはわかると思います」という言葉とともに。そんな経験初めてだった。なんと素晴らしい心遣い。劇団への愛を感じた。これが舞台の上の凄まじい熱量を支えているのかもしれない。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2016/01/23 (土)

    ショウダウンさんを観たのは2度目です。前回は一人芝居、今回はキャストさんも増え、見ごたえ大満足。目の前にゴーレムが、いました。

  • 満足度★★★★

    【2回目】少年の心を失って久しいオジサンの胸ををも…
    前夜観て、その面白さに思わずリピート予約してしまった(笑)その2回目の観劇。 
    (以下、ネタバレBOXにて…)

    ネタバレBOX

    さて、ゴーレムというと私は手塚治虫の「魔神ガロン」を思い出してしまう。
    無論ガロンは異星人が地球人をテストするために送りこんだ兵器という設定であり、ゴーレムは土(粘土)で作られるのに対してガロンは金属製という違いもあるが、“ガロン”という音からも創作時の手塚の頭にゴーレムがあったのは間違いないだろう。ガロンを動かす鍵となる少年ピックを胸のところの空間に入れるとガロンは正しい行ないをするのだが、これも今回の「錆色の瞳、黄金の海」のゴーレム=イハナが“命の石”によって造られ、イハナが動けなくなった時にミルキがその死んだ命の石に命を与えるため苦難の旅に出て復活させるのと似通ったものが感じられる。しかもラストでイハナはこれからいつもミルキと共に世界を旅するのだ。 

    題名の「黄金の海」というのが何を意味するのかわからなかった(なにせ劇中に海は登場しない)のだが、それはラストで明らかになる。この部分もジブリファンなら「風の谷のナウシカ」のラストを思い出して嬉しくなってしまうだろう。この場面のために舞台奥には黒い紗幕が掛けられていたのだ。 

    とにもかくにも既に少年の心を失って久しいオジサンの胸をこんなに熱くさせる作品、子供心を失っていない純真な大人だったら、もっとワクワクして舞台に観入ることだろう。
    因みに作・演出のナツメクニオは前日のアフタートークで、自分の子供が10歳になったら観せたい作品だと言っていた。10歳以上だったら充分に理解できるよう書かれているということだろう。自分の子供に観せたいために書いた作品…そこには心が籠っているのが当然であり、だからこそ人を感動させるのだ。 

    なお、この日はナツメが所用で京都へ帰ったとのことで、林遊眠がアフタートークに登場したが、彼女がアフタートークに出るのは初めてのことだとのことだった。
  • 満足度★★★★

    小さな空間で壮大な物語世界を構築…
    一昨年の池袋演劇祭において初出場ながらも林遊眠の2時間に及ぶ一人芝居で大賞を勝ち獲ったこの劇団、大阪での公演が主体なのでてっきり大阪の劇団だと思い込んでいたのだが、劇団としての所在地は京都だという。池袋演劇祭を含めるとこれが4回目の東京公演。当日パンフによれば6月下旬~7月上旬、9月初旬にも東京公演が組まれているから、かなり意欲的だ。 

    受付開始(=開場)15分前に会場着。すでに受付開始を待つ列が出来ていて、私は9番目。 

    段差をいくつか設けた石造りと見える舞台。上手と下手の前面には錆の浮いた金属板を重ねたようなものが立てられている。 

    開演時刻近くにスタッフが舞台前に立ち、「開演まで3分少々となりました」と前説が始まる。と、いうことは定刻に開演となる訳で、何度も書くがこういうのは実に気持ちがいい。開演時刻に主宰のナツメクニオが登場して、開演の宣言をして物語が始まる。上演時間1時間45分。 

