紅蓮、還る 公演情報 紅蓮、還る」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    良かった
    内容も良かったし、剣さばきもかっこよかった!

  • 満足度★★★★

    話は捻りは無いが
    話の展開はそれ程捻りがあるわけではないが、キャラの存在感が凄くあり、ラストまで面白かった。殺陣は、舞台上に人が多いときは若干テンポが悪かったり、日本刀、片手で軽々扱いすぎじゃねとかはありましたが、なかなか迫力もありよかった。
    特に紅蓮と柳生は、バトルもよかったし、それぞれ単独でも非常によかった。

  • 満足度★★★★

    期待が大きかった
    ボクラ団義の前回公演の「OVER SMILE」が凄く良かったので観に行ってきました。
    ストーリーは凄くシンプルだったのでちょっと物足りない感じがしましたが、100%ボクラ団義の舞台ではなくコラボだからしょうがないのかなと思いました。
    他の方がおっしゃってる意見良くわかります。思う事はすべて書いてあったのですが、会場の運営が凄く良かったのと衣装や音楽も良かったと思います。
    あと、ボクラ団義の役者さんたちはもちろん良かったのですが、個人的には紅蓮役のちーちゃんの声、好きです。

  • 満足度★★★

    オール客演状態
    これは善くも悪くも、明らかにボクラ団義の作品ではありませんね。
    「ハイスクールミレニアム」のように、制作まで含めて総力戦という感じはしましたけども。

    原作の梶研吾氏が「今の若い方にはピンと来ないかもしれません」とパンフに書いているのがすべて。今年不惑を迎え若者とはいえない僕もプログラムピクチャーというものがよくわかりません。井口昇とか河崎実みたいな感じだろうか。

    かつて「花のあすか組」というマンガがありまして、一度80年代に実写化されたんです。まだスクールウォーズ世代の残り香が感じられた時代ね。それを00年代も後半に入ってリメイクしたんですが、これが…。だって出演してる人たちのほとんどはそんな時代を経験してないんですよ。僕たちが想像で学生運動の映画を撮るようなもんですよ。
    これはもう企画の時点で無理があって、どうやったってリアルとリアリティのどちらにもならない。誰かの力量うんぬんとは別次元の話。

    さて。
    やってる人たちはすごく真剣に丁寧に作り上げてる感じは伝わってきました。
    見知ってる人がたくさん出てるのに、いつもとまったく違う世界の作品というのも、手塚治虫のスターシステムみたいなもんで僕は楽しめました。

    ところで会場の仕切りが手際よくて気分よく観られるのはいつものボクラ団義。これは制作チームの特筆すべき仕事。

    ネタバレBOX

    ひとつ前のクチコミに言いたいことがほとんど書かれてしまっているので、えーと、
    …ちーちゃんがムチムチですな。。。若い娘さんはあれくらいでいいでしょう。
  • 満足度★★★

    シアターKASSAIにあった規模のお話(舞台)だとは思う
    「梶研吾×企画演劇集団ボクラ団義」の名の通り、いつものボクラ団義公演とはまったく違う風合いの舞台でした。シンプルめなハードボイルド(というかアウトロー?)のお話に剣劇を絡めた構成という、自分は好きなタイプのお話なんですけどね。「いつものボクラ団義とは違う舞台が観れた!」という良い方にとれるかどうか、ですかね。

    ネタバレBOX

    オーバースマイルの公演近くになって、
    急遽「”紅蓮、還る”という舞台をやります!」という情報が出てきて、
    「急な上そんなに短期連続でボクラ団義のあの深みのある舞台が
    出来るものなのかな?」と疑問に思ってたんですが、
    今回はボクラ団義主催ではなくあくまでも梶研吾さんのお話に対する
    客演的な立ち位置だったんですね、ボクラ団義メンバーは。


    前説をいつもの久保田唱さんでなく演者さんが担当していた時点では、
    「これからはそういう挑戦をどんどん演者さんにさせていくのかな?」
    と思ったのですが、そういう訳ではなかったようです。


    ヤクザ(?)の地上げに屈しようとしている街で
    たった1軒のBARとその客達だけが抗っている、という状況、
    そこに剣の師と弟子の因縁が絡んでいく、
    というかなりシンプル目なお話でした。


    以前ボクラ団義さんが「遠慮がちな殺人鬼」をやられる時、
    「シアターKASSAIという劇場で、いつものボクラ団義とは違った舞台を!」
    という前口上(?)があった際、「こういう舞台をやるんだろうなあ」
    と思ってたんですよね。


    いつものボクラ団義さんの
    ・ とてつもなく深い物語に、叙述トリックなど伏線をはりまくり、
      それをとても分かりやすく観客に理解、回収させていく
      頭脳ゲームのような面白さ

    ・ ダンス、殺陣、演技、垂れ幕演出など、
      お話の起伏に合わせたテンポの良いシーンの切り替わり

    ・ 舞台の箇所箇所や照明の当たり方などを利用して
      いくつもの物語を同時進行させる上手い観せ方

    とはまた違った、出来る事が限られる、そういった小劇場での
    シンプルな物語(会話劇その他)を演じてみせるのかな?と


    そういう意味では、自分が1度観てみたかったものを観れた、
    ともとれるのですが、ちょっと色々と残念な所が見受けられました。

    ・ 物語の進み方、演出などのテンポが悪い(特に前半)
      1例として、あの場面で歌を1曲フルで歌わせる必要があったのでしょうか?
      物語のあのタイミングで(失礼ながらそれほど上手いといえない)
      歌を1曲フルで歌われている間に物語の方への
      集中が途切れてしまいました。

      前半途中、垂れ幕が降りて映像が出た辺りで
      「ここからいつものボクラ団義風味になるのかな?」
      と思ったのですが、そうでもなかったですね。
      (後半、剣の師匠と新弟子(?)が出たあたりからは
      お話のテンポもよくなってきたとは思うのですが。)

    ・ 演技、立ち回り、殺陣(特に殺陣)の練度の差が大きすぎる
      物語がシンプルな分だけお話よりも
      演者の演技、立ち回り、殺陣に目がいきましたが、
      演技自体、殺陣自体練習不足では?
      と思える人などちらほら(プロとアマぐらいに差が目立ちすぎました)

      特に緊迫するべき殺陣の場面で、
      「この練度では興ざめしてしまう」
      と思わせる場面が多々ありました。

      失礼な話ボクラ団義殺陣担当の皆様の組み合わせが
      出てきた時に「やっと真打ち登場か」と思ってしまいました。

      下手な人に上手い人が合わせろ、というのも妙な話ですが、
      何度も入る殺陣のシーンの中で
      ・ この場面はまったく迫力がない
      ・ この場面は「いい殺陣している!」
        (照明が刀身に照り返す部分までかっこいいと思える)
      というように良い場面と悪い場面が存在してしまい、
      バランスが悪かったように思えます。


    そういう意味で自分からすると折角のボクラ団義メンバーの
    「いつもと違った形の舞台が観れる」という喜びより
    舞台としてイマイチな感じが先に立ってしまったような気がします。

    ただ、暗転させてヤクザ(?)の事務所とBARのシーンを切り替える、
    大道具の切り替えの早さと観せ方は良かったと思います。


    PS.悲しかったのは、いつものボクラ団義舞台ならそこまでのお話に
      まず引きこまれているから突然突っ込まれる笑いネタに
      もちろん自然と笑ってしまうのですが、
      話に引き込まれていない状態で笑いネタが出ても素で観てしまって
      笑えない、という事でした。


    今年最後の年末本公演に超期待したいです。

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