ドラゴンカルト 公演情報 ドラゴンカルト」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
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  • 満足度★★★★★

    グリーンフェスタ2017参加作品。サスペンス・ミステリーという分野の作品であるが、ノックスの十戒が気になるきわどさ…しかし、そんなことは卑小なこと。過去と現在を交錯させ時間軸を操る事で簡単に犯人へ辿りつけない。その重層的な構成、そこに潜ませた悲しい思いが心に響く。

    この劇団、林遊眼という看板女優がいるが、本公演でも主役であることは間違いないが、一人芝居と違って群像(集団)劇である。その中にあって違和感を感じさせることなく、それでも存在感ある演技で観(魅)せてくれた。
    (後日追記)

  • 満足度★★★★

    前回観たファンタジーとは違い、今回は現代劇ミステリー。最初から伏線はりまくられていたので、ラストで犯人がわかった時のくやしさたるや。
    照明と音でどんどん盛り上げていく、息もつかせない展開にハラハラドキドキしてました。本当に残念なのは役者さんたちが時々難しいセリフで止まってしまうところ。私だってこんな言葉言えるわけもないのに、どうしても気になってしまう。でもその熱量には圧倒されっぱなしでした。次回も楽しみにしてます。

  • 満足度★★★★

    座席F列11番

    価格3,800円

    クライマックスでありかつ不気味で恐ろしいシーンから始めることで観る側を一気に引き込む。現代劇だし純粋な(?)悪を描くし…で、あれこれ新機軸。
    多数の役を演じ分けるタイプの一人芝居をもこなすだけに林さんは「七色の声」で、今回はその役どころから高めだったな、とか。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/01/29 (日)

    劇団ショウダウンさん
    初観劇だったのですが
    『ドラゴンカルト』
    サスペンス、刑事物、海外ドラマが
    好きな自分も納得の
    重厚で上質なサスペンス。
    最後の最後まで息をつかせぬ展開。
    あっと言う間の135分でした。
    本当に面白い作品です。

  • 満足度★★

    う~ん
    いろいろと放り込んだ鍋の味・出来は・・・いまいちに思えたなぁと

    カルトの怖さとか
    捜査側のコメディ感も
    何かいろいろ不足とかしてたなぁと思えた2時間15分・・長い・・

    まぁ海外犯罪ドラマ大好きな奴の
    偏った感想ですけどね・・・(=_=;)

    ネタバレBOX

    ボーンズとかクリミナル・マインド+あやしいスピリチュアル・・・
    なんか最後のだけは随分な感じを受けました
    引退した捜査官がいい味出してたけど・・・
    被害者に猟奇的な面がなければボーンズパクリは出さないほうがよかったと思った
    プロファイラーだしたらメンタリストだして
    コラボさせた方が一部には受けたでしょうとか思えたですよ
    霊感捜査官なら「カコと偽探偵」みたく
    死者が見えるスピリチュアルのコンサルタントの方がよかったのでは?
    とかも感じました

    まぁ今の日本でのリアルだと
    毒ガスまいたりしたし・・・
    どっちかというと全国捜査ってのは
    説明も面倒になるから
    何かしら下地のある舞台設定をもうけて説明した方が
    よりインパクトとか説得力は上がったのではなかろうか?と思ったです

    FBIプロファイラー出すなら
    天才ハッカー(個人でもチームでも)出さないと・・・
    現在の犯罪捜査は情報戦でしょうに とかも思った

    ラストも警察署内(モルグでしょ)でのC4(2kgかな)爆発・・・
    無事ではいられないでしょう
    (まぁ遺体保存用のスペースに入ったなら大丈夫かもしれないけど・・)
    最後の最後でのリアリティの無さは とっても残念・・・
    爆発後に残ったガスで頭痛出しながら逃げたとか
    逃走ルートが見つかったとか言わないから
    ラストはオープンエンドで
    幻だった・・とか(某ヨーヨー使いの秘密刑事さんみたく?)
    と解釈させたかったのかな?
    う~ん それでも
    自分的には かな~りいまいちに思えたであります
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/01/28 (土)

