満足度★★★★★
楽しかった
今回初めてこの企画を観劇。
とても、Mrs.fictionsの今村さんの趣旨が素敵。
劇団名は聞いたことがあっても
全ての劇団を観にいく事はなかなか、難しい。
6団体も、一気に観る事が出来るなんて、本当にありがたい企画。
今回は
第27班
20歳の国
The end of company ジエン社
シンクロ少女
MU
Mrs.fictions
私、参加の劇団の公演は
ほとんど今まで観たことが無い新参者状態です。
Mrs.fictions 『ミセスフィクションズの祭りの準備』
ぞわっと、色んな意味でぞわっとした。
まだ、ほとんど公演を観たとは言えない回数のMrs.fictions。
でも、この話が少し毛色が違うモノなのかな?と感じた。
岡野さんの優しさオーラが消されていて
舞台上で感じられなかった。
なにか、シャットアウトしてる人の役なのだからかもしれないが
眼の中に見えているはずの「優しさ」オーラが見えなかった。
「辛い」「悲しい」「寂しい」ってオーラが強く出ていた気がする。
芝居だから、演技だからきっと、その登場人物の心象がそうだったのだろうと。
そうして、今村さんの台詞が、逆に物凄く「温かさ」を携えて、
岡野さんへ向けられていた。
最後は、「あ!」とも、「どき!」とも思った。
少し、解釈が違うかもしれないが
届かない恋心も、胸に痛かった。
触れたいけど、触れられない。
でも、傍にいることが出来ればそれだけでいいって、気持ち。
20歳の国『消えないで、ミラーボール』
一瞬、どっち?と思わせる背中越しの4人の男子。
通夜で参列?
結婚式?
どうやら、結婚式だったようで、何故か勝手にホッとする。
(通夜だと、居たたまれなくなる=悲しい気持ちになり過ぎる)
みんな、彼女(マネージャー)の事が好きだったのか。
そうか、そうか、青春だな。
どうも、母親的視点で観てしまう。
あんな甘酸っぱい青春時代で無かったから、どこかで
俯瞰で観てしまってるのかもしれない。
ひとまず、globeの唄が暫し、頭から離れなかった。
MU『HNG』
「エロの瞬発力、半端ない!!」
面白かった。
ある意味、ホンとしてすぱっと、他者の心の拠り所にまったくそぐわない
芝居だからあり得る面白さって感じで好きでした。
エロに対しての取り締まるっていうポイントが
何となく他人の事にとやかく言ってる今の時代に
かぶってるような気もした。
出演者皆さん上手いのですが、個人的に
加藤隆浩 さん。お声も素敵だけど、良かった。あの表情。
なんか、びしって芝居は締まる感じというか、芯が通る空気感の俳優さんだった。
第27班『夏の灯り』
20歳の国の青春とは、また少し違った
甘酸っぱい感じ。
でも、迂闊にもラストにほろっと来てしまった。
三つ子の役をしていた俳優さんが、丁度いいクッションになる役割で
良かった。
The end of company ジエン社『私たちの考えた墓に入る日の前日のこと』
一番、考えた劇団。
というか、色んな伏線というか、本意が上手く
汲み取りにくかった。
考えるというよりも、感じ、それを少し時間をかけて
自分のフィルターでこして
残った感情がこの劇団さんと合うか、合わないかで
分れるな~と思った。
私は機会があれば、本公演を観たいかな。
シンクロ少女『性的人間 あるいは(鞭がもたらす予期せぬ奇跡)』
最初「?」だったのが、ぐいぐい、来ました!