    ところで、終演後にスタッフや役者に聞いて初めて知ったのだが、関西の劇場では定刻開演は当然のことで、遅れることはほとんどないのだという。東京の小劇団で定刻開演はごく少数派で、5分以上遅れるのが当たり前の世界になっていると言ったら、逆にびっくりされた。東京の小劇団に皆さんにはぜひ肝に銘じてもらいたい(因みにこのことを私がTwitterに書いたところ、たちまちの内に見知らぬ多くの人によってリツイートされた。時間にルーズな予約客を待つために開演時間が押すことを不快に思っている人がそれだけ多いのだ)。 

    (以下、ネタバレBOXにて…)

    ネタバレBOX

    冒頭、仮面を付けた男女によってゴーレムによる戦闘場面が語られる。その最後は「そして人々は知るのです。自分たちを守る巨人には、自分たちを滅ぼす力があるのだということを」と締めくくられる。中盤でも「ヒトは、自分が制御できないものを持つべきではない」という言葉がある。この2つの台詞がこの物語のテーマのひとつといえるだろう。人によってはこの「自分が制御できないもの」に原子力発電所を重ね合わせてしたり顔をするかもしれないが、私はそこまで偏った見方をしたくはない。 

    さて、この仮面の人々の中から少年・ミルキが立ち現われ、「僕の村にはゴーレムがいる」と誇らしげに語り始める。林遊眠は半ズボン、ナマ脚で、いかにも少年らしい溌剌とした活発さをみせる。東京だと蛻皮表演の蛸谷歩美の少年役が一部ファン層では有名だが、この林の少年らしさはその上をいく見事さだ。
    私が先程ゴーレムと原発を“制御できないもの”として重ねたくはないと言ったのは、ミルキがゴーレムを最も大切な友として扱い、終盤では動かなくなったゴーレムを修復するために苦難を重ね、直した後は世界中を見るために一緒に旅立つからだ。ミルキ=人間の傍にいつも一緒にいて役立つものとして描かれているのだ。 

    120年前に国王の「ひとつの自治体に一体のゴーレムを」という政策によって、このジェミニの村にやってきた石人形・型番129、すなわちゴーレムはイハナと名付けられ、「村に永遠の平和を」という命令のためにだけ従って動き続けた(このイハナが動き出す場面の、役者たちによるその表現が見事だ)。畑を耕し、大雪を一晩で片付け、そして30年前に盗賊を撃退してからは村に大きな災厄に見舞われることもなくなり、イハナは永い眠りについていた。
    ところが村人がイハナのことを忘れ、平和が当たり前のように思い出した頃、山崩れとともにイハナは目覚め、岩を運んでは川の中に沈めるということを繰り返す。村人たちはイハナが狂ったとしか断じなかったが、ただ一人、ミルキだけはイハナを信じていた…。 

    このイハナの奇怪な行動の理由は大体察しがつくのだが、その結末を察した客をも感動させる展開を用意する辺りがナツメの手腕だ。たった2人だけの盗賊団をコミカルに描きながら、大切な役割を持たせるのも、不自然さが全く感じられない。 

    ともかくシアターグリーンの中でも最も小さいBASE THEATERという小さな空間で、これだけ壮大な物語世界を構築するのは驚くべきことだ。
    この作品、初演時は4人芝居だったそうだが、今回の再演に当たって、7人の役者が演じる形に変えられたという。林はほとんど出ずっぱりで、しかも走りながら台詞を喋る場面が多い。演技力だけでなく、これを1日3ステージこなすという体力にも脱帽だ。 

    林以外の他の役者は全てが何役も演じるが、一様にいい味を出して、物語をしっかり支えている。ただ、小野村優はミルキの母親とこの村にやってきた2代目ゴーレム(ホムンクルス)を演じるが、それがやや紛らわしい。もう少し演じ分ける工夫が欲しかった。 

