実演鑑賞
満足度★★★★★
出口典雄の一番弟子、高山健太。そのシェイクスピア演出の素晴らしさと、とくに演技では高村絵里のエドリエーナが秀逸。夫を愛する気持ちを奥で持ちながらも…それをそのまま自分の中で素直にうまく消化、納得、満足できていない微妙な人間の心のひだが表現されていた。これは完全なる基礎訓練の上に花開く心の花で、舞台にほんとうの花が咲いていた。これはおそらく高山健太も理想とするところなのだと感じる。派手な舞台も楽しいけれど、心そのものを感じられるこうした名演出、名演戯こそまた観たいとおもう貴重な芸術だ。
この公演に関するtwitter
初日1週間前から「団体名」と「公演タイトル」を含むツイートを自動表示します。
(ツイート取得対象にするテキストは公演情報編集ページで設定できます。)
【シェイクスピアシアターNew Place公演】 『間違いの喜劇』 『夏の夜の夢』 無事終幕しました。 ご来場のお客様。 支えてくれた関係者の方々。 今回の公演に集まってくれた出演者。 皆さんおひとりおひとりの力のおかげで新し… https://t.co/fZ0yfEk1fL
1年以上前