引き込み方が、物凄くパワーがあって、好きなタイプです。
でも、この引き込み方は
ある程度俳優の力がないと、シラケた感じになるのでシンクロ少女さんは
上手い俳優さんが多いのかな?と思った。
下敷きになる映画は観てないのだが
それなしでも、笑った。
今回観劇して
何だか、久々、嬉しい気分。
色んな雑念を持たず、ただ、観る芝居が、面白かった日は宝。
気持ちの宝物が増える感じ。
来月も同じ王子小劇場でVol・13が開催。
そちらも楽しみ。
満足度★★★★★
遅くなってすみません
感想、ブログに書きました。
http://ameblo.jp/kangeki-jyoshikai/entry-12049348901.html
満足度★★★★★
隙がない6団体、笑いが強い回
隙がある「すき家」の話はありましたが・・・
初観劇のジエン社さん27班さんも含め、どれも個性的で楽しかった。
前半の締めがMU,後半はシンクロさんと好きな劇団が
期待以上の笑えて、劇団さんらしい作品を見せてくれました。
性癖話は下品じゃなければ男女で笑いが起きますね
最初のfictionnsさんの静かな入りに二十歳の国、の青春話は
27班の上手い恋愛話(切ない)とバランス良い感じで
15分になった理由も知る事が出来ていい回でした。
終わりの回でのMUも再度笑わせてくれましたよ
満足度★★★★★
六者六様
好みもそうでないものも15分なので、観やすいです。
5団体が初見でしたが、どれも楽しかったです。
3団体上演で10分休憩。
合計で2時間くらい。
(後日ネタバレ追記予定)
満足度★★★★★
贅沢な公演
とても面白かった!
ジエン社のみ初見の劇団だったが、6団体共に色が出て面白かった。
特に第27班とMUが好みだった。
この企画は色んな劇団を知れるショーケースになっているので
演劇を初めて見る方とかに特におすすめだと思う。
個人的には、好きな劇団ばっかりだったので、一日で観れるなんて
とても贅沢な公演だった。
各団体の次回作が早く観たくなって運営の思うツボだな(笑)
やっぱり岡野さん、横手さんが好き。
来月のVol.13も楽しみ!!
満足度★★★★★
待ってました、15 Minutes Made!
最大のお目当てがMrs.fictionsであることは言わずもがなですし、ダークな一面が拝見できて大満足です。
食わず嫌いしていたMUが、どんな感じであるか分かって収穫でした、面白かったです。エビス駅前バーの一人芝居で拝見したきりのジエン社は、同時多発会話が面白い体感でとっても楽しかったです。来月のVol.13も楽しみです。
満足度★★★★★
濃密で贅沢な約2時間
15分なんて、ぼんやりしてたらあっという間に過ぎてしまうだろう。そんな短い時間の中で上演された6つの作品は、いずれも、それぞれの世界、それぞれの物語をきっちり立ち上げて見せてくれた。そういう濃密で贅沢な約2時間。
トップを飾った『ミセスフイクションズの祭りの準備』は、これまで拝見してきたMrs.fictionsとは違う手触りもありつつ、でもいかにも彼ららしい、と思える作品だった。
満足度★★★★
有意義な企画
複数の団体の個性、作風を垣間見ることが出来てよかったです。
団体から次の団体への転換にもう一工夫あると、もっと良かったです。あと、実際には全ての団体が15分以上だったような気がします。
満足度★★★★
好企画!
この企画3年ぶりとか。
そんなに期間が空いていた印象はなかった。
いろんな劇団や団体が短編を上演する企画は結構あるからかもしれない。
しかし、この企画はそういった中にあっても、レベルの高い好企画であると思う。
満足度★★★★
①Mrs…☆4 ②20歳…☆3.5 ③MU…☆4 ④第27班…☆5 ⑤ジエン…☆4.3 ⑥シンクロ…☆4.3
(各団体についての個人的評価)
①Mrs…☆4
役者2人の演技と、場(シーン)の雰囲気が良かった。
②20歳…☆3.5
前半のああいうシチュエーションにはちょっとあこがれますね。
③MU…☆4
ああ、まさかこんなドラマ性が…!と思いました。
④第27班…☆5
あと2回は観たい。作品全体も良かったし、鈴木さんとゆうなさんの演技がとても良かった。
⑤ジエン…☆4.3
最後列の席に座っていたけれど、出演者が全員、視界の中にすっぽりと収まってくれて、
この席で観やすかったと思いました。
ストーリーなど全部は理解出来なかったけれど、空間の使い方や、歌の使い方が良かったと思います。
⑥シンクロ…☆4.3
台詞そのものの言葉の使い方や、音楽の使い方など、演出面がおもしろくて良かった。
(その他)
全団体に共通する部分の舞台美術…☆5
とても良かった。どの団体の作品にもちゃんと合ってたと思う。それでいて、今回の15mmの舞台美術としてちゃんと個性を出せてたと思います。
満足度★★★★
良い出会い
フェスを体験!