    この面白さにすっかりヤラれ、私がたまたまこの翌日の夜が空いていたものだから、劇場を出る前にリピート予約をしてしまったのだった。
  • 満足度★★★★★

    人類永遠のテーマが...
    本公演は、「グリーンフェスタ2016」において「BASE THEATER賞」を受賞した。
    この芝居は、4人で演じる脚本になっていたらしいが、どうしても描きたいエピソードがあり7人へ構成し直したという。
    伝承的な話を大胆に脚色することで物語に魅力付する。壮大なロマンとその村に生きる少年の成長という極小の両極を描くことで、大きな世界観と繊細な人の機微がうまく融合しており、実に観応えのある公演であった。
    (上演時間1時間45分)

    ネタバレBOX

    今もチェコに伝わるゴーレム伝説をモチーフにしているようだ。ゴーレムは泥人形で、作った主人の命令だけを忠実に実行する。そこには厳格な制約がありそれを守らないと凶暴化し、世界を破壊し尽くしてしまう。

    梗概...冒頭、仮面の男女によってゴーレムによる戦闘場面が語られる。最後は「人々は知るのです。自分たちを守る巨人は、自分たちを滅ぼす力がある」という。中盤では「人は、自分が制御できないものを持つべきではない」という台詞がある。この2つの台詞が物語のテーマの根幹をなすといえるだろう。

    100年以上前に国王の「一つの自治体に一体のゴーレム」という施策によって、ジェミの村にやってきた石人形・型番129、すなわちゴーレムはイハナと名付けられ、「村に永遠の平和」という命令のためにだけ従って動き続けた。

    そして時は流れ、技術進化に伴い新しいゴーレムが...。そしてイハナの運命が大きく変ろうとしている。そのイハナ、川に入り黙々と作業を行っているが、その目的は何か。新旧ゴーレム対決という緊迫感もさることながら、そのミステリアスな展開も魅力的である。

    ユダヤ教に伝わるゴーレムは、ギリシャ神話の青銅の巨人タロースや旧約聖書の天地創造において、土によって作られたアダムなどと繋がるところがある。物質と生命という人類の永遠のテーマを孕んでいる。
    物語は分かり易く、またテンポよく展開するから心地よく観ることが出来る。そして物語の案内役のようにジェミの村の少年・ミルキ(林遊眠サン)が、この世界に飛び出してくるようだ。

    劇団ショウダウンの公演、といっても東京での「マナナン・マクリルの羅針盤」(2014年9月@風姿花伝)、「マナナン・マクリルの羅針盤再演2015」(2015年2月@シアターグリーンBASE THEATER)、「パイドパイパー」「千年のセピラ」(2015年9月@あうるすぽっと)の4公演であるが、そのどれもが時と場所・状況が大きく動く。時空を超えたり、大海原を航海したり不死の力を持つなどその設定が魅力的である。

    本公演は確かに100年以上の時を経るが、それは台詞だけで、その移ろいが感じられない。また中世の街らしい舞台セットを走るが、あくまで周壁内だけ。そのスケール感が先に記した公演に比べると物足りない。この公演だけを観(初見)れば満足するところであるが...人(自分)は満足の度合いが高くなるもの。その求めるレベルが高くなるのも必然かもしれない。劇団ショウダウンはその欲求に応えてくれるだろう。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    次も期待しております!
    ナツメ氏の世界はファンタジックでありながら、ひとつ芯の強いものを感じる。生命力や想いの強さが溢れている。また、それを演じる林遊眠、彼女もまた、強い意志を表現する力がある。イハナを思う少年の真っ直ぐな心、実に真っ直ぐに観客の心にぶつかってくる。また、他の出演者も表情がイキイキとし、物語が生きているように感じさせる。切なく温かく優しい物語に惹き込まれた時間だった。

  • 満足度★★★★★

    大阪初演を観劇♪少年とゴーレムの絆に感動…
    劇団員さんだけで公演された前回公演…。
    今回は素晴らしい客演さんにもご出演頂き、厚みのある公演になっていたように思います。
    遊眠さんの少年、はまり役でした♪
    小野村さんのお母さんとホムンクルス、可愛い&格好良かった♪
    真壁さんの山賊、男気がありました♪
    上野さんの総帥、宮島さんのおばば、ショウダウンさんは女優陣の頑張りが凄い!
    追伸、飯嶋さん、ナツメさん(ご長男誕生おめでとうございます♪)も頑張っておられましたよ~。

