劇場版 サヨナラワーク 公演情報 劇場版 サヨナラワーク」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    こんな話だったのね
    なんかアイドル演劇なのかなーと思って見始めましたけど、ちょっとサイコな脳内葛藤劇だったのですね。割としっかりした骨格があって、結構楽しめました。

  • 満足度★★★

    女心は難しい!
    観客のほとんどが男でしたが、どれだけの人が分かり合えるのか?
    女が得体のしれないものと再確認1
    女性向の芝居でした・・・。

  • 満足度★★★

    登場人物はお一人様ですか
    本公演は、2015年4月に池袋スタジオネリムにて上演された劇団エリザベスの「サヨナラワーク」をシアターグリーンで再演したもの。

    女性だけのシェアハウスで起こる不思議な出来事。公演説明からサスペンスのような雰囲気も感じられたが...

    ネタバレBOX

    実際は、少女が成長していく過程と自分自身の在りようについて、他者等との関わりを通して描く心理劇のようである。

    さて、舞台セットはシンプルで、まず上手に横長ソファー、下手はキッチン・ダイニング、そして中央に中二階程度の階段があり、その昇った先に玄関ドアがある。全体的に淡色でふわふわした感じである。そぅ、何か不安定であり、ストーリーを暗示するようである。

    主人公(成美)はストーカー行為による恐怖から男性不信になり、友人(真弓)の勧めでその友人が管理しているシェアハウスに入居する。そこには猫耳カチューシャ(?)の物怖じしない女性、カワイイ系洋服の内気な少女、着崩した着物姿の上から目線の女性、そして管理人の友人が住んでいる。
    数日後、シェアハウスの向かいのコンビニにイケメンがおり、皆が好意を持ち、いつの間にか一人ずつ消える。同じ時期に殺人事件のニュースが...。

    脚本(話)に捻りを入れ過ぎた、もしくは演出(説明)不足か、はたまた自分の理解不足か。いずれにしてもスッキリしない結末であった。
    主人公の心内彷徨という一人称で、登場した人物・動物(猫)は過去を投影した自身か。または、主人公と友人が合わせ鏡になっており、相互投影したものか。そして殺人犯に似ているイケメンの事件関係は...。その脚本と演出については、明快に納得できたのだろうか、演劇をあまり観ない客にもスッキリ説明できていたのだろうか。

    少女から女性へ持て余しながら成長していく過程、そして過去自分と向き合ったという設定のようである。登場人物は、飼っていた猫、少女時代の自分、醒めた目の俯瞰している自分が登場しているが、それならば友人は? 二人称にしてもう一人の自分はどう表現(映)したのか。スッキリしないのは観客である自分だけであろうか?

    さて、タイトル「サヨナラワーク」の”さよなら”は、劇中の「自分」「仕事」「勉強」または「作品」か、それとも...ぜひ、もう一回観てスッキリさせねば。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    次は大人の恋を
    “女の子はマシュマロで出来ている”と思い込めると信じるほど、初心な男と、恋に恋する乙女を演じていられる女の子たち向けの心理劇。

    ネタバレBOX

    シェアハウス、サヨナラワークにやってきたのは、バイト先の妻子ある店長によるストーカー被害に悩んだなるみ。大学時代の親友、まゆみが暮らすサヨナラワークをシェアすることになった。同居人は、コメディアン志望のともみ、ジェニファー・ロペスに憧れるさわこ、二次元のイケ面に萌えるもえこ、女の子専用のシェアハウスである。
    ところが、近所のコンビニに入っている学生バイトが理想的イケ面とあって、彼女達全員が、彼に恋をしてしまう。而も、この店員、ニュースで報じられた殺人犯そっくり。1人の男を恋する複数の乙女たちには、不思議なことが起こり始める。彼を見て以来、一人、また一人と忽然と姿を消してしまうのだ。この謎解きは観てのお楽しみ。
  • 満足度★★★★

    良質
    いろいろな捉え方のできる物語だったなぁ。説明文からはこういうストーリーとは思わなかった。振り返ってみても,派手さはなく静的ですが,なかなか味のある良質な舞台だったと思います。あと,開演時間にきちんと始まり,1時間20分の上演時間(この物語だったら,あと一つ何か解明材料を盛り込んで,1時間40分程度でも良かったと思う。)が守られている。この劇団の姿勢が好印象です。

  • 満足度★★★★★

    開演時間が守られていて何か嬉しかった(^^)
    上演時間こそ1時間20分強と少なめにも感じたが、
    中身は結構ワクワクと楽しめた作品でありました。

    惜しむらくは桜の開花の時期に見たかったかなぁ(^^;)と思えたデス

    ネタバレBOX

    さて公演期間も終了しましたし・・・ズバッとネタバレいきましょう!