良い劇団、役者さんに出会えて楽しみがアップ。
あと、15分という時間が演劇で一番良い部分を楽しめる感じで是非演劇を観ない人に行ってほしい。
満足度★★★★
楽しめた
それぞれに楽しめた。僅差ながら単純に好みで…第27班、Mrs.fictions、ジエン社、20歳の国、シンクロ少女、MUの順かな。真逆の人、凄く沢山居るだろうな(ーー;)
満足度★★★★
みてきた
初見の第27班がよかったですね、筋はよくわからなかったけど。
フィクションズは、冒頭のため眠くすこし意識がなかったのでコメントできません。
評判のよいMUは僕にはコントっぽく思えました。
シンクロはハンドパワーみたいなのが、ちょっとバードマンぽかったです、坊薗さんは声がいいですね、今回はじめて気づきました。
20歳は、”受け止めました”のポーズがラグビーのフェアキャッチの姿勢だったんですけど、サッカー部の設定とは驚きました。
満足度★★★★
好きな企画
こういう企画、やっぱり自分は好きなんだなと思います。
実は20歳の国以外は初見と言う、名前は知っていたけれど観たかったところばかりだったのでそれも良かったです。
15分短編で6団体が次々と。
こういう形は打率が悪いときついのですが、とても楽しめました。
アフタートークで20分より15分は更に難しい、という話が出ていましたがどこも本当にきちんとした作品でした!
唯一知っている20歳の国はらしい作品にもなってたと思うけれど、他のところはどうだったんだろう?
満足度★★★★
鑑賞日2015/07/08 (水)
『ミセスフィクションズの祭りの準備』(Mrs.fictions)。
実は、団体名のfictions(フィクション)をfriction(摩擦、不和、衝突)と勘違いしてました。ですが、話の内容的には、まんざら的外れでもなかったようです。
『消えないで、ミラーボール』(20歳の国)。
直球ど真ん中の「青春グラフティ」。オッサンのオイラ、ちょい照れ臭い気分で拝見させてもらいました。女子マネ役の湯口光穂さん、親しみ深い雰囲気に好感が持てました。
『HNG』(MU)
下ネタ満載のおはなしでしたが…笑えました。役者さん達の確かな演技と、構成のしっかりしたホンのおかげで、ソフィスティケーテッド(洗練)されたワンシチュエーション・コメディ見ているような…「錯覚」に陥りました(苦笑)
『夏の灯り』(第27班)
サヤカのシーン、カズマのシーン…舞台上では、この2人のシーンが交互に展開され、それぞれに笑いを誘うのですが、ラストで一転…世俗の垢にまみれたオイラでさえ、胸にグッと来ました。今宵(8日)の観客席で、拍手がイチバン熱かったように思われました。
『私たちの考えた墓に入る日の前日のこと』(The end of companyジエン社)
死者が生者へ・生者が死者へ、一方的に・双方向にセリフを交わす・セリフが重なる、あるいは沈黙の時が流れて…ストーリーらしきモノがあるというよりも、汗ばむ夏の日の午後、畳み部屋で寝っ転がったまま、つげ義春なんかの頁をめくっている気分にさせられた15分間。個人的には6本中、最も印象に残った作品でした。
『性的人間 あるいは(鞭がもたらす予期せぬ奇跡)』(シンクロ少女)
田山花袋・大さじ1杯、江戸川乱歩・大さじ1.5杯、吉本新喜劇200ccを混ぜて、フードプロセッサーにかけたような作品。
ミツコ役の徳橋みのりさん、シアター風姿花伝で拝見して以来となりますが、美人さんだなあ♪と思いながら観てました。
以上、好みはヒトそれぞれかと思いますが、6作品とも、なかなかの高水準。
小劇場演劇の良質なエッセンス、味わってしまったお陰で、今後、観劇する舞台に求める「合格ライン」、一気に上がってしまったようです。全く困ったもんデス(苦笑)