    ネタバレBOX

    物言わぬイハナの、村を守る事のみを一途に考えた(誰にも理解されぬ)行動、バカが付くほどの献身、涙が出てきます。

    ラスト、神々の地に辿り着いたミルキ…、眠りから目を覚ましたイハナに、何を願うか興味津々でしたが…、そう来ましたか!
    いかにもショウダウンさんらしい、心暖まるエンディングでした!
  • 満足度★★★★★

    大感動!
    この作品、何度も見ました。
    が、何度見ても、ぐいぐい引き込まれます。
    役者さんたちの演技の熱量に心が熱くなります。
    そして、何より、主人公ミルキを演じた林遊眠さんが凄い。
    表情と台詞にあれだけの説得力を持つ役者さんはなかなか居ないです。
    更に単なる台詞だけじゃなく、情景を想像させるのも素晴らしい。
    名脇役のイハナも素晴らしかったです。

  • 満足度★★★★★

    七人の役者
    一途な少年とゴーレムをめぐる人々の物語。
    本当にたくさんの登場人物がいるのを、七人の役者達が何役も替わりながら、それぞれに物語を創り上げていく。とても良い舞台を観ました。
    ショウダウンの作品は、心温まるエンディングを用意してくれるので、好きです。

    ネタバレBOX

    役者さんと主な役の感想を。

     作・演出ナツメクニオ君を役者として舞台でガッツリ見たのは初めてかな。パイドパイパーではそれほどの出番が無かったので。シェバは、体制側の人間では唯一ミルキとゴーレムの理解者なので、ミルキの親戚のおじさん的な立ち位置で、頼りなさげなところがぴったる。
     林遊眠さんは主人公の少年ミルキ。もう純真な男の子にしか見えません。なんかいつも走っているような気がしました。子供はね、何でも走るんですよね。
     宮島めぐみさんは、村の長老おばばさま。この物語では大人の象徴ですかね。彼女は小っちゃいので、そこからさらに腰を曲げると、本人はとても若いけどおばばさまに見えちゃいました。
     飯島松之助君の山賊ザハ。お馬鹿でお笑い担当の彼がいないと、物語がちょっと息苦しくなるかな。山賊なのにとってもいい奴。舞台上なくてはならない存在でしたね。すっきりした馬鹿が好感度高し。
     同じく山賊(子分)イクシの真壁愛さん。有能で役に立つ子分。彼女がいてこそ、ザハが舞台で生き生きとするんですね。後半カウニスの足止めのシーンはカッコよかったね。
     ホムンクルス・カウニス役の小野村優さん。カウニスは物語の中では悪役なんだろうけど、「道具」なので「悪」ではないんです。なので、カウニスが悪い奴に見えませんでした。それで正解だと思っています。それと、カウニス強いんですけど、優さんの殺陣が優美でカッコイイんです。
     体制側のトップ・アルクペ役の上野みどりさん。今回初めましての彼女でした。冷たいというか冷静な役どころ。最後よくわからなかったのですが、彼女は最初のゴーレムだったのかな。だから冷たい感じなのかな?今回唯一の心残り。

     最後に命の石を求めてパーティーが旅するシーン(無声)は、ドラクエ的な何かですかな。面白い趣向でした。
  • 満足度★★★★★

    行けて良かった
    胸に残るこの瞬間。
    大切なことをいっぱい思い出させてくれた
    気がします。
    ミルキとイハナに会えて良かった。
    全体の役者陣のレベル高いですね❣
    東京より更に良くなったと思いました。
    感動をありがとうございましたm(_ _)m