    前々から評判を聞いていたショウダウンさんの舞台を初めて観劇。
    テンポの良い展開、役者さんの熱量、音と照明、、私の好きな舞台であった。
    そして評判通り、劇団の看板女優の林遊眠さんの持つ感性が素敵でした。
    東京公演は色々な面で大変でしょうが、是非続けていただきたい。

  • 満足度★★★★★

    ファンタジーしか観た事がなかったショウダウンですが、本当に面白かった。カッコいい役者さんが揃い、ずっとハラハラしながら観てました。サスペンスですが、ナツメさんらしい脚本がやはり良かった。絶対おすすめです。

  • 満足度★★★★★

    ファンタジーで定評のある劇団ショウダウンさん。今回は粗筋から、また太秦署が登場するということからも分かるように、現代が舞台です。ネタバレ防止のために詳細はネタバレBOXに書きますが、こんな引き出しも劇団ショウダウンさんにはあるのかと驚き、また舞台へのこんな引き込まれ方もあるのかと、新鮮な発見のある舞台でした。これは一度ならず二度みたい作品です。

    ネタバレBOX

    クライマックスは太秦署シリーズの続きだと勝手に思いこんでいた身としては、あーやられたと思いました。ラスボスがまさかのあの人、しかも伏線は結構最初からじゃんと。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/01/28 (土)

    今まで観劇したファンタジー作品では無く、サスペンス作品でどう魅せてくれるか期待して観に行きましたが、期待以上の舞台でした。2時間15分の大作でしたが、程よく入っているお笑いの部分もあり、長さを感じさせません。役者さんの熱演や音響等も良かったですが、脚本が特に素晴らしかったです。まだ1月ですが、今年の中でも指折りの舞台になるのではと思える傑作でした。

  • 満足度★★★★★

    殺人というゲーム

    ネタバレBOX


     現在アメリカの軍事リクルートスタッフは、ゲーマーにも触手を伸ばしていると言う。実戦配備されている無人機による攻撃にゲーマーは優秀な成績を収めるからである。無論、兵器自体の発達、遠隔操作の技術が格段に進歩したこともあって、数千キロメートルも離れた地域から「敵」を殲滅することができるのだ。実際に殺されているのが、女子供や障碍者、老人であるにしてもだ。
     そして現実に国家対国家ではないが、国家は武装集団を相手にするという名目で、マイノリティーや元々圧政に苦しんできた市民たちを相手に軍事行動を起こし虐殺を恣にしている。そんな世界情勢の中、我らの周りもきな臭い臭いが充溢してきた。
     死が、生活から離れ、病院の狭い空間の中に隔離されるようになってかなりの時が経ち、我々は死を身近に感じなくなっていると同時に、他人の死が我々の生活や感性に与えるもの・ことからも隔てられてきた。
     一方、エキセントリックで凶暴な感情は、あてもなく解き放たれているようにも見える。これら有象無象のエネルギーが在る方向を持ち集約させられたとすれば、今作に描かれたような事態も、実際に起こり得るのではあるまいか?
     カルトという意味ではかつてオーム真理教があった訳だし、思考というものの本質的属性はあるオーダーが決まってしまえばそこから先にはたった一つの展開しかないことなのである。それは尖鋭化だ。今作は、そのような不穏な空気を孕んだ現代日本の子供じみた病弊をいみじくも炙りだしているように思える。
  • 満足度★★★★★

    とにかく面白い!!!
    はらはらドキドキ満載だし、ところどころにある笑いとのバランスも凄く良かったです。背景も何も無いのに、役者さんたちの演技、存在でリアルに周りが見えてくる・・・ナツメさんの演出は大好きです。舞台ならではの面白さも詰まってます。
    このラストいい!
    映画にしても面白いと思いました。

  • 満足度★★★★★

    ミステリタッチの最高のダークファンタジー。最初から最後まで隙はありません。もう惹きつけられちゃって2時間15分があっという間でした。面白かったなぁ。気が早すぎますが^^;,自分の今年度のアワードに入る可能性大です。人が死ぬ芝居が嫌いな人もいるとは思いますが,おススメしたい作品です。

    ネタバレBOX

    林遊眠が素晴らしい。でも,キャストからストーリーを推測しちゃいますね。

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