公演情報
「ほとびる屋上」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★
ほとびる=水分を含んでふやけること。主宰の竹田モモコさんの出身地である高知県土佐清水市の方言・幡多(はた)弁が彼女の武器。ユニット名は「ばぶれる」=暴れる、「りぐる」=こだわる。
とにかくセットが素晴らしい。隣接する二つのビルの屋上だけで成立させる話。ここまで精巧に作り込まなくてもいいのにと思う程の出来。上手のビルはやまか製麺、社長の石住昭彦氏。下手のビルはハナオカ食品、社長のや乃えいじ氏。や乃えいじ氏の会社は毎朝ラジオ体操を行なう社風。対する石住昭彦氏は「寝かせたうどんにクラシックを聴かせるのに邪魔だ!」と怒鳴りつける。毎日毎日この調子で喧嘩が始まる。憎しみ合う社長に合わせ、社員も隣会社の社員とは口を聞いてはいけない規則。
東千紗都さんは華がある。
竹田モモコさんは篠原ともえに似ている。
MVPは高橋映美子さんかな。全く掴み所がないキャラ。一体何を仕出かすのかさっぱり判らない。
海苔をまぶしたかりんとうとはどんなもの?
実演鑑賞
会場に入ると、やや古めかしいコンクリ製ビルの屋上がふたつ並んで建っている。立派な舞台美術だなぁと感心していたら(いわゆる「ビルの屋上」を表現するだけなら、もっと簡素な美術でも成立するので)、冒頭から「ああ、これがやりたかったのですね」と一発で伝わるシーンがあり、なるほどと膝を打ちました。ふたつのビルは、どちらも食品会社の社屋で、ひょいと飛び越えられるほど隣接しており、どうやら長い付き合いや因縁があるようだ。両社の社長は互いに啀み合っており、社員にも「隣の会社の人間と口を聞くな」と厳命されている模様。こうして両社の会社の社員たちは、隣同士ながら、歪なコミュニケーションを交わしつつ、物語は進行していく……。