同居人〜それでも朝はやってくる〜 公演情報 同居人〜それでも朝はやってくる〜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    まさに・・・
    大衆人情劇でした~たのしかったです!

  • 満足度★★★★

    思った以上に登場人物多かった!
    なのに書き分け上手に理解できました。
    ただちょっとシェアハウスの構造とか間取りとか部屋数とか
    浴室やWCの説明や掃除などのリアリティを提示して欲しかったかな。

    話的には人生ってホントいろんなことがあるよなぁって、
    思える群像劇=2時間強の作品でした。

    ネタバレBOX

    口うるさい年配の同居人に若者たちが悪戯などを仕掛けるのですが、
    「常識の欠けた行動は諌めるべき」と熱弁振るうオジサマはカッコよかった。

    その熱量か台詞に感じ入ったのか、観客席後列で時々私語をしていたオバサン3人組が静かになったのには感動できました(^^) (上演中の私語は非常識と理解できたのかしら?)
  • 満足度★★★★★

    典型的な…
    大衆演劇。しかし、単なる泣き笑いだけではなく、生きていく上での示唆が散りばめられており、見応えがあった。
    物語は、他人同士がひとつ屋根の下で暮らす場所…シェアハウス。そのシェアハウスの、共用スペースを舞台に、 ハウスに集う老若男女の住人と、そこに現れる人々が織りなす一昼夜を描く。 世代間の行き違いや、恋愛、親子の絆など、次々と問題が…。
    自分が幼い頃は、アパートも薄い壁を隔てた先はお隣さんだった。銭湯に行って悪さをしたら、見知らぬおじさんに怒られたものだ。今は、当時に比べれば物質的には豊か。しかし精神的にはどうだろう。
    本公演は、人間が持っている優しい気持をいろいろな問題(世代間を越え)を示しながら再認識させてくれたと思う。
    今後の公演にも期待しております。

  • 満足度★★★★★

    親の思いの深さ!
    通常このような話はハッピーエンドというのが相場だ。しかしながら、今回の話はそう単純にはいかない。脚本の奥深さを感じる。
    私の好きな舞台美術は申し分なく、大劇場のセットと言っても言い過ぎでないぐらい素晴らしい。俳優陣の個々のキャラも個性的で無駄がない(唯一必要ないと思われた人もギャグになっていた)

    ネタバレBOX

    例のごとく理由ありの人間たちが集まったシェアハウス。
    その中で長く年配でもある佐久間は、口うるさい為他の同居人に疎ましく思われている。同居人たちは、佐久間をからかうつもりででっちあげの1通の手紙を気づきやすい所に置く。その内容は20歳の娘が現れるがそれは佐久間の娘だということであった。そこに新しく入居してきた女子大生。佐久間は本当に自分の娘だと思いこむが、それが同居人たちの嘘だとしり傷つく。それを知った吃音癖のある管理人が、この問題についてみんなで話し合う場をもつが、同居人たちは形だけの謝罪で全く反省の色がない。皆が去ったあと、このいたずらに無関係な工藤という同居人、佐久間、管理人、女子大生が居残る。
    女子大生はこの3人に身の上話をする。するとこれがまぎれもなく佐久間の娘であった。まさに万にひとつの偶然いや奇跡!名乗ることを勧める工藤であったが、佐久間にはそれができない。
    そこに1本の電話が工藤にかかる。彼にも離婚した妻と息子がいた。その息子が危篤状態だという。すぐに会いに行くように勧めるが、黙って家出し、捨てたも同然の息子に会わせる顔がないと頑なに拒む.そして再び電話が・・・。息子の死を伝えるものだった。佐久間をいつも勇気づけていた工藤は自分の罪の深さに耐えきれず自室で自殺する。佐久間も女子大生とシェアハウスで同居人同志として暮らすも名乗り出ることは出来ず今も暮らしている。

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