  • 満足度★★★★★

    何故こんなに心うたれるのだろう。
    退屈な日常に、感動を与えてくれたミルキとイハナにありがとう。
    久しぶりに感動してしまいました。
    素晴らしかったのは、セリフが身体から出ている事。台本を読んでいる感がなく、舞台がリアルに感じました。
    ミルキが語る情景描写がとても美しい。そしてそれを語るミルキの熱量が観客の心を熱くする。
    思わず引き込まれてしまいました。

  • 満足度★★★★★

    珠玉のファンタジー★楽しかったです♪
    僕にとって初めてのショウダウンで、今も大好きな作品です♪キャストが増えて、さらにグレードUPしてました!!イハナとミルキは言葉が通じないけど、確実に心が繋がっていて、二人の絆に感動します♪いつまでも二人で旅を楽しんで下さい\(^o^)/

  • 満足度★★★★

    その村で過ごしたい
    面白かった。某ジ○リの映画を見てるようでした。また、七人の出演者なのにあのキャラ数の多さ、そして演じ分けはお見事でした。
    ただ、林遊眠さんが劇団の看板役者なのはわかるが、説明台詞も入れて、台詞量が多すぎるかなあと、ちょっと感じたかも。

  • 満足度★★★★★

    こんなにも素敵な世界が広がるなんて
    某演劇関係者が「気になる」と呟いていて、偶然にも大阪公演前だったので衝動的にチケット購入で初観劇。

    とにかく良かった!
    ファンタジーな舞台設定、少年の成長、何が正しくて何が正しくないのか、キチンと笑いを仕込む緊張と緩和、役者さんそれぞれの魅力あふれる演技。
    こんなにも素敵な世界に今まで触れる機会がなかったのを激しく後悔。

    登場人物それぞれがすべて大好きになりました。
    幸せ。
    さぁ、自分のブログにも感想書こう。

    ネタバレBOX

    完全に主観的な思いですが、ミルキが絶対にあきらめないと決めて、走り出すところで幕でも良かったかなぁ。
    その後、再びイハナが起動するだろうなぁというところは見えるので、最後の命の石を見つけにいくくだりはすっ飛ばして、ミルキの成長した姿とイハナとの会話だけでも。

    でもでも、物語全体には大満足なんですよ。
  • 満足度★★★★★

    林遊眠
    小さい身体のどこにそんな体力が?
    声も大きいし通る
    凄みがあるかと思えば、あどけない顔もする。
    巨大なゴーレムと向かい合う姿が目に浮かび、懸命な姿に涙がまた溢れる。
    千秋楽は見逃せないと思い、3回目を観たがやはり見てよかった。
    大阪にも行こうと思います。
     