    「サヨナラワーク」=出会いがあれば別れがある=その別れをよいものにする為の準備をするという意味を込めたネーミングだそうです

    今年流行の脳内話です=「脳内ポイズンベリー」とか「インサイド・ヘッド」みたいですじゃ。 シェアハウスの中で出会ったのは全て自分の人格でありました。 主人格は主人公の慕っていたマユミであり、好きになった男性が好んだ人格が主人公・・・なので主人格が自らを消去し主人公に身体を明け渡すという話は設定が凄かった=気に入ったデス 惚れた弱みといいましょうか・・・

    時々の停電=本人のブラックアウトだったり、自由に出られない中央のドアが身体の主導権というつくりでありましたね。

    普通は多重人格オチは破綻するとか統合されるとか良いとこ残しというのが王道で、どれかなぁとか想像してたら。惚れた男の好みを残して主人格が身を引くってのは斬新でした! (交代人格を完全消滅にしないという優しさも何か良かったです♪)
  • 満足度★★★★★

    よりスケールアップしました!
    今回は舞台セットや音響、照明も充実していて、より磨きのかかった演技を際立たせていたと感じました。4月とは全然別物という感覚で楽しめました。女優もそれぞれタイプが違う美女揃いで(ここが重要!!)そちらでも楽しめました。いつのまにかサヨナラワークの住人になってしまったような錯覚に陥り、気がつけば一緒に涙していました。明日の千秋楽もまた違った見方ができそうな気がする、そんなワクワクする舞台だと思いました!

    ネタバレBOX

    4月では環(今回の嘉子)の立ち位置がわからずじまいでしたが、今回やっとわかった気がします。全ては一人の女の子の中で起こっている成長に伴う心の悲しみや葛藤、子供から女性への変化、そして恋愛。それらは成長してから振り返ることでどこか懐かしい思い出に変わる。子供の頃、桜を見たときの屈託のない感動をいつのまにか忘れてサイボーグのようになってしまった自分に対する憎悪。そういった成長と共にに変わる心の中を整理をしているのが嘉子だったのかな?と思いました。そうすることでそれぞれの役柄が急に理解できるようになりました。違っているかも知れないので明日はその検証をしたいと思います。今日でラストの満理子さんお疲れ様でした!仕草がとっても萌え萌えでたまりませんでした(^^)
  • 満足度★★★★

    嫌われるより、好かれたい・・・
    大抵の人は、「嫌われるより、好かれたい」と思っているだろうし、
    好かれるために、時には自分自身を繕ってしまうという人も多いはず。

    それとは逆に、相手にどう思われるかを、“知ってか、知らずか”は、わからないが、自分を貫き、結果、嫌われてしまうという人。(否定しているわけではない)

    そんな人には、この物語は心に“響かない”かもしれないが、
    大抵の人である私の心は、この物語に“共鳴”したのである。

    ネタバレBOX

    早い段階での“ネタ明かし”で、「えっ?」と思ったのだが、
    その後の展開の作り方がとてもよく、エンディングまで惹きこまれた舞台だった。

    時折、入れ込む“笑い”のシーンは賛否両論あると思うが、
    一考されたほうがよいでしょう。
  • 満足度★★★★

    初日に観劇。
    「静」か「動」かと言われれば「静」の舞台。

    作品の中で語られる「サヨナラワーク」のネーミングの由来がいい。

    セットは良いが、なんだか小道具少なくて生活感を感じない空間だな…と思ってたら、後半に進むにつれ、なるほど納得。

    役者さん達も、皆、平均以上の演技力だと思いました。

  • 満足度★★★★

    伊達に「劇場版」を謳っていない
    スタジオ版に音と明かりを付けオリジナルの配置をベースにした装置を組んで劇場の空間を活かしたグレードアップ版、両方観ると2倍以上楽しめる、的な。
    伊達に「劇場版」を謳っていないよね。
    しかしスタジオ版を観た時に「将来的には」と思っていた劇場版が、こんなに早く実現するとは驚愕!

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