大宮エリー(おおみや・えりー)
1975年大阪生まれ。映画監督・脚本家・作家。
広告代理店勤務を経て、CMプランナー、放送作家、映像作家として独立。代表作にNHK「サラリーマンNEO」「エル・ポポラッチがゆく!!」、映画「海でのはなし。」(主演:宮﨑あおい、西島秀俊/楽曲:スピッツ)などがある。2008年3月に初のエッセー集「生きるコント」を発売(文芸春秋刊)。
| 作家として初めての“作品” | ||
| インタビュアー |
初めて演劇の脚本・演出を手がけられますね。 |
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CMやプロモーション・ビデオ、テレビドラマ等は、仕事の依頼を受けてご要望に応える形で作ってきました。だから「何でも好きにしていいから、あなたの演劇をやってください」と言われたのは初めてなんです。この作品で、純粋な意味で作家としての一歩を踏み出せた気がしています。 |
大宮さん | |
| インタビュアー |
『GOD DOCTOR』は人間をしあわせにする5人の医師のファンタジック・コメディー。笑いもいっぱいですが、大切なメッセージも込められているように思いました。 |
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私は薬学部卒なのでメディカル系の話にしました。そして絶対にコメディーにしたくって。劇中で笑えるだけでなく、心の中のわだかまりやコンプレックスが、少しでも軽くなることをイメージして書いたんです。帰る時はお客さんが色んなものから救われて、笑顔になっていてほしい。 |
大宮さん | |
| 休憩中もお芝居やります | ||
| インタビュアー |
有名俳優が出演するのも見どころですが、他にもいろんな仕掛けが用意されていますね。 |
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人を楽しませたいっていう欲求が強いんです。どうやったらお客さんが楽しんでくれるかを第一に考えるから、まずはわかりやすいものにするつもりです。そして、初めて演劇を観る人に「演劇って面白いな」って思ってほしいし、演劇ファンの人にも「こういう演劇、アリだな」って思ってもらえるように。そこを目指してるんですよ。欲張りだから、みんなに楽しんでほしい。 |
大宮さん | |
| インタビュアー |
幕間に「休憩お芝居」があるようですが、これはとても珍しい企画だと思います。 |
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私は広告の仕事をしていたので、協賛してくださる企業さんを題材にした寸劇を作ることにしました。舞台としても公演としても新しいことをやりたいし、自分にできることは全部やろうと思っているので、演出だけをやって安穏としていたくない。
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大宮さん | |
| 誰でも初めての時は“新参者” | ||
| インタビュアー |
CMプランナー、放送作家、エッセイスト、映画監督…と、大宮さんのお仕事は多岐にわたっています。ジャンルを超えたご活躍には、何か秘訣があるのでしょうか? |
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今は映画監督という肩書きですが、映画だって初めは新参者でした。どこにいっても私は新参者なんですよ(笑)。初めての時は不安もあるし怖いんですけど、やりたいこと、伝えたいことがあって、絶対に実現するという気持ちでがんばればできるんじゃないかって思ってます。 |
大宮さん | |
| インタビュアー |
精力的な挑戦の裏には、元気な反骨精神があったんですね。 |
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門外漢は門外漢なりにいいもの、新しいものが作れれば、その行為自体をお客さんに面白い!って思ってもらえるんじゃないかな。そんな私を見て、お客さんにも勇気を持ってもらいたいですね。「私もお店を開いちゃおう!」「会社辞めちゃおう!」とか(笑)、新しい決断をするちょっとしたきっかけになれれば嬉しいです。 |
大宮さん | |
| 誠実、愛情、そして謙虚であること | ||
| インタビュアー |
ものづくりについて、心がけていらっしゃることはありますか? |
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誠実であること、愛があること、謙虚であること。わからないことを前提に、おごらないで、何をやりたいかをはっきりと平易な言葉で丁寧に伝えれば、できるんじゃないかって。自分にはそれが全てだと信じています。 |
大宮さん | |
| インタビュアー |
これからやりたいことは? |
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大型のミュージカルか、はたまた異色の2人芝居をやりたいですね。映画も撮るし、小説も書くと思います。CM大宮エリー、音楽大宮エリー、映画大宮エリー、小説大宮エリーと、これからも色々やっていきますので、5月は演劇大宮エリー『GOD DOCTOR』を観に来てください! |
大宮さん | |
| インタビュアー |
大宮さんがさまざまな分野でヒット作を生み出してきた理由がわかった気がします。劇場を“大宮エリー色”に染めてくださるのが楽しみです。 |
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天気が良い日のお昼間に公園でビールを飲むとか。
そう、昼間の酒ですね!
ごくたまに仕事中も…(笑)。
「世界初の人間をしあわせにする病院」
神をめざす、医師たちの物語。
迷える人々に贈る、現代の神話であり御伽噺が
コメディーとして、ここに生まれます。
作・演出:大宮エリー
出演:片桐仁/石田ひかり/松村雄基/遠山景織子/山下真司/板尾創路
会場:新国立劇場(小劇場)
★チケット
一般発売日:2月16日(土)10:00~
¥6,900(税込/全席指定)
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
会場:兵庫県立芸術文化センター(中ホール)
★チケット
一般発売日3月25日(火)10:00~
A席¥6,000 B席¥3,000(税込/全席指定)
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
ハウフルス TEL:03-5411-0855
(11:00~18:00 ※平日のみ)
兵庫県立芸術文化センターチケットオフィス TEL:0798-68-0255
(10:00~17:00 月曜休 ※祝日の場合は翌日)※兵庫公演のみ
取材・文:高野しのぶ