  • 満足度★★★★★

    技術とヒト
     初演は大阪公演のみ、キャストは4人であったが、今回はテノヒラサイズからの客演を含めて7人。

    ネタバレBOX

    ショウダウンの特色と言ってよかろう、良い面は、徹底して真っ直ぐな物の見方を通して書かれたその素直なシナリオ表現が、役者達の演技によってある深みに到達している点だろう。この深みは初源の光で編まれたような純粋性に満ちているが故に、哀しいまでに靭く、汚辱に塗れた世を生きる我々に、子供の頃に夢見て大人になって忘れかけた夢の痕を思い出させてくれる。それは、人の世が信ずるに値することを切に願う我らの願いの具現化であり、結晶である。
     今作で描かれるゴーレムは、現代科学の基礎となった錬金術の技術によって作られたヒト型疑似生命体である。王は、このゴーレムを各共同体に1体ずつ与えることにした。共同体に与えられたゴーレムは、動作確認を除いて初期化された状態であり、名前は自由につけてよく、命令は一つだけ。注意すべきは、命令されたらゴーレムは、その命令のみに従って行動する為、良く考え抜かれた命令をしなければ、共同体は存続の危機を含めとんでもないリスクを背負うことになることだ。つまり技術それ自体は、善でも悪でも無いが、使い方次第でどちらにでもなり、その責任は人間が負わねばならぬということである。
     このテーゼは重大な意味を持つ。即ち、ヒトが制御できない技術を持ってはいけないということである。現在、我々、ヒトはこの地球上で食物連鎖の最上位に位置する。即ち総ての生命体のリーダーである。従って総ての生命体に対する責任も負わねばならない。だが、我らヒトは、核技術を持ってしまった。而もこの技術を制御することができている訳ではない。放射性廃棄物処理は不完全だし、採掘、処理過程や、抽出過程、原発の運転中、メンテナンスでも、兵器製造過程でも常に被ばくを伴うが、これも完全に防げる訳でもない。また、事故時の悪影響は計り知れない。にも関わらず、こんな物を為政者や私企業が持ちたがり、原発に関してはどんどん輸出しようとすらしている。滅びへ邁進する狂い沙汰としか言いようがない。賢いと言われる為政者やエリート達であれば、この程度のことが分からぬわけはない。にも関わらず何故、彼らは制御できない技術に頼ろうとするのか? その理由は、他者を信じることができないからであろう。信じることができなければ他者は敵である。敵である以上敵対行動をとるに違いないと互いに考えるから、恐れが生まれる。こうして恐れが不信を昂進させ、不信は更なる恐れを生み、この構造だけが昂進してゆくのであるが、恐れを口に出す訳にも行かないので、その根本に不信が蟠踞しているとして、不信を基礎とするオーダーが定位される。そしてそこからの唯一の論理的帰結は敵殲滅である。
     そんなことの危険性をも示唆する内容である。だからこそ、ミルキがゴーレムを信じることに強い必然があるのだ。そして恐らくは信じ合うことによってしか世界は維持できない。

  • 満足度★★★★

    今後も見逃せない! 劇団ショウダウン
    昨年の『パイドパイパー』ですっかり心を掴まれた劇団ショウダウンの待望の公演は、やはり期待を裏切らないものでした。

    たった7人で回しているにもかかわらず、一人複数役でもほとんど違和感が無く、主演の林遊眠さんをはじめとする役者さんたちの熱演には、本当にそこにゴーレムがいるかのように感ました。

    自然と涙が頬を伝いました。もっと多くの人に観て欲しい作品です。

    ただどうしても、作品のスケール感と劇場の大きさが釣り合っていないように感じます。本作にあまり小さな舞台は相応しくありません。もっともっと大きな劇場で上演されるべき作品です。

    同劇団のチラシのビジュアルも毎回素晴らしいので、(実際、自分が初めて『パイドパイパー』を観に行ったきっかけも、仮チラシのビジュアルの良さに惹かれての事でした。) もっと折り込みチラシの部数を増やすなどして宣伝に力を入れて欲しい。もっと多くの人に知って欲しい。心からそう願います。

    劇団ショウダウン、やはり今後も見逃せません。

  • 満足度★★★★★

    何度見ても・・・
    2年前の初演の再演を期待していました
    そして 今回の東京公演 23日15時 24日11時と17時30分の計3回
    観劇しました 何度見ても 飽きない内容 そして観劇の回数を
    重ねる毎に 引き込まれていきます 大阪公演から メンバーも内容も
    少し変わり 毎回涙か止まりませんでした
    ナツメワールド最高 そして演者の人も 全員最高でした
    絶対に 2月の大阪・船場サザンシアターも必ず 見に行きます

  • 満足度★★★★★

    期待を上回る素晴らしい作品でした。
    知り合いの演劇関係者からぜひ観に行ったほうがよいと誘われて伺いましたが、期待を上回る素晴らしいファンタジー作品でした。多数の登場人物がいるのに、出演されているのが7名しかいないというのにはさらにびっくりでした。セリフの量もかなり多いのに…素晴らしい作品をありがとうございました。大阪凱旋公演も頑張ってください!

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