これまでの演劇にある理不尽や内輪的な風潮、既視感のある作品に対抗し、新しい表現を生み出すことを目的として2023年に設立された、田村真央が主宰する演劇ユニット。2023年に田村が作・演出・出演を手がけた一人芝居『M.サロメ』にて旗揚げ。 挑戦的で力強い体験を目指し、オリジナル音源によるラップや、田村独特の幻覚・寓話のようなシーンの挿入により大胆でポップな舞台を創作。ルッキズムや性的搾取、思春期の違和感等、同世代性の高い問題に取り組む。ポップながらも鋭い批評性を持つダークな作品を上演している。 【上演歴】 ・2023年9月8日~10日 MAO WORKS 01 『M.サロメ』(作・演出:田村真央)(会場:ブルースクエア四谷)。全 3ステージ。動員数79名。 ・2024年10月25日~27日 MAO WORKS 02『海で顔を洗うと』(作・演出:田村真央)(会場:新宿眼科画廊スペース地下)。全 4ステージ。動員数119名。
MAO WORKSの今後の活動では田村真央オリジナル作品を年2本以上上演する。2025年は今回のMAO WORKS 03の企画に加え、同年9月に MAO WORKS 04を既に企画しており、高田馬場ラビネストでの新作上演が決まっている。オリジナリティを重んじ、既存の戯曲にとらわれないアヴァンギャルドな創作を目指す。将来的にはキャパ200以上の劇場で上演をしたい。5年後には1000人以上の動員を目指す。 2028年までに、MAO WORKSの作品を10作品上演するのが最大の目標。ジャンルに囚われず、作品ごとに多角的な表現をしていきたい。主宰の田村は地元である長野県松本市で数年活動していたため、松本での公演も実現したい。既存の常識を覆す破壊力を武器に、これからも自由に創作し、多くの人に作品を届ける。